8月31日
オーディオンのシルバーナイト300B(ウエスタン球)を引っさげてStudioK'sの「音楽と戯れる会」に出向いた。下田のOさん自作の300Bアンプと対決する為である。
毎回SutdioK'sでは面白い企画を立てて参加者で楽しんでいる。そこはオーディオファイルのスクランブル交差点みたいな場所で、いろいろな情報が集まると共に多くの人との出会いがある。
最近でこそネットを通して知り合った人達が個人的にOFF会を開いてお互いの音を聴き比べたり情報交換を行なっているが、SutdioK'sはその元祖のような存在だ。毎回ホストを務める主催者の山本さんのご苦労は察するに余りある。いろいろな嗜好性を持ち合わせている人がいる中で、企画を考えるだけでも大変だと思う。
会員相互のOFF会も盛んである。私も会員何人かの人を招いてOFF会を開いたり、訪問させて頂いている。
個人で楽しむオーディオから、人との繋がりの中で展開されるオーディオへの取り組みは、新しい楽しみを発見させて頂いている。
その戯れる会で今日は大阪在住の御田(おんだ)さんと話す機会があった。以前からお聞きしようと思っていたソータのプレーヤーやJC-1ACの事をお聞きする事が出来た。
御田さんは最近ML-1Lを直接ご自宅でお聴きになり、その音をとても気に入られていたご様子。我が子を褒められたような錯覚に陥り、単純になんだかとっても嬉しくなってくる。
ところで300Bアンプの因縁の対決の結末は?多くは語りません。下の写真は、はっきりいって「やらせ」画像ですが、良くも悪くも差があったことは間違いありません。球の違いというよりも、出力トランスやNFBの掛け方の違いが出た感じである。いや決してOさんのアンプが負けたという訳ではない。音の好みは各人各様、勝ち負けではない。
シルバーナイト300BはStudioK'sのKEFのスピーカーの能率が高い(94〜5dB)ことも手伝って、あの広い部屋でも破綻のない朗々とした音を響かせていた。

果たしてOさん 「知らなきゃ良かった」と思ったか どうだか・・・・

8月30日


「音楽空間」の主催者アイガーさんが先月訪問された「神楽坂 真・佳作座」
ことHAさんのお宅に柳瀬さんと連れだってお邪魔した。
そこは紛れもなく映画館であった。

壁面埋め込みのアクアリュームには海水魚達が気持良く泳いでいた。
ここは都会のオアシス 別天地である。

8月29日
阿波踊りで熱気と喧騒が渦巻く高円寺を後にして、「四谷天窓」にライブを観に行く。会社のスタッフの一人リンダさんのステージ。一風変った癒し系の独特の世界に浸ってきた。妙に心が落ち着く。彼女は作詞・作曲・演奏を自ら手がける。素晴らしい才能だ。

いつも思う。ミュージシャンにオーディオマニアは少ない。創る方に神経が集まり、出てくる音(オーディオ装置)には意外と無頓着な人が多い。情熱を傾ける対象が違うのだろう。
オーディオ(装置)マニア否、私は自ら演奏が出来ないコンプレックスからオーディオに走ってきた部分があるように思う。「もしもエバンスのようにピアノが弾けたなら」普段音を聴くのはラジカセで十分だったかもしれない。「レコード演奏家」という言葉がある。言い得て妙だ。
先日セカンドハウスでお会いしたANDさん(ミュージシャン)からメールを頂いた。8/30

ANDさんありがとうございました。来月は08:30に行けそうです。

久しぶりに四谷まで足を伸ばしたので、いーぐるに寄ってみた。良くも悪くも「相変わらず」で一種安堵感を覚える。先日のMegが野党ならいーぐるは間違いなく与党だな。保守の権化みたいな所がある。
激動の60年代に花開いたカフェ文化の雄JAZZ喫茶は、若者達に圧倒的な支持を得て時代を走り続けてきた。今その音は枯れている。しかし36年間変らないというのはJAZZ喫茶界においては「お化け」のような店だ。これはもう音とか装置以前の問題だ。こうなったら意地でもあと14年、半世紀このスタイルで続けて欲しいと思う。

撮影は許可済み
8月28日
良からぬことを思ったばっかりに昨日は転び、今日は目が潰れてしまった。「ものもらい」なんて数年ぶり。同じ貰い物でも違うものがいい。(余りに醜いので画像は消しました)
おまけに足には四十数年ぶりに「魚の目」が出来てしまい痛いのなんの。
さらには、昨日は掲示板にやたらと商用書込みが頻発し、削除してもすぐ書き込まれてしまう。もともと無料掲示板ということもあるためだろうか。面倒なのでしばらく掲示板の公開を停止します。
災難続きの今日この頃。少しおとなしくしておけという警鐘かもしれない。
8月27日

