2月15日

yukinyさん命名「美人の本妻一人+連れ子探しの旅」の第三弾の準備に入った。長大重厚の権化の様なマイクロのSX5000番。結局我が家では使いこなせないまま嫁ぎ先が決まった。重量級アナログシステムを本気で使いこなそうと思ったら、中途半端なセッティングでは真価が発揮できないことを身を持って知ることができた。
一般家庭ではリジッド系はどこかで一度ガス抜きしてやらないと、具合が悪い。重量級木製ラックの上に40mm厚の黒御影石を載せる程度のベースでは床からの微振動を吸収しきれない。本体と床との間にヘルツ工業の空気バネのような防振ベースをかましてやらないと、一定音量以上からのハウリングに対処しきれない。小音量では全く問題ないが、我が家のようにスピーカーからの距離も短く、かつかなり大きな音量で聴くとなると、振動対策は必須。
8000番シリーズではオプションとして空気層のベース台があったが、5000番でもそのような床からの振動を遮断する緩衝ベースが必要だと思う。或いは5000番のオプションにもあるターンテーブル自体のエアーフロート方式。いずれにしても5000番を本気で使いこなそうと思ったら、床からの立上げも含めてベースのセッティングは大掛かりにならざるを得ない。
3本アームと糸ドライブによる滑らかな回転そして巨大慣性モーメント、5000番の魅力は捨て難い。時間をかけて煮詰めたセッティング行いたいと思っていたが、タイミングよくオファーがあったので、その方に可愛がって頂くことにした。、

そこで、踏ん切りがついた。重量級はGT2000Xのみに集中しよう。一方、軽量級は・・・フローティングタイプの雄、オラクルを使いこなしてやろう。
5000番の私的メリットは多々あったが、中でも構造が違う3本(4本)のアームを同時に使え、またカートリッジ交換の手間が省けて瞬時に各種カートの聴き比べが出来たこと。アームなりカートリッジ選びの過程ではとても重宝した。そこで得られた数多くの情報を元に選択から集中へ。・・・・といっても、まだ優柔不断というかスケベ心が残っている。
アームはSAECのWE-407/23、これをオラクルに載せカートリッジ遊びのスケベ心だけはしばらく満喫してやろう。

オラクルといえばOTさん(一連の忌まわしい出来事の為ハンドルネームを改名しました)。今日は午前中からOTさんと二人でまったりとアナログライフを楽しみました。

SMEのシリーズWの亜種345からSAECのWE-407/23に載せ替え、スプリングの調整をすること5時間あまり、オラクルは完璧なセッティングで深々とした音を奏でてくれるようになった。そう、懐の深いゆったりとした低域と音のキレが両立した見事な音である。我が家ではどんなに大音量でもハウリングは皆無で、マイクロであれだけ苦労した事をいともあっさりと解決してくれる。
何もハウリングに強い事だけではない。アーム一体型のフローティング構造による振動対策はもとより、レコード面の完璧な水平出し、専用スタビによるレコードの吸着、ノンサーボ低トルクモーターによる滑らか回転、アクリルとアルミだけで出来たシンプルな構造等々魅力満載のアナログプレーヤーだと思う。そのオラクルに、遂に私のお気に入りのアームSAECのWE-407/23が乗った。
もっともこのオラクルを完璧にセッティングするには、相当のキャリアとノウハウがないと難しい。OTさんの15年以上の使いこなしの成せる技。この場を借りて、どうもありがとうございました。



カートリッジはそのままZYXを使う。リード線はわたるさんの銀単線。ヘッドはゴールドの冠を付けてみた。

2月14日
春のように暖かかった。午前中は半袖でも汗ばむ陽気だった。やはり今年も異常気象なのだろうか。2月の中旬といえば東京はよく雪が降る。ウン十年前の高校入試の日、大雪が降って電車やバスが止まって試験会場にたどり着くのに難儀をした記憶が蘇る。今日は睡眠不足で18番ホールにたどり着くのに難儀した。

藤岡のツインレイクスカントリー倶楽部
夕方7時過ぎには自宅に戻れたので、1人でのんびりと音楽を聴いた。疲労した体にバラードはいい。少し安直な気持でMALTAの新譜を聴いたのだが・・・。

