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11月18日 


3番ホットのLNP-2LのXLR出力端子


事の発端はPADのバランスケーブルをパワーアンプに繋いだら音が出なかったことによる。

もとよりLNP-2LのXLR出力は本来のバランス出力ではない。
専用のモジュールを追加すれば、バランス出力にすることができるが、現状ではそこまで望んでいない。
かといってレモ端子出力だと細いケーブルしか使えない。
RCA変換プラグを用いると太目のインターコネクトケーブルも使えるが、レモ端子の入力部が強度的に耐えられない。
手元に5mほどのシールド効果の高いPADのバランスケーブルがあったのでこれを使いたかった。


プリアンプ・マークレビンソンのNLP-2Lとパワーアンプ33HLをPADのバランスケーブル(プロテウス)で繋いだ。

音が出ない。

ケーブル端子の接触不良かケーブル内部の断線か?
テスターで導通を調べたが異状はない。ちゃんと導通している。
もしやと思いLNP-2Lの蓋を開けてみた。

3番ホット接続になっていた。

PADのバランスケーブルは2番ホット仕様。
受け手の33HLも2番ホット入力。
これでは音が出るはずがない。





LNP−2L XLR出力の配線調整   3番ホットから2番ホットへの再配線

「ホット」と「コールド」の区別は、かつて

● ヨーロッパ系 ♯1:グランド/♯2:ホット/♯3:コールド
● アメリカ系   ♯1:グランド/♯2:コールド/♯3:ホット


という定説があった。

ということは1974年前後製造のLNP-2Lは定説通り3番ホットで基準に合っていることになる。

ところが、その後

● ♯1:グランド  #2:ホット  #3:コールド
● 出力:オス  入力:メス

がオーディオ機器では世界基準になり、統一されるようになった。

33HLは1998年製造だから当然2番ホット仕様である。


古い機器はホット・コールドの仕様が入り混じっているので、現物確認しないと分からない。
また現在でもPA業界は2番ホット、レコーディング、放送局関係は3番ホットを採用している。



下の画像をご覧になり、何をやろうとしているかすぐにお分かりになるでしょう。
XLRの出力端子の2番ピンにホット(+)ケーブルを繋ぎ換えることにした。



モジュールに次いでLNP-2Lの肝 スペクトロールの10kΩ2連ボリューム。


XLRコネクタの配線換えは、まずコネクター後ろの固定バーの取り外しから。
このバーを付けたままだと作業が著しく困難になる。



コネクターを少し緩めて作業効率を上げる

XLRコネクター#3ピンに接続されているホットの配線を取り外す




#2のピンにホットの配線を接続
#3にはコールド



配線交換後の様子
これで2番ホット出力になる。






bQ0.5 XLR入力の配線調整   端子のケーブル交換

20.5のXLR端子に接続されている配線材をPADのケーブルに交換する

まずは本体の解体から


XLRコネクターには何の変哲もないビニール線が繋がっている。


ここにPAD(プロテウス)のバランスケーブルから取り出したケーブルを換装する




左が換装前 右が換装後






LNCの脚部交換 BDRのコーン&ミニピッツ