ちょっと雨が心配だが、高円寺の阿波踊りが今日から始まる。今年で47回目、もう正真正銘の東京名物となった。この2日間高円寺の街は阿波踊り1色に染まる。いささかのスポークスマン気取りをお許し下さい。長年この街に住んでおり、どうしても贔屓目になってしまう。とにかく一見の価値あり。街を上げてのこの壮大なパワーは見る者踊る者を魅了する。http://www.office-isshin.co.jp/renkyoukai/
昨夜はその前夜祭。地元の連だけが参加しお披露目をする。ツウはこの前夜祭を鑑賞する。当日は観客でごった返して間近でゆっくり見ることなど出来ない。この小さな街に2日間で120万人もの人が押し寄せてくる。
去年も書いた気がする(イヤ書きました)が、とにかく踊り手の女性が皆綺麗に見える。これには訳があり、女性が綺麗に見える3大要素が阿波踊りには含まれている。
「ヨメトウメカサノウチ」 漢字で書くと一目瞭然 「夜目 遠目 笠の内」 美しく着飾った女性が皆ぼやけて見えるという仕掛けだそうだ。

しかし着物の裾がはだけて時折見える白い太ももには健康的なエロスを感じてしまう。チラリズムの極地。写真を撮ろうとしゃがみ込んでいたら観客に押されてすっ転んでしまった。イテテテ 明日はいい写真を撮りたい。

音もまたいいのだ。間近で聴く8連大太鼓の響きはどんなスピーカーでも?再現できない。下腹にドスドス響き腰骨が共振してしまう。A・ブレーキ-やT・ウイリアムスがシャカリキに叩いても、この人数の大迫力の音は出せない。バチが当たるたびに腰が砕けてしまう。

8月26日

調の字さん持参のトランスから火が着き、しばしトランスの聴き比べに興じていた。バッテリー式ヘッドアンプを試しているうちに、レビンソンの純正ヘッドアンプを試してみたくなり、それとなくOTさんに打診などもしてみた。
ところが、掲示板でPippinさんとOTさんとのやり取りを横目で眺めながら、その時一人ニタニタ笑っていらした方がいた。「初代JC-1ならここにあるのに・・・ムフフフフ....」と。
日曜日、全く別件で厚木さんとお会いした。するといきなり笑いながら目の前に初期JC-1を差し出してこられた。予期せぬ驚きであった。
Pippinさんの言葉をお借りすると 「JC-1DC以前のJC-1という横長のカッコイイ物 レアなので、なかなか入手できない代物」 がテーブルの上に置かれた。JC-1DCでさえ珍しいのにプロトタイプともなるとなかなかお目にかかることが出来ない。
「shuksさんが使ってみたいと日記に書いていたので、その直後実は偶然にも出物があったので押さえておきました。これはレビンソンファン、特にLNP-2やML1を使っている人にとっては音以前の必須アイテムみたいなものですね。しかもその価値が分かり商品説明がちゃんとできる人のところにしか回ってきません。」とイタズラッぽい眼差しでニコニコ笑って話しておられる。一般の人にはほとんど無価値な物かもしれない。
厚木さんはそれを格安で譲ってくれた。何より私が「使ってみたい」という情報を厚木さんが網を広げて捕まえてくれた、そのことがとっても嬉しい。
早速使ってみた。30年以上も昔の製品だ。しかも電源は単一電池左右に一個づつ計二本。手のひらに軽々と乗ってしまう。正直言って「アイテム」としての価値は超レア物なので非常に高いが、音の方は余り期待していなかった。

はやる気持ちを押さえて、まずは導通チェック。厚木さんの所でテスト済みではあるが、何せ古い物だ、一応入出力端子にテスターを当ててみる。結果はOK。
次にハムノイズチェック。面白いことにJC-1にはアース端子が付いていない。フォノからのアース線は浮かしたまま音を出してみる。不思議なことにハムノイズは全く出ない。ボリュームを徐々に上げていく。恐ろしいほどに静かだ。音楽レベルで雑音が皆無である。
ボユーム位置が1時を過ぎた頃、ウーファーがゆっくり前後に揺れ始めた。2時、ゆれは更に激しくなりボコボコと音を立て始めた。
ここで無音時チェックは終わりにした。JC-1の昇圧比・増幅度は何dB位あるのだろうか。とてもモジュール一個&単一電池一個とは思えない。