およそ20年前、MALTAが世に躍り出た当時、なんて優しく綺麗な音色かと感心した覚えがある。時はバブルの夜明け前、街全体が浮かれてはいたが、躍動感も溢れていた。時代を反映してかMALTAのデビュー作は「オシャレな」香りが漂い、洗練されたメロディラインと優しい音色がとにかくカッコよかった。
ライナーノーツに書かれていた曲目と同時進行の物語は片岡義男の小説風でそれぞれのシーンが鮮明にイメージできた記憶がある。当時の貧しくてダサい私とは対極的な世界でもあり、逆にそれが妙に心に焼きついた。

MALTAは当時その風貌が実弟と似ており、またほぼ同じ年代ということもあって、デビュー当時から聴き続けていた。MALTAも私と同じように歳を重ね、円熟味が増し、それが音にも表れている。幾らテクニックが優れていても、人の心に響く音というのは、曲の解釈の仕方も含めて、重ねた年月の重みがないと伝わって来ないのかも知れない。
いろいろな想いが交錯し、途中からMALTAのバラードは軽く聴き流すことは出来なくなってしまった。
そのMALTAの生みの親 田口さんから少し前にメールを頂いた。海の向こうで私のシステムを見て頂き、こんな感想文を送って下さった。もとより田口さんが指摘された点は、自分の課題としても認識しているので、なんだかとても嬉しく思った。部屋の問題は当分如何ともし難いが、少なくてもSP周りの整理は、近々金Bさんの力もお借りして行う予定でいます。
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年末に日本に約2週間、1月にラスベガスに1週間と言った強行軍のため、
帰ってきてからダウンしていました。おまけにラスベガスのCESの後はセキュリティが
きつかったため、出発時刻の5時間前に空港に行かなければならなかったのです。
本当はshuksさん宅で音を聴かせていただかないと
ちゃんとした意見は言えないのですが、
ステレオのセッテイングなどで、疑問な個所が何点かありました。
前にも言いましたが、口が悪くて、意見がストレートなのはご容赦ください。
それから僕の音に対するポリシーは、ブラインド・ホールドでのA・Bテストに
つきます。今まで日本で何人ものオーディオ・ファイル(評論家も含めて)の
お宅にお邪魔しましたが、お金はかかっているけど、音楽的な音はメチャクチャと
いうのが多かったです。生意気なようですが、唯一ナルホドと思ったのは
○○○○さんだけです。
それでshuksさんのホーム・ページを拝見させていただいた上での感想ですが、
まず左右のスピーカー間にいっぱいモノを置きすぎです。
(スピーカーは前後、左右に何もモノを置かないという条件で設計されている)
それに現在使用されていると思うJBL4348は
10畳位の部屋で鳴らすスピーカーではありません。
これをならすには最低でも倍以上の大きさの部屋が必要だと思います。
何故かと言うと、このスピーカーに近い位置で聴くと、
数個のユニットから音が出ているので、焦点がボケルからです。
例えばミッド・レンジのボーカルなどだと全てのユニットから音が出ます。
スタジオのプロでもなかなか鳴らしにくいこのスピーカーを10畳位の
部屋で鳴らそうというのは冒険すぎると思います。
またJBLは能率が低いし、ある程度をボリュームを上げないと、
ちゃんとしたバランスが出ません。
(shuksさんのJBLに対する思い入れはよくわかりますが・・・。)
アメリカでは日本で崇拝されているほどJBLは見かけません。
いま例のACケーブルはビクター・スタジオに1本売れた後
(あとでもう数本オーダーが入ると思う)、
SONY MUSIC, TOSHIBA-EMI, TEICHIKU, CROWN, HAL
という順にデモに回る予定です。
ビクター・スタジオにデモで持っていったケーブルをエンジニアが離さないので
(既に使用中)、
いま新たにこちらで3本作っているところです(このケーブルは受注生産なんです)。
shuksさんには、この合い間か、後でデモしてもらうことになると思いますが、
shuksさんのシステムがどう鳴っているのかちょっと気になったので、
まず、メールを差し上げました。
それからMALTAの新作〜
レギュラーCDの音としては、まあこんなもんでしょう。
(COZZOに置いてあったのはCDRなので音の良し悪しはわかりません。)
3月21日発売予定のXRCD24バージョンをぜひ聴いていただきたいです。
レギュラーCD(現在の水準としては十分)との比較も面白いと思います。
普通はマスタリング後のマスター・テープと比較すると、現在の製盤技術には
ガックリする場合が多いです。これはディスク製造である限りSACDや
DVD-Aにも言えることです。
音楽的には唄物のバラードを中心にして、できるだけ音数を少なく、
またソロはメロディから離れすぎないようにしています。
これだけスローなテンポで、音数を少なくして、ご機嫌にグルーブをキープ出来るのは、
やっぱりジイチャン連中(職人)しかないと思います。
ミュージシャンやエンジニアは、全て僕のファースト・コールです。
アナログ、2チャン、1発録り、ハーフ・インチ、30ips、ノー・ドルビーで
レベルは185の+5です。9曲中7曲はテイク・ワンです。
XRCD24はボーナス・トラック(I Miss You So のロー・キー・バオジョン)が1曲追加されます。
またスチューダーA820に例のアレグロ・パワー・ケーブルを使用しています。
1本3kgなのでLAからNYまで持っていくのが大変だったです。
(セキュリティをかいくぐるのも・・・)
ではまた!
田口 晃
2/14 日を改め
ところで数日前にノイトリックのプラグの話が出てきていましたね。
アメリカでもハイ・エンドはノイトリックばっかりですが、
スイッチクラフトのプラグとの比較テストを1度スタジオでやったことがあります。
圧倒的にスイッチクラフトのほうが良かったです。
全体的に音が滑らかだったし、特に低域がしっかりしていて良かったのに対し、
ノイトリックのは、殆ど低域がなしという感じでした。
プラグだけでもビックリするほと音が変わります。
先日ACパワー・ケーブルを3本、日本に送りました。
デモはもうちょっと待ってください。
それから前にお話したMALTAのレギュラーCDが
今ビクター洋楽部の売上No.1だそうです。
バック・オーダーがすごくいいみたいです。
XRCD24バージョンの発売が楽しみです。
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2月13日
花の金曜日、アナロンガーの調の字さんが仕事帰りに遊びに来られた。目的は二つ。一つは私が調の字さんから長期に渡りお預かりしているクラフトのアームAC-4000、このオプションであるS字のアームを手に入れたので、導通チェックの為、もう一つは定例となった戯れカートリッジの比較試聴の為である。

