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本文へジャンプ 10月15日 



ルームチューニング前の部屋の様子

およそ4×4.5メートル、高さ2.8mの部屋 床はフローリング、壁はコンクリート及びプラスターボードの上に厚さ7mmの漆喰が塗られている。

部屋にはタンノイのGRF(モニターシルバー仕様)とコルビジェ作LC2&LC3のソファーが2脚、ガラステーブル一つしか置かれていない。

オーディオ機器はYAMAHAのGTラック2段重ねが2組、壁面内に収納されている。

レコード類は階段下を利用した倉庫に収納されている。




試聴位置からの画像

スピーカー間には音響用カーペットが敷き詰められている

音の響きが少し押さえられ、床からの1次反射が柔らげられている

中高域の音響コントロール用に使われていた




パソコンによる測定



試聴位置 耳の高さにマイクをセット









試聴位置でのタンノイ GRFの周波数特性の測定結果

30Hzから18KHzまでほぼ自然に音が出ている

フラッターエコーの影響もほとんどない




軸上60cm、サランネットの有無で音の変化を調べてみる

中高域での音の吸収はなく、特性的なデメリットはない

音色的にはサランネットを付けたときの方が煌びやかさが増す

GRFはサランネット込みで音作りをしているので付けたままの方がいい




GRFのネットワーク部




村田さんの持論

「デッド=音のうまみも無くしてしまう 
決してクリアーな音ではない」


村田さんの指示でカーペットを除去







LVパネルのセッティング

村田さんの長年の経験から推奨パターンをセットする

スピーカーの間にVの字にLVパネルをセットし響を拡散させると100Hz以下の伝送特性が変わった

音場が奥行きに展開し、また個々の楽器の雰囲気・リアルさがアップする

わたし的にはこの状態が一番良かった



安西さんはお気に召さない 音的よりも美的にこのセットは却下された

白い漆喰壁に無垢のパイン材の茶色が目立ちすぎ、視覚的に目障りとのこと




それからあれこれセッティングを繰り返す





最終的に落ち着いたのがこのセット

部屋の響がうまい具合にコントロールされ、音の広がりと集中がバランスよくまとまる

視覚上の問題と部屋とのコーディネイトを勘案し、安西さんは村田さんにパネルを白く塗装して欲しいと依頼された
木材にペイントの膜が出来ると音響特性が変わるので、通常の塗料は使えないらしい
更に
GRFの天板には直接パネルを乗せないでセットすることも注文された
仕上がりは少し先になる模様だ



試聴位置の背面

高さ180cmのlvパネルが1枚、その横に60cmパネルが2枚Vの字にセットされている






最終セットの残響音の測定結果

パネル設置は音の拡散のほか吸音効果もあるようで、カーペット敷きの時よりも500Hz辺りではかえって残響音が短くなった
中高域も響が整えられ僅かにデッドになったが、フラッター・エコーの減少と捉えた方がいいのかもしれない

聴感上は音場に高さと奥行きが加わり、楽器の鮮明さが浮き彫りになる
ピアノの一音の粒立ちが細かく聴こえ、消えゆく余韻が美しい

この後パネルを全て除去

音は急に寂しくなってしまった