外部・内部の画像はこちらから
いよいよ音出し。The Ray Brown Trioの「Soular Energy」をはじめに聴いてみた。私もかなり大げさな人間だとは思っている。些細なことにも感動しやすいタイプだ。と、ここまで枕言葉を並べれば大体次の言葉が出るに決まっている。「おおおっ!......」
ちなみに私は昨日今日レビンソンに邂逅したばかりのミーハ-なにわかレビンソンファンである。鎌倉に行っていなかったらレビンソンとは生涯縁が無かっただろう。予めお断りしておきます。LNP-2使いの達人などとはレベルが違う。それを差し引いての私的インプレである。
人は否、私は予め予期していた以上の結果、意外性に出合うと驚き、時として感動する。期待はいい方向で大いに裏切られた。J.カールは何て物を創ったのだろうか。30数年の時空を超えて、今アナログレコードからとてつもなく鮮やかな音が踊り出している。興奮した気持ちを押さえてい、いま少し冷静にJC-1の音を聴き込んだ。カートリッジは前回同様ZYX。
まずは前述のごとくS/N比がすこぶる高い。トランス使用時比べて遥かに静粛性がある。ノイズの絶対的少なさは特筆すべきことだ。しかもサーフェースノイズ音すら違って聴こえる。
出力ゲインが極めて高い。ライン出力とほぼ同じくらいの高い電圧が出ている。ボリューム位置はほんの0+2mmでレイ.ブラウンベースがハラワタにズンズン響く。たった1本の1.5vの電池駆動とはどうしても思えない。
オーディオ・インターフェースのCSA-50が9V仕様のバッテリーにも関わらず、ゲインが低めで常音ボリューム位置が10時頃だったのと比べると5倍以上の高い電圧である。JC-1は10時の位置では耳から血が出るほどだ(笑)。
何にも増して音が鮮烈だ。レビンソンが当時ハイファイの旗手と謳われたのもうなずける。今でも十分通用する品位の高い音である。油絵の濃厚さというより銀塩写真の写実性に似ている。
一音一音の解像度が高く切れ込みのある明快な音で、FX-1より切れ込みがある。音の透明感も勝っている。中域も適度に厚みがあってなかなかいい。低域に至っては底力のある重厚な音だ。何よりトータルで高S/N比に支えらた沢山の音楽が聴こえることが嬉しい。
とまあいいことずくめのようであるが、気になる点もある。何といっても製造から30年ほど経過している。RCAのプラグも一部金属が腐食気味で接点も接触不良を起こしやすい。LP片面通しで聴いている中で何度か音が途切れそうになった。接点関係も含めてクリーニングを施した方がよさそうだ。コンデンサーもそろそろ交換時期だろう。筐体も軽く振動を拾いやすいので何らかの振動対策が必要かもしれない。
しかしながら久しぶりに興奮してしまった。打ち込みの指も滑らかに動いてしまう。こんな音を30年前に聴いていたら、今ほどはオーディオにのめり込まなかったかもしれない。二十歳代で「アガリ」を宣言していたに違いない。
トランスの比較試聴から始まった一連の聴き比べは、SHIRAZ&CaspianPhono-REF、JC-1&ML-1で一応の落ち着きをみた。あとはライラ&コニサーで収束する。
8月25日
喫煙者は最近特に肩身が狭くなった。私の住む街高円寺・阿佐ヶ谷も、とうとう歩き煙草には罰則が科せられるようになってしまった。勿論他人の迷惑も顧みず混雑した所や火の気の危険な場所での喫煙は、罰金以前のマナーの問題として慎むべきである。そんなことは分かりきている。
一昨日仕事が終わり夜人気のないアーケードをいい気持で一服しながら歩いていた。当然ポケット灰皿携帯で。するとどこからかギラギラした目のオバハン二人組がバケツを持ってきて「歩き煙草はダメです!」とチラシを見せながらヒステリックにしかも得意気になってのたまっていた。おまけになにやらタスキをかけている。
ニュースフィルムでしか見た事はないが、戦時中の隣組のオバサン達を連想してしまった。啓蒙期間とやらで罰金は取られなかったが、ふたこと文句を言って立ちすくみ、最後までゆっくり吸ってバケツの中に放り投げた。愛煙家の弁である。周りに誰もいないじゃない。しかも携帯灰皿まで持っててさ。一律ってのはちょっと過剰気味だよ。
ボクは日本で一番きつい煙草をもう33年間吸い続けている。1日2箱しかも浮気する事なく一筋だ。生意気にも学生時代から両切りショッPだった。携帯には不便だったが、若気の至りでカンPなんぞを持ち歩きJAZZ喫茶に通ったものだ。今から思うとなんてませて生意気なガキだったことか。さすがに今はロンPだが、煙草に関してはヤワではない(てなこと自慢してどうするかって 人は皆一度はあの世へ行くんだもの 好きな事して生きたいですね。)
煙草吸いにはライターが必需品。コレクションではなく、道具としてのライターはZIPPO一筋。
ここ11年はこれを使い続けている。ZIPPO誕生60周年記念のスターリングシルバーのアニバーサリーモデル。使いこなして傷だらけである。
ZIPPOのアフターサービスは素晴らしい。故意の破損は別として、機能的な故障に対してはその状態・使用年数を問わず無料で修理してくれる。無期限・無料というのは本当に凄い事だ。
私もこの10年あまりの内にヒンジが壊れて2度ばかり修理に出したが、その度に頑丈になって戻ってくる。
こういうのを真の顧客満足という。どこかのオーディオメーカーも少しは見習って欲しいと思う(逆にアフターダービスがしっかりしている点では、アキュフェーズもそうだがi-1のSDサウンドやロクサンの代理店ハイファイ・ルネッサンスなんかは、私の知る限りピカイチである。「おべんちゃら」や「よいしょ」ではなく私の拙い体験上の事実だ)。
ZIPPOはコレクションはしていない。しかしどういう訳か少しづつ増えてくる。机の引き出しの中に転がっていたものを集めてみた。探せばもっとあるがあちらこちらに点在している。