導通チェックは問題なく、内部配線ケーブルは活きていた。調の字さんの入手経路は不明だが、どうやら導通検査未確認の物を格安で手に入れた模様だ。そこで、私の所に里子に出している本体に取り付けて音出しのチェックをされた訳である。年月が経った中古品を購入する時は、基本的には音出し検査が必要だと思う。今回はトラブルがなくて調の字さんも満足されたご様子だ。
メインディッシュは二人の定番のお遊び、カートリッジの比較試聴。これは蕎麦の食べ比べと同じように、完全に音の違いを楽しむ遊びだと割り切っている。
調の字さんはDENONに続き、A・テクニカのカート比較試聴のレポートを書き上げている最中だが、このレポートを完成させる為にはどうしてもFRのカートを聴き比べておく必要があると力説されていた。

比較試聴したのはFRの初代カートリッジFR−7とその発展型FR-7f。FR-7は昨年の暮れ池田さんの手によりチェックとオーバーホールを受けたが、戻ってきてから本格的な聴き込みは行っていなかった。
調の字さんは今回、某雑誌に載っていた評論家3人による7と7fの比較試聴記事を読み、ご自分でもその評価が納得できるかを確認してみたかったとおっしゃる。
そこで7fを持ち込み聴き比べをやってみた。調の字さんのレビューはいずれまとまり次第送られてくる予定。
私の率直な感想は、7fは7の発展型というよりも、中域に力強さを加えた亜種形だと感じた。高域の繊細感は確かにオリジナル7に軍配は上がるが、音色の力強さ、音の躍動感は7fの方が上手だと思う。極めて大雑把な言い方だか、オリジナル7の音色を持ったJAZZ向きのカートリッジではないか思う。
実際クラシックの室内楽とJAZZのピアノトリオを両者で聴き比べてみたが、7fは中域の張り出しが豊かな分だけ音の躍動感に繋がり、ピアノトリオを楽しく聴かせる。室内楽だと逆にその強さがうるるささを感じさせる。7は両手を120度くらいに広げた予定調和のスペースの中で程よく一つの世界を作っているが、7fの方は150度くらいに音場感が広がった分だけ音が散漫になるが、その散漫さが躍動感に繋がっているように思う。
クラシック向き、JAZZ向きという短絡的な捉え方はしたくないが、少なくてもオリジナル7で余りJAZZを聴きたいとは思わない。7fにはこれでしか出せない世界もあると言う意味で、十分存在価値があると思った。
調の字さん、最後に隠し球のカートをホイと見せてくれた。シェルターのMODEL 901。こんなものを見せられた日には、私のお気に入り501Mk2と聴き比べないわけにはいかない。

