気まぐれ日記

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JAZZ好きオヤジ連中6人が集まって六粋堂なるインディーズ・レーベルを立ち上げました。その六粋堂の初製作CD ピンクボンゴの「コマンタレ・ヴ?」が全国主要CDショップで発売されました。ネット上からも入手出来ます。
こちらからどうぞ


レーベルは素人オヤジ衆の酔狂ではありますが、演奏は本物です。













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【一年ぶり】

石岡の青柳さんのお宅に一年ぶりに遊びに行く。
スピーカーのアコースタットが一新されていた。世間は狭いもので、このスピーカーは六粋堂の仲間の一人ストーンテクノの野中さんから譲られたものであった。そういえばこの春、野中さんのお宅に行った時、「アコースタットが嫁入りしたよ」と話されていたのを思い出した。世の中どこでどう繋がっているか分からない。

青柳さんのお宅のアコースタットは以前の物に比べて低域の伸びが良くなり、また音像が明瞭で濃くなったように感じる。青柳さんの聴かれるソフトの大半が古楽器を中心としたバロック音楽だが、この密度感の増したアコースタットでJAZZも聴いてみたいと思った。次回訪問時は一枚だけJAZZのソフトを持ってこよう。

郷に入らずんば〜で私は訪問宅ではその人のお気に入りのソフトを聴かせてもらう事を心がけている。好きな音楽が一番良く鳴るようにチューニングされている訳だから、まずはドップリとその人の音楽の世界に浸ってみたい。

私があちこちのお宅に遊びに行くのは、我が家では決して味わうことのできない、その人の音そのものを聴くのが好きなためである。新たな音楽との出逢いや、その人のチューニングそのものを虚心坦懐に味わう、それ自体が好きである。私には決して出すことができない音に出会ったとき、なんだかうまい料理を食べたときと同じような満足感を得られる。

こうして、古楽器を聴きたい時はAさん宅、ハードロックが聴きたくなったらKさん宅、フルオーケストラには、女性ボーカルには、カントリー音楽は...と移動リスニングルームの如くお気に入りの空間のレパートリーが増えた。

アコースタットの間にクオードとウエスタンのスピーカーが置いてある。モノラルレコードを聴く時はクオード、更に時にはマルチでそのクオードをウーファーとして用いてWEの555を鳴らすこともあるそうだ。これも次回訪問時にたっぷりと聴かせてもらう予定だ。なんせ、青柳さんのお宅に行くと盛り沢山のメニューのため1日があっという間に過ぎてしまう。今回も初訪問の竹澤さんのためにCDからレコード、SPからオルゴールまでとフルコースが用意されていたので、時間が過ぎるのが早かった。







グラハムのアームが最新のファントムに交換されていた。インサイドフォースキャンセラーがマグネット式となり更に精度が高められていた。取り付けられているカートリッジはTITAN、80年以降のレコードとの相性はとてもいい。古めのレコードを聴くと、時として密度が濃すぎて厳しい場面もありそうだ。












【簡単な実験2】

AMラジオがあれば、簡単な電磁波漏れのチェックができる。電磁波対策された機器(部位)にAMラジオを近づけてもノイズは出ない。電磁波チェッカーがなくても簡単にテストができるので便利である。AMラジオを使ってノイズが出る部位を探してピンポイントで電磁波対策ができる。

このAMラジオを使うと、CDPのLED表示部が激しくノイズを発しているのがわかる。LEDの表示を消すと、ノイズは全く出なくなる。

音楽再生時にCDやプリアンプのLEDの表示を消す方がいらっしゃるが、これだけ激しくノイズが出ていると消したくなる気持ちもよく分かる。このLEDの発光が実際にどの程度再生音に影響を与えるのか、理論的な事は分からない。聴感上も私の耳ではよく区別がつかない。

しかし、CDPにしろプリアンプにしろDISPLAY MODEでこの表示を消せるものが多いので、少なからず音に悪影響を及ぼしていることは想像がつく




















【真性】

私のよく行く珈琲屋さんの常連にオーディオマニアの雨○さんという方がいらっしゃる。
私の知る限りこれほど徹底して振動対策をされていらっしゃる方を知らない。動くのは
スピーカーユニットとターンテーブル、アーム、CDPの回転部。それ以外動かざるは山の如し。
 
先日その雨○さんのお宅にお邪魔してきた。珈琲屋さんから歩いて5分、我が家からも近い。
マンションの一室は防音仕様になっている。前の住人が音楽家で楽器(チェロだったかな)の練習のために防音室を作り、雨○さんが居抜きでそのままそこをオーディオルームとして継承したそうだ。
 