そんな折、pippinさんからブルーチタンコーティングの最新ZIPPOが届いた。

pippinさんは仕事柄、時計・喫煙具のオーソリティ。
ご自分は煙草は吸われないがZIPPOについても造詣が深い。
このブルーチタンは日本初登場の(今は)レアもの。
私がZIPPOを使っている事を知って、わざわざ送って下さった。
右は以前ジッポ、ジッポとピースを吸い続け、
たまった上紙シールを送って手に入れたピースZIPPO。
こちらもブルーチタンコーティングだが、pippinさんの説明によると
お譲り頂いた左の新ブルーチタンはチタンのコーティング層が厚くなり
対磨耗度が5倍に増えたそうだ。
もったいなくてちょっと使うのにためらいがある。
使ってナンボもの カートリッジならすぐに使うのだが・・・
8月24日

トランスの聴き比べをしている内にROKSANのSHIRAZをじっくりと聴いてみたくなった。こちらはトランス受けではなく、SHIRAZ専用ヘッドアンプ兼フォノイコCaspianPhono-REFで鳴らしている。XER-XのアームをSeriesVに替えてから少しトラブルがあったが、それも今は解消され快調に活きのいいドライな音色を響かせている。
もともとはEMT社のTSD15をベースに作られており、ロクサンがスケルトン構造にモディファイしチューニングを施している。元祖TSD15は自宅では聴いた事がないが、一昨日のアバンギャルドではないが、ヌードになった事で付帯音が排除され、よりハイスピードな音に生まれ変わっているものと想像される。
ボディカバーの排除は共振の撤廃と振動系の支点の明確化であり、3本のスパイクを用いた発電系のピボット支持構造によって、カートリッジとトーンアームを機械的に一体化するという徹底した無共振思想の現れと聞いている。
地球上最もトーンアームの素材に適しているといわれる材質マグネシウムのアームとのペアリングにより、SHIRAZがより鮮明に蘇った。この鮮度は保ちたい。専用フォノイコとの間にトランスをかます事は躊躇してしまう。


8月23日

JAZZ喫茶Megの新しい顔 アバンギャルドのDUO
  
  
余計な物を全て剥ぎ取り、音の骨格・芯をえぐり出すような「鮮烈」な音だった
|
アバンギャルドの音について或る友人からメールが届いた。
私信なので一部割愛します。
〜さて早速ですが善は急げですので、メグに行って参りました。本当に久々で、お
店が隣に移っていたのも知らず少々戸惑いましたが、入店すると一見してウルサ
方と分かる人が三名ほど聞き込んでいらっしゃいましたよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
で、美味しいアイスミルクを飲みつつアヴァンギャルドを聴かせて頂きま
したが、確かにホーンくささは随分抑えられていて、ピアノにも違和感がありま
せん。勿論管楽器と太鼓の皮の震えは説得力を持ち、これは良いと思いました。
ちょっと高域に僅かな強調感が感じられるのも、エージングが進めば変わってい
くと思います、が、寺島氏の極端な好みから、わざとそこを残すかもしれませんね。
〜
|
8月22日
笹本茂晴さん

