ブリロン1.0の改造


オーディオ・フィジック ブリロン1.0
改造後の姿
プラスチックでできたツィーターの保護カバー
(ディフューザー)は取り外す
制振合金を半分に切り、スタンドのピンに当たる部分(もともとアルミが埋め込まれている部分)、合計3箇所にかませる 天板にはタオックのインシュレーターを置いてみる
効果の程は分からない 多分に気分的なところが大きい



ドイツのステイン(マエストロ)をコーンとセンターに塗布する 1日乾燥させ2度塗り
噂どおり最初の1週間は高音が減衰しもやがかかった様な音だったが、その後は高音も低音も良く伸び、刺激音の無いとても滑らかな音に変身した
低音も以前に比べて質感が向上した 特にベースの弦が震える音が非常にリアルに聴こえるようになった
大冒険だったが、このマエストロ処理は私にとっては大正解だった

              
内部配線を取り替えたのをきっかけにコンデンサーも全交換した
コンデンサーのKP1832は独レーダーシュタイン社のオーディオ用フィルムコンデンサ
 0.52×3+0.65μfで2.2μF、これで下を5.7(6dB/Oct)KHz程度でカットしている
箱の中には納まりきらないので、エポキシで固めて外に出した
ウーハーの内部配線はバスレフポートから直出しにして後付の中間ターミナルに接続した
内部配線は4N純銀絹巻単線(直径1.2mm)を低音用、潤フロン銀メッキ銅単線1.0mmを高音用に使い分ける
2本の単線を電気ドリルで巻いてツイスト構造に編み上げる

               
スタンドは何も対策をしないと激しく振動する 又不安定で倒れそうなので、まずビスの穴からジルコンサンドと1.2mm前後の不揃い鉄球で充填した
更に鉄柱の要所々にブチルゴムを巻き、共振を抑える
フローリング床に30mm厚の黒御影石を敷き、その上にスタンドをタオックのベースを咬まして設置
更に鉛、真鍮、タオック等の錘を載せ安定度を図る
これでちょっとやそっとでは倒れることがなくなり、また何といっても音が素晴らしく良くなった ここまでリジッドにスタンドを固めたため、低音の歯切れよさ、高音の伸び、音場間は従前に比べ見違えるほど良くなった

              
背面の姿 ブチルで巻いたエナコムを愛嬌で使用
1.0はもともとバイワイヤリングではないが、改造をきっかけに、SPユニットから直出したコードをそれぞれアンプに直接繋ぎ、いわゆるバイアンプで鳴らしている
因みにアンプはゴールドムンドの√SR MONO ×2(低音用)
とSTERO(高音用) 
ゴールドムンドでかなりの音量で鳴らしてもブリロンは破綻しない ムンドのMONOの方は片チャンネル最高120Wの出力だが、ボリューム位置12時でも歪みなく音が出る
それ以上は近所迷惑なので音量は上げていないが、まだまだ余裕がありそう 正に小さな巨人

               
スピーカー4種 それぞれ特徴がある
 聴くソースによって使い分ける
音場再生にかけてはブリロンがピカイチ 音の立体感が体験できる麻薬的サウンド
道楽とはいえこの違いを楽しむのがオーディオの面白いところ

ブリロン設置の全景 左右の間隔は中心線より2.4m離す
後ろの壁からは1.5m位い
聴く位置はSPより約く2m かなりニアフィールド
それでも低音は部屋中に広がり量感もたっぷりである
後ろのD-55やJBLと比べても低音のつまった感じはしない
鍵盤を移動するピアノの一音一音が左右に動き、とてもリアルだ
ボーカルは口が小さく一点から囁くように聴こえる