とても兄弟とは思えないくらいの差があった。MODEL 901の密度の濃い音色には思わず唸ってしまった。音が見えるという表現を聞いたことがある。ミョウチクリンな比喩だが、ベースの弓弾きで、震える弦のシワシワが想像できるほど音の分解能が優れていた。
またまた中途半端な書き込みですが、明日は早朝から芝刈りなので、今日はこの辺で。
2月12日
書き込みはちょっと小休止

オープンから10日経った「音楽室」
じっくりと音楽に耳を傾ける方もチラホラと
ゴールデンタイムはさながら身内の貸し切りパーティ状態となってしまった。

2月11日
LINNの製品を使われている人達の同好会 LINNクラブというのがある。LINNのショップが東京練馬の大泉にあった十数年前、お店に出入りしているお客さん同士が情報交換を行う為にクラブを作ったそうだ。会員数は十数名と聞いているが、皆さん勿論コアなLINNの愛好家の方たちばかりだ。
Off会とはONに対するインターネット上の言葉だが、ネットが普及する前には同好の士が集まる会を何と言っていたのだろうか。いずれにしても、お互いに行き来をして盛んに情報交換を行っていたそうだ。
そのLINNクラブのメンバーの3人の方(石井さん高木さん桐ヶ窪さん)とZYXの広木さんが遊びに来られた。LINNといえば凛として清楚なイメージがある。真空管のi−1やJBLとはある意味対極のサウンドかもしれない。我が家のシステムに皆さんがどういう印象を持たれたかとても興味のあるところだ。アナログレコード中心に聴いて頂いたが、自宅Off会の模様は後日まとめてみたい。

途中からforceさんも参加され、部屋の密度が凝縮された。
因みに石井さんの自己紹介 今からおよそ12年前の「レコード芸術」誌の1ページ。石井さんのアナログレコードいや音楽に対する造詣の深さが分かります。
広木さんたらこんなアルバムを持参し、「エッヘン!」と自慢されていた。知る人ぞ知る名盤らしい。

2月10日
先日、日記の小道具のデジカメが壊れてしまった。遠因は分かっているが、考えたくない。修理に出そうと販売店に持ち込んだら、修理するよりその代金+αで最新のデジカメを買った方がいいと強く勧められてしまった。最新のデジカメを何点か手にとっていじってみた。1年の間にデジタルカメラの技術は加速度的に進歩していた。原価償却はとっくに終わっているので考えてしまう。
実は一昨日forceさんが「用済みの古いデジカメを貸してあげるから、急場はそれでしのいでみたら?」とわざわざ持ってきてくれた。初代 CanonのIXY
DIGITAL。

お借りした初代 IXY 鏡に写して自作自演
光量が十分あるとそこそこ綺麗に写る。フルメタルで質感もいい。少し重いが逆に手ぶれが防げ、また小型で出っ張りもないので携帯するにはストレスがない。ところが、今までのOLYMPUSに比べると、動作レスポンスが遅く、画質も今一。屋内でフラッシュレスだと暗くてちょっと使い物にならない。好意でお貸し頂いたので、あまり悪口はいえないが、さすがに時代遅れの感は免れない。
試し撮りの画像。一昨日の「音楽室」にて。フォトショップ・エレメンツの画質調整で何とか実用になるという感じだ。フラッシュレスだと真っ暗になってしまう。