言葉はいらない
ベース一本で聴く人の耳を奪ってしまう
35年間弾き続けて、左手人差し指と小指が変形していた
-六本木 SecondHouseにて-

ピアニスト本間さんの友人でANDさんが飛び入り参加された。
マイルスのウォーキン、これがとてもいい。
始めはてっきりプロの方と思いきや、あとでアマチュアだという事がわかった。
しかし腕前は一流。
ANDさんは某一流メーカーのサラリーマンだが、
月2回(訂正)ほど都内のライブハウスで定期的に演奏されていらっしゃるそうだ。
どうりで....しかしスゴイ!
渡邉師匠から昨日 FRのトランス XF-1についてインプレを頂いた。
〜
FRのXF−1は、1983年当時にFRにいらっしゃった、小沢安生氏
の作品だと思います。XF−1L(3Ω)とXF−1H(40Ω)があったと思いました。
〜
20年前に、東中野のFRを訪問したときにはまだXF−1はありません
でしたが、当時、4芯スターカッド構造のHIGH SPEED CABLEという
商品を発売していたときにお話しをきくために伺いました。そのケーブルは
、4芯スターカッド構造の4E−6Sというマイクロフォンケーブルそっくりで、
そのものと言っても良いほどです。
XF−1は、接点を減らすために、出力ケーブルはトランスの2次側引き
出しに、FRのHIGH SPEED CABLEが半田付けされていると思います。
XF−1は、私も自宅で試聴をしたことがありましたが、とても良い
印象を受けました。
出力ケーブルのキャラクタも多分に乗っている音だと思います。
基本的にニュートラルでナチュラル。安心できるバランス
少しサラッとしている。
切れ込みは控えめ。
粒立ちは細やかで繊細。
金属感が控えめ。
ギトギトしていない。
〜
|
師匠ありがとうございました
朝一番にメジャグランのHPに特別寄稿されている磁器瑠博士からこんなものが届いた。
磁器瑠博士とは盟友「種さん」のことである。 「とにかくタダなんだから使ってみて楽しんでよ」とメッセージがあり、新たなミッションを仰せつかった。タダより恐い物はない・・
4348はもう少しバイアンプで調整してみようと思っていたのだが、一気にステップアップしてみようか。嬉しい悩みが増えてしまった。

8月21日
バイアンプによる4348の鳴らし込みは当分続く。しばらくは細かな調整が続くと思うが、大きな変化があればまた日記に書き込む予定。
今日は少しアナログの調整を行なった。先日調の字さんが持ち込まれたオーディオ・インターフェイスのトランスCST-80他を聴いてみた。この間はバタバタして失敗したので、今回は腰を据えて聴き込む。使ったカートリッジはZYX。
(よっしーさんはZYXの針を飛ばされてしまったそうです。ご愁傷様です 私も先日別のカートをやってしまったばかりです。直後は本当に気が滅入ってしまいますね。他意はないのですが、この時期にZYXを出すのはまずいとは思いつつも、今ML-1のラインでトランスの聴き比べが手軽に行なえるのがZYXなのでお許し下さい。)
CST-80はローインピーダンス受け。ZYX(R-1000AIRY-V)の内部インピーダンスは3Ωなので適性は合う。O・ピーターソンの「You
Look Good To Me」ので出しの30秒を聴いてみる。
R・ブラウンの弓弾きのベースが幾らか軽めに聴こえる。弓弾きから指弾きに変って、ピーターソンにバトンタッチする直前のあがり「ド〜ン」の音が今ひとつ弱い。E・シグベンのシンバルは綺麗に伸びている。CST-80とZYXとの相性は60点と言う所か。
同じオーディオ・インターフェースの製品で変り種にCSA-50という電池仕様のヘッドアンプがある。ついでにこちらも繋いで聴いてみた。「7秒試聴」の印象では音はとても柔らかい。音の透明感は良く出ているが、少しメリハリに欠けるようだ。クラシックにはいいと思うがJAZZにはどうか。少なくてもZYXで聴くO・ピーターソンとの相性は好みではなかった。


電池仕様というところではサトリのEQA-5610もあるが、マークレビンソンにはJC-1DCというヘッドアンプがある。純正同士ということで一度ML-1にこれを繋いで聴いてみたいと思う。微小なレベルの信号を扱うには、ノイズの絶対的な少なさが命だ。DC仕様は理に叶っているとは思う。
ヘッドアンプの電源と言えば、以前アキュフェーズのC-17という強力な電源を積んだ化物ヘッドアンプを使っていた。MC型カートリッジのゲインを上げるには小さなトランス一個でも済むというのに、その当時のアキュフェーズは並居る強敵に一矢を報いる為に、とてつもない戦略を打って出た。一流の座を目指そうというアキュの意気込みとパワーを感じた。
どうも脱線が多い。ZYXとの相性のいいトランスに戻す。手持ちですぐに取り外せる3Ω受けのトランス類を片っ端から繋いで「7秒試聴」をやってみた。

