CECのCDP TL5100Zの再設置を行う。今までアナログ出力のみで聴いていたが、TL5100Zには豊富なデジタルアウトがあるので(特にAES-EBU付き)、Perpetual Technology: P-3A&P-1Aに接続してみる。TL5100Zは既にマスタークロックチューン(「C2」+専用電源)済みで、アナログで聴いていても付帯音が消えCEC独特の緩い部分が引き締り、S/N、音場感、空気感が増しているが、Up
sampling&24bit/96kHzでどう変化するか確認してみたくなった。


Lclock-C2高精度マスタークロックユニット取り付けによるチューンとローゼンクランツのCEC専用CDスタビライザーSTB-51でCECを聴く
音はとても立体的で空気感、音場感が素晴らしい
スタビの違いもはっきり分かる
ノーマルでは独特のゆったり感(私的には3/4ゆらぎとでも言おうか)があり、これはこれでソースによっては素晴らしくはまる
ローゼングランツに替えると音の輪郭がピシっと決まる感じで、ピアノトリオを聴く時には手放せない


ラックの中にCECを入れ、DACをCECの上に置いてみた。見た目と使い勝手意悪そうなので、これは却下。次に両脇に置いてみた。基本的にCEC専用で使うつもりなので、当分これで行こうと思う
オプションの192kHz/DSDを追加する予定はないので、今回もケーブルはXLRを使う
専用強化電源MSP-3をどこに置くか目下検討中
電源ケーブルはSA/Labで自作長さもゆとりはあるのでうまい収まり場所を確保できればいいと思う
AIRYのホームページを見たら、ModWriteのLevel Uの改造案内が出ていた。ModWriteのHPでは$450だったが、送料や英語でのやり取りの煩わしさを考えると、AIRYに頼んだ方がかえって安上がりかもしれない。改造でどれだけの効果があるのか自分の耳で確かめたことが無いので、少し不安だったが、思い切って改造することした。アメリカでの改造となるので、本体が戻ってくるまで早くて1ヶ月、場合によっては2ヶ月かかるかもしれないとのこと。わが子を長旅に出すような気持ち 立派に成長して戻ってきて欲しい
P−3Aが無い間はZIAのNewFusion64をDACとして使う予定 このZIAはP-3Aとは違い音が「中域が厚い」 講釈はいろいろあるが、自分の耳で聴く限りJAZZを力強く再生し、音の密度が非常に濃い JAZZだけ聴く限りではこのZIAに全く不満はない
以下が改造の概要 -AIRYホームページより-
Level I 改造
Level II 改造
以下はModWrightのForumから抜粋
(AIRYさんからのメール 原文直訳)
”私はP-1AとMonolithicの電源を加える1年以上前からP-3A
を使ってきました。 P-1Aを加えた時にはすべての意味で音の
質が明確に改善されました。 MonolithicはP-3AとMonolithic
の電源をLevel2改造のためDanに送る1週間前に導入しました。
そして、、、改造がすんだ2つの装置はこの土曜に私の手元に
帰ってまいりました。
音質の改善は驚きという他ありません。 圧倒的に良くなった
低音のレスポンス、奥行/拡がりの両方の意味で改善された
音場、早くなった過渡応答、そして、生の音楽に一歩近づいた
感覚が感じられます。 結論として、私のお勧めは、まずこの
改造を先にやって、それからお金をためてP-1A、Monolithicの
電源に進むというものです。 これにより永遠に使いつづける
ことの出来るデジタルフロントエンドが得られることでしょう。”
P-3Aが改造の長旅に出ている間、P-1Aを活用すべくUp samplingの比較を試みた
@TL5100Z ベルトドライブ式ターンテーブル
AWadia850 TEAC制VRDSターンテーブル
BSONY SCD-1 光学固定式ピックアップメカ
それぞれのDigital OutからP-1Aに接続し、P-1AからZIA NEW FUSION64のDigital Inに入れる
P-1Aで96KHzにUp samplingされたDATAがNewFusion64のパレスアレー方式64bit真空管DACではどれだけ変わるか 各トランスポートの読み取り機構の違いを
どれだけ反映するのか興味のあるところだ.
因みにCFUSION64を単体で使用し,この音を基準音とした
J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 ピーター・ウィスベルウェイ(ピッコロ・チェロ) |
私の場合、聴き比べはたっぷりと時間をかけないと、結果が出てこない SATRIアンプでの聴き比べで痛感した しかしながらStudio K'sでの16bit vs 24bitの聴き比べではことごとく違いを聴き分けられたので、少し自分の耳に自信が付いていた
ただ今回の試聴は別にテストレポートを書くわけでもないので、あまり神経質にならず気軽に音の違いを楽しもうという趣旨で行ったので、やっていて楽しかった。
前述したようにNEW FUSION64もDAC単体として64bit/96KHzのアップコンバート機能がある。しかもパレスアレー方式でビットストリームD/Aの1,000倍以下マルチビットD/Aの10以下のジッターが低減というすざましい機能を持っている。P-1Aとの組み合わせではダブルでUp
samplingしているから余り意味のないことかもしれないが、どんな音になるか興味がある。
P-1Aと各CDPの組合わせの中で、一番気に入ったのはWadia850だった。WadiaのVRDS方式が優れているのか、とにかく他機種とは音の雰囲気が違っていた。ピッコロ・チェロの低域が実にふくよかで、弦の響きがゾクっとくるくらいなまめかしく聴こえた。カッチリとシャープというわけではなく情報量が多い音だ。Wadia単体ではこんな音楽的情緒豊かな音は聴けなかった。抽象的過ぎるが聴き比べてみると違いがはっきりと分かる。
CECはどちらかというと淡白で、少々薄っぺらい音、SONYは中庸でやや分析的な音という印象だ。これも聴き比べてみないと分からない。CECだけを初めから聴いているとそれなりに素晴らしい。しかしP-1Aで96KHzにアップサンプリングした音を更にFUSION64に戻して64bitで聴いてみると各トランスポートの違いがはっきりと聴き取れる。DDコンバーターは同一機種なので、各トラポの違いがここまで影響しているのかと改めて感心した。デジタルの音も奥が深い。と同時にWadiaのトラポとしての実力も再認識した。こうなるとVRDSの本家のTEACのトラポも是非聴いてみたくなった。
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アメリカへの改造の長旅に出ていたP-3Aが帰ってきた。AIRYさんのアナウンス通りほぼ1ヶ月、ModWrightとの英語でのメールのやり取り、アメリカへの輸送、料金の支払い等の煩わしさを考えると、AIRYに依頼してよかったと思う。これからセッティングして改造後のP-3Aの音をゆっくり確認してみる。もっとも改造前の音がどんな音だったか、記憶が薄らいでいるので比較試聴という訳にはいかないが....