OLYMPUS CAMEDIAの修理は止めにして、Studio k’sの山本さんに教えて頂いた田中希美男さんのサイト「Phot of the Day」を読みながら、次期デジタルカメラ選びを楽しんでいる。物を選んでいる最中が1番楽しい。
怒濤のオープニング・ライブ・ウイークが終わって一息ついた「音楽室」。ライブのような目玉がないと、やはりお客さんの入りは少ない。コンセプトを煮詰め何で勝負するか、これからが本当の受難が始まる。

深夜の音楽室 bakuさんにforceさんを紹介する IXYで撮影
forceさんはここのところノイトリックの特製キャノンプラグを持ち歩き、機会あるごとに人を驚かしている。一見何の変哲もないプラグなのだが、ある仕掛けが組み込まれている。今まで私が立ち会ったケースでは100%リアクションがあり、みんな驚き腹を抱えて笑う。意外性と遊び心・バカさ加減が同居して笑いを誘っている。forceさんからそのプラグの画像が届いた。

凹のピンの穴にLEDが組み込まれておりコネクターノブを押すと光が飛び出す。穴を覗き込んだときにノブを押すとピカッと光るから驚く。かなり光量もあり、懐中電灯としても使える。なかなかのアイディアグッズだと思う。
2月8日
ここのところ出ずっぱりで、私自身が自室の音をゆっくり聴いていなかった。機器も人手に渡ったり、移動したりで、自室のラックは歯抜けの状態で、見栄えも悪い。特にマッキンのプリが無くなってから、アナログ系の入力切替が出来なくなり、カートリッジ(アーム)の瞬間比較試聴が出来なくなったのは少し淋しい。
そんな中、久しぶりに自室でOff会を開いた。いつも思う。わざわざ貴重な時間を割いて遠方よりお越し頂くのだから、ホスト役としては自室の最高の音を聴いて頂くべく機器等を調整しておく責任がある。ソフトにしても、予め聴いて頂く物を吟味し、聴いて頂く順番なども大まかに決めておけば混乱も少ない。
そうは思いつつ、結局今回も普段着の、というか自然体のおもてなしになってしまった。まあ、急ごしらえに取り繕ってもボロが出るだけで、1のものが10になる訳でもない。むしろ現状のありのままの状態の音を聴いて頂き、率直な感想を聞かせて頂いた方が、次のステップのためには大いに参考になる。
第三者に音を聴いて頂く。これは色々な意味でとてもいい。もとよりオーディオは自分自身の楽しみの為、音楽を聴くのも自分自身が安らぎを得んが為で、極めて個人的な趣味だ。人に聴かせる為にオーディオをやっている訳ではない。くどいようだが、仕事と違って趣味なんてものは本人がそれで楽しめれば何でもありな訳で、何にワクワクするかは人夫々。そこにはレベルもラベルもない、全くもってリベラル。
しかしながら、共通言語として「一つの趣味」を切り口にして、そこから広がる人との繋がりや世界は、もはや有機体のブツを超えた別次元の世界にトランスポートさせてくれる。それが実に楽しい。
修羅さんはその道のプロ。2年の歳月をかけてある銘機を世に送り出した。デバイスの事のみならず、恐ろしく耳も肥えていらっしゃる。その耳でメインのJBLシステムを聴いて頂いた後、セカンドシステムに切り替えたとたん目がクモリ浮かない顔をされた。暫く沈黙のあと二言「・・・高域側の接続がおかしいですね。位相もずれています。」
別に修羅さんに意地悪をした訳でも試した訳でもない。機器の整理の為にセカンドシステムを入れ替えた際、バイアンプの高域側の接続を左右入れ替えて接続していた。知らないで聴いていたが、私もなんとなくアウトフェーズ気味で幾分気持が悪かった。それを修羅さんは瞬時に聴きわけご指摘された。耳に自信がないと他人の家でズバッと指摘は出来ない。普通は遠慮したり変に気遣いをして黙っているのではないか。間違った事を言えば本人もリスクを負う。
Off会はだから楽しい。しかも本音トークが言える間柄になるとプラスの相乗効果が湧き出る。それには「時間」というクッションがいらないこともある。
昼過ぎから延々修羅さんと音楽を楽しみ、ワインも入っていい気分になりかけた頃、モンテカルロさんが奇しくもワインを持参して登場。モンテさんの来宅により舞い上がってしまった私は、いきなり普段着からスーツ姿に変身。JBL4348の良さを少しでも認知して頂こうとデモを行なったが、これは逆に足元を見透かされてしまった。ワインを口に運ぶピッチが早まり、落ち着きを取り戻すまで暫く時間がかかってしまった。いやはや、それにしても素晴らしい感性と聴く耳をお持ちのお二人に、終始飲まれっ放しでした。考えてみれば3人が3人ともJBL使い、何も殊更JBLのデモをする事もなかったと 反省。
お二人からご指摘頂いた改善点、ご教授頂いた内容は次へのステップへの足がかりとして私の中に資産として活き続けていくでしょう。ソフトの情報も含めて新しい発見だらけのOff会でした。この場を借りて ありがとうございました。