それぞれの細かいインプレは省略する。なんせ夜中の僅かな時間に行なった「7秒試聴」ゆえ、いい加減なものである。が、ZYXとの相性で私の一番のお気に入りはFRのXF-1であった。(昇圧比 36dB インピーダンス3Ω。トロイダル巻線採用、完全左右独立構成の4重シールド)。
とにかく音が厚い。R・ブラウンの例の「ドーン」の音が下腹部にビリビリ伝わる。アルコのささくれ立った弦の摩擦音がギュルギュル響く。耳の後ろが痒くなるほど。E・シグベンのハイハットも左端からシャキシャキ透き通って聴こえる(とまあボキャブラリーの貧弱な事)。肝心のピアノは華やかでナチュラルに伸びている。危なく歪がちな高域もぎりぎりのところでクリアーしている。
二番目に良かったのがパートリッジ(オーディオニックス TK2220 HI、LOWのMC2モード切り替え。入力インピーダンス 3Ω、40Ω 昇圧比 35dB
)。こちらもなかなかいい。

カートリッジとトランスの組み合わせ、選択肢は山ほどあり、その中で何を選ぶかはまるで宝探しのようで面白い。しかし自分が「こういう音で聴きたい」という明確な基準を持っていなければ、たんなる音の違いの楽しむお遊びになってしまう。ただでさえ時間がないのに。クワバラ 昨夜はZYXと相性がいいトランスが見つかってとにかくひと安心。
8月20日

ベイリンガーのDSP8024によるリアルタイムアナラーザー(RTA)を使っての測定を少し行なった。測定にはシェフィールドの「My
Disc」というソフトを使用した。 このソフトは実は測定器を使わなくても、耳である程度部屋の音響やSPの特性を計る事が出来るようにもなっている。


いつもようにマイクを試聴位置の耳の高さにセットし、連続出力の各周波数帯域のトラックを再生しRTAで測定してみた。数値で見ると、耳で感じていたほど低域と中高域のレベル差はなかった。
ただし、右チャンネルの50Hzの凸、53Hz〜56Hzの凹み、75Hz〜80Hzの凸が目立つ。これはシングル駆動の時と同じような傾向だ。SPの設置が左右の壁から均一ではない事、右側にラックを置き機器をを詰め込んでいる事、左側がガラス窓というようなことも影響していると思う。これは吸音材処理どころでは解決できないかもしれない。
などなど細かいデータは個人的なことなので割愛するが、少なくてもバイアンプにしたことによる部屋の音響の変化は数値上には余り現れてこなかった。特にウーファーとミッドバスの境界線付近の周波数300Hz前後での音圧レベルは、数値上はほとんど同じレベルだった。連続的に繋がっており、ウーファー側のアンプの出力レベルがそれ程低いと言う事はなかった。耳ではレベル差があるように聴こえるのだが。中高域の抜けの良さが目立つ為であろうか。
とマアしばらくはこんな自己満足的な実験とも測定ともつかないイタズラが続くと思うが、そんな矢先にまた種さんから「囁き」のメールが届いた。もう少しゆっくりと遊ばせて欲しいと思うのだが・・・
8月19日

4348はバイアンプにしてから明らかに音の出方が変った。中高域の抜けが良くなった分音圧レベルも上がったように聴こえる。低域も力強さが増し、部屋の隅に立つと今まで以上に逃げ場を失った音波がとぐろを巻いているかのようだ。
自分の耳で感じた事が数値上ではどの様に変化しているのか。再びベリンガーを持ち出し一応測定してみることにする。今日は時間がなかったのでその準備だけで終わった。
ベリンガーのDSP8024はリアルタイムアナライザーの機能として1/3オクターブ計測を0.25dBの精度で行なう。部屋の簡易音響測定を行なうには十分である。
私などは部屋の左右の周波数帯域の凸凹を確認し、アナログ的手法即ち吸音材や反射板、スピーカーの位置等でフラット化を試みる程度。余り激しい差がない限りはイコライザーは使わない。宝の持ち腐れ状態だ。JAZZが躍動感を持って楽しく聴ければ、周波数特性のフラット化は二の次になってしまう。
ところが先日Studiok’sでお会いしたにしだやさんや市川さんは、8024の倍の61バンドRTA機能を持つ後継機種のDEQ2496を導入され、積極的に活用されておられるようだ。これには頭がさがります。
後継機のDEQ2496はRTAだけに留まらず、24-bit/96 kHz A/D-D/A コンバーター、同時選択可能な
4 種の EQ モジュール( 31 バンドグラフィック EQ 、 10 バンドパラメトリック
EQ 、フィードバックデストロイヤー・・・まだまだありますがよくワカリマセン)等も搭載しており、デジタルIOも標準で備わっている。
非常に多機能で、8024でも手を焼いている私にはとても使いこなせそうにない。しかしベリンガーの製品は安い。コスト/パフォーマンスは群を抜いている。一台あるといろいろ遊べてとても重宝する。
何度も言う様だがデジタル機器(映像機器も含めて)は日進月歩で進化し廉価になっていく。逆に特定のアナログ機器は高騰する一方だ。カートリッジのシェルなど当時の販売価格の3倍くらい平気で値上がっている。DSP8024の値段でSAECのシェル一つも買えやしない。
小回りのきくどこかのガレージメーカーが本気で質の高いアナログ製品を再生産してくれたら、アナロンガーの人達は泣いて喜ぶに違いない。小手先の器用な日本人の伝統のお家芸は何処へいってしまったのだろうか。ベリンガーを横目で眺めながら少し恨めしく思った。
8月18日
下高井戸 音楽くらぶ主催のMay_Wind☆こと佐藤さんとナス計画の調の字さんが遊びにいらした。佐藤さんは秘密のケーブルとターミネーター、調の字さんは種々カートリッジを持参しての来宅。
佐藤さんは最近「May_Wind☆の戯言」の中で、「トランスポートの使っていないデジタルアウトは、全部ターミネートしておかないと 駄目だと言う、コンピューター屋から見ると極めてごくごく当たり前の話」としてデジタル機器にはターミネーターが必要とおっしゃっている。
とりあえずトランスポートに差し込んで違いを確認してみたが、今日のところは有無の違いはよく分からなかった。短時間で盛り沢山のメニューをこなす嵐のようなひと時だった為、後日ゆっくり聴き比べてみる事にする。
一方持参されたケーブルはリファレンスのMITと比べて幾分高域に艶と明るさが乗り、低域も力感があって好印象だった。

