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バックロードホーン製作 回顧録
   1970年当時 初めての挑戦
今から約30年前、初めてBHを作った。当時はカットサービスを行ってくれる東急ハンズやDIY店等は無く、大汗をかきながら鋸で切り、カンナで削っていた。バッフルの穴は回し挽き鋸で開けたが、かなり凸凹になった。
          内部はボンドやパテのテンコ盛。外部からは見れないのでよしとした。バッフル板を除き組み立て完成
      ユニットはCORALの8F−60 20cmのフルレンジ
本当はJBLのLE8Tが欲しかったが、学生の身では高価でとても手が出せなかった。白いコーン紙とアルミのセンターキャップがLE8Tに似ていた。
当時は何故かアンチ長岡派であった。JBLへの憧れもあったが、フォスターのユニットを使わず、あえてコーラルを選んだのもそのへんにある。
塗装は当時流行の黒 つや消し塗料など手に入らず、天花粉(いわゆるベビーパウダー)を塗料に混ぜて塗った。これが塗りムラなどが目立たず、結構いい具合に仕上がった。
完成後のBH 記念すべき第1号
音は・・・・?
最初の出だしの音 圧倒的な音圧・パワー感には舌を巻いた。バスレフの音とは一線を画す生々しい音だった。しかし感動も時間の経過とともに徐々に薄れていき、耳が肥えてきたというか欲が出てきた。低域のこもり、膨らみ過ぎとかぶりで中高音までくもって聴こえそれが耳につき出し、それからが苦難の始まり。ホーン開口部をいじったリ、詰め物を入れ替えたり、ツイーター(YAMAHA-JA0506)を追加したり、SPコードを変えたり試行錯誤の連続だった
エージングも進みあれこれ手を入れ半年後ぐらいにやっとまともな音になった。イヤ、耳がその音に慣れてきたのかも知れない。