モンテカルロさんが持参されたワイン その名もモンテ?!

場所を変えて食事をしている所にforceさんが登場。ノイトリックのキャノンプラグでお店の中は大爆笑の渦に巻き込まれた。・・・・timeout
2月7日

OLYMPUS CAMEDIAで撮った最後の画像

190D 2.5
j-smokeyさんの車に乗り、東村山〜久米川近辺を散策する。散策といっても専ら食べ歩きのようなもので、とんかつ屋やケーキ屋(珈琲屋)とどめめはラーメン屋と、コッテリ系のお店ばかりはしごする事になった。勿論時間差はある。

東村山の駅前にある「かつ一」 ここの金かつは350gもある。これをぺろりと平らげられるのはforceさんくらいしかいない。

Grand reveという珈琲&ケーキ屋に入った後アクシデントが起きた。forceさんが持参されたCONTAXの最新デジカメ「CONTAX
SL300R T*」を手に取り、その質感の良さを褒めていたら、私のOLYMPUSが反乱を起こし、床にドテッ。その後2〜3回作動して、後はむなしく「ジー ピピピピピピ」と沈胴式レンズが音を立てるだけ、でウンともスンとも動かなくなってしまった。
嫌な言葉を思い出す。OLYMPUSはその後完全に衝天してしまった。(θ_θ;)
 
今年2度目の訪問となるj-smokeyさんのお宅では、今回は好みのカントリー・ウエスタン系の音楽と3管プロジェクターによるコッテリとした画像をたっぷりと味あわせて頂いた。
「ALISON KRAUSS」 「TRISHA PEARWOOD」 「THE JUDDS」 「SHAWN COLVIN」等々現代のアメリカを代表するカントリーミュージックの女性アーティストばかり。j-smokeyさんは大のカントリー・ウエスタン・ファンである。
j-smokeyさんの音の好みが良く分かった。一言で言うとアメリカの質の高いライブハウスの音。いや私は本場のライブハウスなどには行ったことはないが、j-smokeyさん曰く、何度も本場のライブハウスに出向きその音を盗んできたとおっしゃる。
目指している音は「スピーカーからポンと歯切れよく音が飛び出し、スパンと抜けていく」立ち上がりと立下りの素早いハイスピードな音との事である。重いドロンとした低域や音がSP周りにへばりつく音は嫌いだそうだ。
事実、中高域のエルギーーバランスと音の抜けに力点を置き、耳に直撃するかのごとく暴力的とすら思えるくらい鋭い高域の音が飛び込んでくる。逆に低域は押さえ気味に調整されている。中高域系に3本のドライバーを使われている。このツィーター系の音が支配力を及ぼしている。