端末抵抗入りターミネーターと構造が複雑そうなケーブル
調の字さんに珍しいカートリッジをお持ち頂いたが、いかんせんじっくり聴き比べる時間がなかった。オーディオ・インターフェースのトランス受けで音出しをしてみたがケーブルの性か接触不良で片chから音が出ないなど少しトラブルがあった。アナログ系はもう少し落ち着いてセッティングしてみたい。ということでカートリッジはしばらくお借りする事にした。

お二人がいらしたので、昨日セットしたてのバイアンプの音にお付き合い願った。私的にはまだ高域と低域のバランスが微妙にずれており満足はしていなかったが、果たしてお二人にはどのように聴こえたであろうか。
8月17日
昨日も一日雨。何処にも行かず、また誰とも会わず、独り部屋に閉じ篭って朝から晩までi-1とi-3の聴き比べに興じた。瞬間切替えを何度となく繰り返し、両者の音の傾向を確認してみた。気がついたら真夜中、お陰で参加予定のMegの会に行きそびれてしまった。
i-1とi-3の音質の違いは小音量時では分からなかったが、普段のリスニングレベルにすると僅かながらも両者の音色の違いがみえてきた。
比較試聴には聴きなれているOscar Petersonの「We Get Requests」とNORAH JONESの「COME AWAY WITH ME」を使った。
i-1の音は毎日のように8ヶ月も聴いているので良く分かる。他機種と比較しないで単体で聴いている限りでは中高域も低域もバランスよく、ほとんど不満を感じない。ほぼ自分の好みの音になっていると感じる。
i-3に切り替えて聴いてみる。但しi-3には分が悪い。明らかにエージング不足は否めない、毎日の様に聴き込んでこなれているi-1とではいささか酷な比較だった。高域も低域も若干硬さがみられる。特に低域はi-1に比べて今ひとつ伸びが足りないと感じた。深々とした空気の揺れを体感できない。イメージとして40Hz付近で急峻に24dbカットされたような感じだ。
ところが、この音は決して嫌いな音ではない。むしろ歯切れ良くブーミーさがない。逆にパワー感がある。ひょっとしたら4348のウーハーを適度に制動しているのかもしれない。
両者の簡単な比較は
| i-1 |
中高域が繊細で、独特の伸びがある。弦の響が綺麗で音場も見通しがいい。低域は幾らか軽目だがすっきり伸びている。 |
| i-3 |
全体に力強さがあり、特に低域のローエンドに厚みがあり量感も多い。その分高域の煌びやかさが押さえられても聴こえるが、中域の密度感は高い。 |
と、まあ勝手なことを言っているが、比較試聴はそれこそ「7秒」に限る。あまりだらだら聴いていると訳が分からなくなってくる。AOKさんではないが、瞬間のイマジネーションを大切したい。
大まかな両者の音色傾向が分かったので、いよいよバイアンプ化へのステップを踏む事にした。この音色の差ならむしろ狙いどおり上下に使い分けることによって、4348を好みの音に近づけることが出来ると思う。イマジネーションどおり、低域にi-3、中高域にi-1を繋いで第2ラウンドに突入した。ケーブルは一応我が家ではハイエンドのMITのMH-750を使用。後日WEの単線も繋いでみる予定。


