
3番ホットのLNP-2LのXLR出力端子
事の発端はPADのバランスケーブルをパワーアンプに繋いだら音が出なかったことによる。
もとよりLNP-2LのXLR出力は本来のバランス出力ではない。
専用のモジュールを追加すれば、バランス出力にすることができるが、現状ではそこまで望んでいない。
かといってレモ端子出力だと細いケーブルしか使えない。
RCA変換プラグを用いると太目のインターコネクトケーブルも使えるが、レモ端子の入力部が強度的に耐えられない。
手元に5mほどのシールド効果の高いPADのバランスケーブルがあったのでこれを使いたかった。
プリアンプ・マークレビンソンのNLP-2Lとパワーアンプ33HLをPADのバランスケーブル(プロテウス)で繋いだ。
音が出ない。
ケーブル端子の接触不良かケーブル内部の断線か?
テスターで導通を調べたが異状はない。ちゃんと導通している。
もしやと思いLNP-2Lの蓋を開けてみた。
3番ホット接続になっていた。
PADのバランスケーブルは2番ホット仕様。
受け手の33HLも2番ホット入力。
これでは音が出るはずがない。
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| LNP−2L XLR出力の配線調整 3番ホットから2番ホットへの再配線 |
「ホット」と「コールド」の区別は、かつて
● ヨーロッパ系 ♯1:グランド/♯2:ホット/♯3:コールド
● アメリカ系 ♯1:グランド/♯2:コールド/♯3:ホット

という定説があった。
ということは1974年前後製造のLNP-2Lは定説通り3番ホットで基準に合っていることになる。
ところが、その後
● ♯1:グランド #2:ホット #3:コールド
● 出力:オス 入力:メス
がオーディオ機器では世界基準になり、統一されるようになった。
33HLは1998年製造だから当然2番ホット仕様である。
古い機器はホット・コールドの仕様が入り混じっているので、現物確認しないと分からない。
また現在でもPA業界は2番ホット、レコーディング、放送局関係は3番ホットを採用している。
下の画像をご覧になり、何をやろうとしているかすぐにお分かりになるでしょう。
XLRの出力端子の2番ピンにホット(+)ケーブルを繋ぎ換えることにした。
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モジュールに次いでLNP-2Lの肝 スペクトロールの10kΩ2連ボリューム。
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XLRコネクタの配線換えは、まずコネクター後ろの固定バーの取り外しから。
このバーを付けたままだと作業が著しく困難になる。

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コネクターを少し緩めて作業効率を上げる
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XLRコネクター#3ピンに接続されているホットの配線を取り外す

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#2のピンにホットの配線を接続
#3にはコールド
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配線交換後の様子
これで2番ホット出力になる。
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| bQ0.5 XLR入力の配線調整 端子のケーブル交換 |
20.5のXLR端子に接続されている配線材をPADのケーブルに交換する
まずは本体の解体から
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XLRコネクターには何の変哲もないビニール線が繋がっている。
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ここにPAD(プロテウス)のバランスケーブルから取り出したケーブルを換装する

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左が換装前 右が換装後
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