長岡鉄男さんが防振対策の親だとすれば、爺さんを通り越して曾爺さん、金子英男さんがブチルの王としたら神様か。
使われている鉛インゴットの数も半端ではないし、ブチルゴムの総使用量ときたら10ダースではきかないであろう。勿論
FOQも板物から液体までとバリエーションも豊富である。
 

スピーカーはFOSTEXの8cmフルレンジユニットFE83Eを組み込んだスーパーフラミンゴ。躯体はスーパーフラミンゴだが、ブチルゴムと鉛板のWバーガー状態の上に人工皮革で前面が覆われている。
 



アンプ類も原型を留めない。防振対策グッズで全面化粧が施され、アラブの人妻状態である。
中途半端な施術だとかえって見苦しいが、ここまで徹底するとその潔さにあっぱれ!と喝采を送りたくなる。
 





【カーボン・アイテム】











【内振りS9800】






【珍しいレコード】

78回転のSP盤は商業主義が加速する中で1950年代前半には姿を消してしまった。12インチで片面4分弱の録音しかできないのでは、いくら高音質でクオリティの高い録音が出来ても商業ペースの観点からは生産性が低い。ロングプレイいわゆるLPのフォーマットに取って変わられてしまった。

SP盤の音の良さに触れて、以前この日記で78回転のLPは作れないものかなどと勝手な事をほざいたが、今日ホットクラブに参加して自らの浅学さを思い知らされた。既に50年以上も前に、高音質を求める先人達が製品化していたのであった。知らぬは私ばかりなり。

見富栄一さんのHOT-NOWのコーナーでモダン・クラリネットの元祖“Artie Shaw”の数々の名演奏を聴かせて頂いたが、その前段で岩味さんが2枚のシングル盤を披露された。7インチシングル盤といえば通常は45回転である。7インチEP盤は更に低速の33 1/3回転であるが、今日目と耳にしたのは何と78回転の7インチ盤LPレコードであった。音は中高域に厚みのある濃密なものだった。米国や英国の‘50年代はいわば国策の如く音楽&オーディオが熱かった時代だったことが想像される。フォーマット競争も激化していたのだろう。


フォーマットといえば今となっては珍しいフォノ(ソノ)シートを久々に見た。
私が小学生の頃は当たり前の様に普及(主に雑誌の付録として付いていた)していたが、何せ紙の様にペラペラなので傷がつき易く衝撃にも弱いのでいつの間にか姿を消してしまった。

因みに私は未だに大事に持ってはいるが...。少しマセガキだった私はソノシートでニール・セダカ、ポール・アンカ、プレスリー、そして三橋美智也等を聴いていた。

アルバム状なっていて写真や解説が豊富に載っていたので随分と情報量が多かった。


日本でトラディショナルなジャズ(いわゆるデキシーランドジャズ)の牽引役を務めた園田憲一さんが今日お亡くなりになられた。急遽追悼の意を込めて会員の方が古いソノシートのアルバムを持参され、園田さんの冥福を祈った。



相変わらず熱気溢れるホットクラブの例会


7/13



【出荷作業】

出来上がったピンクボンゴのCDの出荷作業をカルロスさん宅に集まって行った。下準備はほとんどカルロスさんが行ってくれたので、私などは若干の宛名書きをする程度だったが、それでもいよいよここまでたどり着いたかという思いに駆られた。

今回のCD作成では、その過程で多くの貴重な体験をさせて頂いた。今まで専ら聴く側の立場であったが、作る側に回ってみて、視野が広がったことは間違いない。

折角カルロスさんのお宅に伺ったので、少しだけカルロスさんのシステムを聴かせて頂いた。76cmのウーファーを擁し自作エンクロジャーで4ウエイマルチを実践されているカルロスさんも、少しマルチは小休止か、わき道にそれてロジャースのLS5/8で遊んでいらした。クラシック系音楽(弾くじゃなくて、弦のこすり系)では素晴らしい美音を奏でると、えらくお気に入りのご様子だった。ちょっと聴きではあったが、確かに弦の響きは艶かしかった。




カルロスさんやはりマルチの血が幾らか騒ぐ様でLS5/8をクオード405のバイアンプ仕様で鳴らしていらした。LRのチャンネルに高域・低域を振り分け、ステレオ機を片チャンネル分として使われていた。更に高域にはリボンツイーターを付加していらした。