実はこのセッティングは失敗。i-3の発熱量は予想以上に多く、i-1と上下に置くにはもう少し離して置かないと、それこそストーブ状態になってしまう。放熱も考慮して段違いに置いてみたが、それでも長時間電源を入れておくと熱でSPのキャビネットも変形してしまいそうだ。
今はまだ仮セッティングだが、ラックの問題もあるし並列にするか上下にするか悩んでいる。2台使用、スペースユーティリティはかなり悪い。

とりあえずこれでセッティング音出し
う〜ん・・・・これほどまでにもバイアンプの効果が現れるとは・・・・・今更ながら
昔JBL S-3100で行なった時とは効果の出方が違う。
大型4ウエイにおけるウーファーと中高域ユニット混在のスピーカーでは、
ウーファーが他のユニットに及ぼす影響力が大きい事を体感させられた。
一定以上の音量になると、ウーファーの逆起電力は
ホーンの音にかなり影響を及ぶすのであろうか。
バイワイヤリング程度では逆起電力の影響を
防ぐ事ができないのかもしれない。
一聴してハッとさせられたのは、中高域のキレ味がとてもいいことだ。
音の立ち上がりがよりストレートになり、濁りのないシャープな響だ。
低域も引き締まり量感も増えたように聴こえる。
ブーミーさが消えダンピングが強烈に効いているようで、
締りのある解像度の高い低音だ。
一般的にバイアンプのメリットとして言われている解像度とスケール感のUPが
セオリー通り出てきたといえる。
もともと4348は音の定位がいいスピーカーだと思ったが、バイアンプにしてみると
更に定位の良さが分かる。
音場も上下・左右に広がる中でN.ジョーンズのボーカルはど真ん中に定位し
音の抜けもとてもいい。
いい事ずくめで、この歳で恥ずかしいながらバイアンプショックを受ける。
但し今少し冷静になってみると、問題点も見えてきた。
両者のアンプの出力レベル差もあるのか、中高域の抜けが良くなりすぎ
低域とのバランスが少し崩れて聴こえる。中高域が少し出っ張りぎみ。
因みに出力はi-1は50W i-3は38Wである。
シングルアンプの時はほとんど調整する必要を感じなかった
アッテネーターを調整してみた。
高域と超高域のレベルを1〜2mmの範囲でレベルダウンさせてみた。
幾らか低域との繋がりも良くなった。が、まだまだである。
奥の手にレベル調整可能なメジャグランのバイアクトもある。
これからまた新たな試練が始まる。

こういう事をしていると時間が幾らあっても足りない。
無我夢中でのめり込んでしまう。
オーディオって理屈抜きにタノシイ!
今日はTIME OUT 明日からまた再調整に挑む
8月16日
東京は今日も雨。秋の長雨を思わせる。真夏だというのに半袖では寒いくらいだ。そんな中、ひと際熱かったのが、Studio K'sのオープン6周年記念パーティ。Webサイトで高名な方々が大勢集まって、オープン戯れる会のようなにぎやかさだった。
前回の写真展ではまるで異業種交流会と思うほど多彩な方々がいらしたが、今回のパーティはなぜかオーディオ色に染まっていた。毎回出席のにしだやさんもこれには驚いていた。いや一番驚ろかれていらしたのは主催者の山本さんだったかも知れない。Audiophileが勢揃いしたので、急遽ミニ音楽とでも戯れるかい?模様となり、寝ていた「i-1」にスイッチが入ったりもした。
富田さん 岡崎さん フィルさん 迷い羊さん YUさん YTAさん はじめてお名前と顔が一致した。YUさんは奇しくもSDサウンドのi-1を手に入れられ、今度の月曜日に到着とか。プリはリンのクライマックス・コントロールでSPはアバロン。i-1にとっても力の見せ所、落ち着かれたら是非聴かせて頂きたいと思います。
HAさん にだやさん 市川さん 柳瀬さん そして種子島さんとは既知の友人。気が緩みまたもやHAさん持参の石川の銘酒「菊姫」をしこたま飲んでしまった。お陰で遅い目覚めとなり頭も重い。桜新町方面の誰かさんに怒られそう。
豪雨でパーティに参加できなかった下田の小柳津さんと、ちょうどTV電話で話をしている最中に、奇怪な「教祖様」なるお方が乱入しカメラに向かって話し始めた。何処の誰とも分からない人がいきなり画面に登場したので、これには小柳津さんも目が点になり、顔が固まってしまった。
TV電話もリアルタイムにスムーズな動きが見られる様に進化したが、動が静となり一瞬固まってしまった小柳津さんの様子には一同大笑い。パソコンを使ったTV電話、なかなか面白い。

最後まで居残ったメンバー 散会前の深夜0時前
StudioK'sの創立6周年パーティは陶器市も兼ねて開かれている(17日まで)。私は品のいいビアマグと灰皿に使うのには少しもったいないお皿を手に入れた。

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