O崎邸 再訪問

2004/09/12



前回の訪問は急襲でアンプも暖まっていなかったばかりか、夜の10時過ぎ。
ご近所への迷惑もあり音量も控えめ、何より4月からオーディオはお休み中とのことで
O崎さんは本領を発揮できなかったご様子だ。それでも私はレベルの高い音に満足はしていたが・・・

今回はO崎さん、本気を出してセッティングの見直しを行った模様
もっとも部屋を一瞥する限り何がどう変わったのかは分からない
HPで見直し箇所は分かっていたが・・・

まずはリスニングポジションの椅子にどかっと座り、音を聴かせて頂く
矢継ぎ早にJAZZからロック、ポップスからボーカルものへ次から次へと2時間ばかり
煙草を吸うのも忘れてひたすら音楽を楽しむ



普通の録音の音が見事に空中浮遊する

音がスピーカー周りにへばり着かない
前に出てくる 一瞬ホーンスピーカーかと疑いたくなるほど音離れがいい
小型スピーカーならではの小気味よさがある
ところが低域の量感も十分ある
思わずサブウーファーはどれくらいでCUTOFFしているか聞いてしまった
使っていないとのこと
バックスペースがこれほどありながら
しかもたった90mmのユニットでこの低音の量感はすごい

ビートルズのGET BACK おいおいこんな鳴り方のビートルズに出会うとは
まるで3D画像を見るように立体的な音だ



BEGINがプロデビューする前に録音したという並録音
恐らくラジカセやカーステレオで聴かれることを前提とした録音だろう

ところが音の分離が極めて明確 
ボーカルの比嘉 栄昇の声がSPの真ん中やや後方にピタっと定位しぶれない
しかもやたらと口が小さい
バックの各楽器は左右のフロントに飛び出し、音場豊かに回り込む
ドンシャリとは正反対 正にハイファイの上品な音

中森明菜の「ミックジャガーに微笑みを」 まるで映画のシーンをみているか如く
音だけでドラマを演じてくれる

古いモノラル録音のソニー・クリス
チーズのようなクリーミーな音色に思わずうっとり

一曲一曲新たな発見と驚きのひとときだった
O崎さんが本気を出すと こ わ い



スピーカーの内振りの角度を5度ほど浅くし、現状は15度
試聴位置がやや後ろにさがった
音場の広がり感は増えた
それでも曲に因っては音が突き刺さってくる
このバランスはなかなか面白い




今回の音質改善の肝 電源ケーブル MIT:Magnum AC2
O崎さんも意外と神経質でBOXにプチプチを巻いて保護している
と、思いきや、これを外すと高域でピーキーなノイズが乗るとおっしゃる
飾りじゃないのよ・・・・はっはは〜ん

次回はこれを取った音も聴かせてもらおう 
高域難聴になりかけている私に違いが分かるだろうか







マグナムAC2が2本になっていた

今回のセッティングの肝はこの電源ケーブルの変更とのこと
ただ比較試聴をしていないので、どのように変化したのかは分からない
もちろん2ヶ月前の音もはっきりとは覚えていない

今回の音だけ聴く限りでは、音一つ一つの輪郭がクリアになり
しかも全体として立体的な広がりが感じられる
前回と異なり音量が大きい性もあり
はじけ飛ぶような躍動感と音の浸透力が増している
やはり曲に合わせた音量は音楽を生き生きさせる



リラクサの上にプリ
この手法、たまに見かける
我が家のプリはリジッドにして振動を分散させている
いずれにしても支配力高いプリのセッティングには、私も最近気をつかうようになった



pippinechoesさん自作の磁気浮遊ボード
ロクサン ラディウスのセッティングはこれに限る
一般家庭では推奨のリジッド系トライアングルはラディウスには向いていない
とにかく外部振動に敏感で、僅かな振動にも過敏反応してしまう
エアサスかこのうような磁気浮遊がベストだと言い切れる



 

スピーカーの後ろにに置かれた高密度グラスウール
そして
前方天井付近の手作り吸音材





聴かせて頂いたソフトの一部 このほかアナログレコードもジャンルを超えて様々に

午前中から何時間もの間、いろいろなソフトをたっぷりと楽しんだO崎さんのお宅での音楽会
とても楽しく幸せな長時間でした

後ろ髪を引かれる思い・・・・ないし

 次の予定がなければ夜中まで居座り
酒でも入れば嬉しさの余りあばれていたかもしれない



沸々と闘志が沸いてきた

我が家でもModel68を鳴らしきってやろう!
実は秘策がある 着々と準備を始めている

次回O崎さんがoyamaさんとご来宅の折りはぎゃふんと言わせてみせましょう。