ミッドバスはJBL4343と同じ2223H当たりか?この部分がバランス的に弱くドライバー系にスポイルされ中域の躍動感が少し引っ込み気味だ。近々このミッドバスを入れ替える予定らしい。j-smokeyさんの挑戦は留まるところを知らない。
デジカメが壊れていまい画像は無いが、j-smokeyさんのシステムの概要は下記の通りだ。この私には時として耳が飽和状態を起こすほどに鮮烈かつ強烈な中高域のエネルギーはこんなシステムから飛び出してくる。
【入力側から】
EMT930st (カートリッジもEMT)
フォノケーブルはPADプロテウス
Mark Levinson31.5CDトランスポートからMark Levinson30.6 DAコンバーター
(デジタルケーブル、ACケーブル共にPADドミナンス)
チェロのスィート(プリ、フォノイコライザー)を通してパレットへ。
パレットよりLNC-2チャンネルディバイダーへ。モノラル使用、4ウェイ。
【出力】
低音はMark Levinson336でJBL1500AL クロスオーバーは250Hz
ミッドローはMark LevinsonbQ0.6でJBL2223H クロスオーバーは800Hz
ドライバーもMark LevinsonbQ0.6でJBL2450J クロスオーバーは5000Hz
高音はMark Levinson29でバイワイアリングにてJBL2450JとJBL045-Be
(因みに低域と高域はk2 JBL9800と同じユニットを使用)
スピーカーボックスはタテマツ音響の特注品
サランネットは取り付けずに前に立てている。(共振のため音が濁る事に気付いた)
スピーカーボックスの下にはBDRのコーンを当てている。
スピーカーボックスの床は、地面からの打ちっ放しコンクリート!
【ケーブル系】
AC電源は直引き200Vでパワーアンプを駆動。
プリとチャンデバはステップダウンして117V駆動。
メインアンプまではPADのプロテウスラインケーブルを使用。
スピーカーケーブルは全てカルダス。
電源はPSオーディオ300Wを2台、入力側に使用。
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forceさんから首尾よく行けば後ほど画像が送られてくるかもしれない。
と 思ったら画像が届きました。


LNCはレモピンをキャノンに交換しケーブルの自重に耐えるように改造。29も電源コードをドミナスで直結。

2月6日
ちょっと古い話ですが昨年(11月7日)、調の字さんと戯れにカートリッジの比較試聴を行ないました。その時のレビュー、遅くなりましたが雑記帳35にUPしました。1月22日の続きです。

2月5日
日曜日にお邪魔したinaiinaibaさんのお宅の訪問記をOff MeetingにUPしました。
遅くなりましたが、こちらからご覧下さい。
今夜の「音楽室」はFusion nightでした。

2月4日
二人の達人の会話を聞いていて、一瞬私とよっしーさんはその場からそーっと逃げ出したくなった。Pippinさんは既に免疫が出来ている。
「ボクはチンコで音楽を聴くんです。」
「バッカだねー オマエは。 オマエのDNAにはバカの血が流れているとしかいいようがない。 う〜ん それにしてもマイッタ・・・。」
「シングルのWウーファーは止めにして、今度はスタック2段重ねにするんですよ」
「なにぃ 15インチが8発? だからオマエはバッカなんだよ 聴いてみてなア・・・。」
「そういう先生だって、もっと音量を出せ もっと もっと と本当に爆音好きなんだから・・・」
「こんな穴まで掘って爆音を出しているバッカなあんたにゃー言われたくないねエ。 オレもやってみたい・・・。」
「CDを選ぶときに中身が分からないからって、匂いを嗅いで選ぶだって?先生もバカだねー。」
「そりゃ 北欧の文字は何が書いてあるかさっぱりわからねえよ。臭うんだよ こうやって 大体アタルね。」
「焼酎の水割りは50回かき回さないとダメですよ。かき回しているうちに愛情が伝わり味がまろやかになるんですよ。」
「バカだねえ たかが焼酎を飲むのに 50回もかき回す奴がいるかよ ヌ?!うまい・・・。」
こんな恐い会話が延々と続いたのである。もちろん「バカ」とは愛情を込めた最高の褒め言葉である。N教授は手提げ袋一杯のCDを持ってきて、次から次へとリクエスト。留めの「The
Basie Big Band〜Freckle Face〜を聴き終わった時、N教授の顔はまるで少年のようなあどけない顔になっておられた。
お二人は完全に意気投合して、場所を変え夜中までオーディオ談義と相成った。


シングルのJBL4355の聴き収めに立ち合った。今週末ダブル・ウーファーズが2×4(ツー・バイ・フォー)になるらしい。

2月3日
今夜のライブはサックスとヴィブラフォン

普段全くJAZZを聴かない、というよりもそもそもライブには行かないというスタッフを交え5人ばかりで「音楽室」へ。終電間際までライブを堪能した感想は?まんざらでもなかったようだ。こうして生の音、雰囲気に触れてもらうと、少しずつライブの楽しさが分かってもらえるかもしれない。
同伴した女性は生のサックスの音を聴くのは始めてとのこと。かなりしびれていた様子。私も久しぶりにかぶりつきでサックスとヴィブラフォンの音色を楽しんだ。PAを通さないので、かぶりつきだと音が皮膚に突き刺さるような刺激を受ける。後ろの席に戻ると、ホールトーンと相まって音は柔らかくなる。焼酎をボトルで頼んだのだが、いつの間にか2本目も半分くらい無くなっていた。
そのうち生の音とマッキン&JBLの音をブラインドで聴き比べるという余興企画もあるらしい。ソースはアナログになるのかな? まだ工事中ですが「音楽室」