(と紹介したら、カルロスさんから次のようなご指摘を頂きました。
LS5/8は、本来2チャンネルのシステムなんです。
クォード405の中に2チャンネルのチャンデバを内蔵しています。
だから、あのシステムは2ウェイマルチなんです。
さらに+1システムでスーパーTWをプラスしています。

との事です。不正確な記述で済みませんでした。)

カルロスさんから、システム紹介文とともに直近の画像が送られて来ました。

スピーカーは30年以上前のテクニクスSB-F1密閉型、
アンプは私が高校1年生に購入したトリオのTW-31プリメイン、
CDPはマランツCD-72a、ついでにターンテーブルは
テクニクスSL-7、カートリッジはUSAより取り寄せた
オルトフォンX1-MCPです。最近はこのシステムが一番鳴っている
じゃないのぉ。今夜もLPから落としたフランク永井聞いてんだから。



7/9



【Mark Levinson 51】


惣野さんがMarkLevinsonのユニバーサルプレーヤ51を導入された。マドリガル社が満を期して発売した最新モデルだけに、どんな音作りをしているのか興味が沸く。日本への初出荷機だそうで、日本ではまだ3台しかないとのこと。



今回は51内蔵のDACはパスして、トランスポートとして使ったので、51トータルな音とは言いがたいが、それにしても誇張された色付けのない極めてナチュラルな音であった。因みにDACは30.6。

以前使われていた31に比べると、明らかに情報量が増えているのが分かる。音の見通しが良くなったというか音場の展開が緻密になったというか、解像度の高いシャープな音像であった。また特定の女性ボーカル物がやたら肉感的に聴こえたのにはそそられてしまった。エヴァ・キャシディなど、その憂いに満ちた声がより深く心に染み入る。一方で、出来の悪い録音のCDは、より醜さを露呈する事も分かってしまった。

惣野邸は何度となく定点観測させて頂いているが、余計な思い入れや感情的なファクターがない分だけひょっとしたら我が家よりも音の違いを敏感に捉える事ができるのかもしれない。

ユニバーサルプレーヤーというこで、CD専用機と比べて操作性に若干戸惑いを感じる部分もあったが、まあこれは慣れの問題なのでいずれ解消することだろう。次回訪問時は内蔵DACとの聴き比べやDVDの画像もチェックしてみたい。




7/8




【ジローさんの人間ライブ】

メグでジローさんの人間ライブが開かれた。


お気に入りのレコード、CDを披露しながら3時間余り、ジローさんのパフォーマンスが繰り広げられた。選曲はボーカルものを中心にジローさんのお人柄を表すようなメローで優しい曲が多かった。

普段からメグで活躍されていらっしゃるジローさんだけあって会場は満員であった。しかしながら長時間に渡り、たった一人しかもソフトだけで聴衆を飽きさせることなく惹きつけたジローさんの人間力は素晴らしかった。ソフトの紹介だけなら誰でもできるが、My Favorite Song&Soundを30曲以上選択し、自分の想い入れも含めて解説しながら人に聴かせるのは容易なことではない。場合によってはお里も知れることにもなりかねないが、ジローさんのライブは私的にはとても楽しく充実したひとときであった。

演奏者、演奏内容、録音、記録媒体、再生装置…音楽において人の感性に訴えかける要因は色々あるが、ソフトを紹介する人の力も大きい。例えいい演奏内容でも、嫌な奴から薦めらたら、音楽以前の別のファクターで脳にプロテクターがかかってしまう場合がある。


今日はジローさんのためにメグが解放されたので、アバンギャルドを真空管で鳴らすという試みが行なわれた。用いられた真空管アンプはN&S Incの試作機(KT88プッシュプル100Wアンプ)であったが、狙い通りというかボーカルがとても心地よかった。意図していた音を出すことが出来たようで、ジーローさんも満足げのご様子。

真空管アンプが意外とハイスピードな音だったので、下のパワードのサブウーファーとの繋がりが少し気にはなったが、ソフトの選択でうまくバランスさせていらした。N&S IncのKT88プッシュプル100Wアンプはデバイスとして真空管を用いながらも、高音質のプライトロン社のトロイダル・トランスや歪のないオペアンプを用い、現代の音として新設計された魅力的なアンプだと思う。会場にデモ機として持ち込まれたiPod専用機のUS-1は発想が斬新で、正にデジタルとアナログの融合という言葉が似合う。



7/4




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