と、連日御前様になってしまったので、調の字さんのレポートやinaiinaibaさんの訪問記やらをまとめる時間がありません。メールもタイムリーに返信できず御免なさい。プライオリティは何なんだとお叱りを受けそう・・・。
2月2日
昨年から少しずつ準備を進めていた「音楽室」がオープンした。
高嶋 宏(G)さん 笹本茂晴(B)さん羽仁知治(Keyb)さんによるオープンニングライブ に仲間と一緒に顔を出す。


オープニングイベントとしてこの1週間ライブが行なわれる。「音楽室」立上げのコンセプトは、音楽を楽しむ事。ライブあり、オーディオあり、ビジュアルあり、とにかく堅苦しい事は抜きにして、大人が勤め帰りにふらっと寄って、一杯やりながら音楽を楽しもうというもの。
さすがにライブはスペースの関係で制約はあるものの、JAZZやロックに限らずブルースや弾き語り何でもやってみようということ。バーチャルの方では自分の好みのソフトを持ってきて、少し大きめの音量で楽しめる。そのうちオリジナルの高音質オーディオシステムもお目見えする。ちょっと音に拘ったオーディオ&ライブカフェ。



高嶋さんのライブが引けてから、飛び入りで賢吾が弾き語る。賢吾はどうやら音楽室のオーディションに合格したようだ。今後定演もありとか。室長のトンさんは「プカプカ」を歌う。横でbakuさんは目を細めながらうまそうに煙草をふかす。音楽室の夜はしみじみと更けていった。この先どういう展開になっていくのか楽しみな空間だ。
2月1日
今日は春のようにポカポカと暖かい一日だった。スタッフが出払った頃を見計らい、事務所に出向いてD-55ESを調整し、鳴らしてみた。久しぶりにじっくりとバックロードホーンの音を味わった。
中域に若干癖があるが、太鼓やピアノなどのアタック音は歯切れよくハイスピードな音を出していた。音の立ち上がり、下がりは俊敏である。JBK4348と比べると音圧の点で重低域は少しつらい部分もあるが、JAZZなどの普通の音楽ソースを聴く分には何の不満もない。広い部屋で聴くと、音の抜けがよく、とても気持がいい。
ポカポカ陽気に誘われて、昼から少し遠出をした。新宿駅から湘南新宿ラインの2階建て電車に乗り、終点の逗子まで。

車中では、先日届いたよっしーさんの「捨てるが1番!」を読む。2章 思い出系 8.コレクションや 3章 生活用品系 2.家電製品を読みながら苦笑しっ放しだった。
家電製品をオーディオと読み替えてみると「〜もはや出番がなくなった物を、壊れていないからもったいないと、とって置くことは問題です。ー中間省略ー 問題先送りは結局高いものつきます。使えるうちに次の人の手元にバトンタッチ。」 はい!少しずつ実践しております 兄貴ィ。

しかし よっしーさんの文章はとても読みやすく、また何といっても物事を全て肯定的にとらえており、文脈によっしーさんの優しさが見え隠れして、今日の陽気と同じくとてもほのぼのとした気持になった。物の整理に関する本は山とあるが、このよっしーさんの2冊、オーディオ好きの同好の士の書籍としてお薦めです。整理の苦手な人、一読いやニ読三読の価値があると思います。

と、読み進めている内に電車は終点の逗子駅に。駅に降り立ったら、空気が違う。駅前の商店街を歩いていると、なんだか子供の頃にタイムスリップしたような感覚になった。ここには昔ながらの古いお店が軒を並べている。つらつら歩いておよそ5分。
たどり着いたinaiinaibaさんのお宅は、そう、あたかも「小津安二郎」の世界を彷彿とさせるものでした。その世界、少し時間を頂き、OffMeetingにまとめてみたいと思います。

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