11月15日
ベーシスト 笹本茂晴さんプロデュース「日々是好日」のレコーディングに立ち合わせて頂いた。



丁度一年ほど前、エイ文庫から「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」が発刊された。そのプランニングを行なったザ・ワンの長 Bakuさんが企画・推進している「音楽室」というプライベートプロジェクトがある。Shishoブランドのオーディオシステム作りの援助をしたり、聴いてもらうスペース(音楽室)を開いたり、諸々のイベントを企画しようとする夢のある話である。
末席ながら私も参画し、「大人の遊び」を楽しんでいる。そのプロジェクトには自分達のインディーズレーベルも立ち上げようとの話がある。今日その第一弾としてベーシスト笹本さんと仲間のミュージシャンが集まって初レコーディングが行なわれた。
ライブ一筋、録音嫌いのボーカリスト、セカンドハウスのTATSUMIさんも重い腰を上げてBakuさんのプロジェクトに参加し、笹本さんとともに阿佐ヶ谷のスタジオ「SPACE VELIO」でレコーディングを行なった。
その模様は
11月14日
昼間所用があって某所まで行った帰りに、OTさんのところに少しだけお邪魔した。表参道の珈琲店「大坊」豆のおいしい珈琲をご馳走になった。30gの豆を玉露の感覚で少し冷ましたお湯でネルドリップする、これが「大坊」珈琲の一番おいしい飲み方だと思う。OTmamaさんの手製ネル袋で淹れて頂いた珈琲はことのほか美味かった。
実は昨日UPしたmarantz7はOTさんからの借り物である。OTさんは「このような歴史的銘品を独り占めして独りで楽しむよりも、仲間数人で聴き合って感動を共有しましょう」と言うことで、暫く前に私に貸して下さった。嬉しいお話だった。確かに独りで所有して、たまに聴いたり飾って置くよりも、仲間数人で共有し、回し聴きする方がmarantz7にとっては本望かもしれない。

ところが、ここに「所有欲」と「占有=使用欲」、「持っていたいのか」[聴きたいのか」という個人の価値観の問題が出てくる。特にmarantz7のようなビンテージ物は市場に少なく、高価な物は厄介だ。物の対価・価格は需要と供給のバランスで決まるが、このmarantz7のようなビンテージのオリジナル完動品は市場価格で70万円とも80万円ともいわれている。音よりも初期オリジナル品、タマが少ないと言う点に付加価値が付く。
この付加価値の部分で所有欲が増長されるが、音楽ファンにとってはどう転んでも所詮音なのだから、聴いて何ぼのものだと思う。仮りの話しだが、もし数人が頭割りでお金を出し合って共有し、3〜4ヶ月ごとに回し聴きできれば、感動の輪も広がる。そんな共有システムが出来れば、どなたか手を上げる人はいないだろうか?
しかし・・・音が気に入れば手元に置いてず〜っと使っていたいという気持ちも当然ながら生まれてくる。う〜ん やっぱり難しいかな。marantz7は世界中の多くのオーディオファンが認めた歴史的銘品だし、私もその音に触れてレコードを聴くのがとても楽しくなった。できれば独り占めしておきたい気持ちも沸いてくる。ともあれ未体験の人にはmarantz7の音を一度は聴いて欲しいなあと思う。

研究熱心で探究心を持ち続け、自分の音を煮詰めていかれるその姿勢には本当に頭が下がります。現役の○○博士ゆえ、物事の真理を追究していくのは職業柄かもしれません。それにしてもその情熱には私も大いに刺激を受け、また見習う事が多いです。
所沢の天野さんが夜仕事帰りに私の部屋にいらした。SUT-100(究極の10cmバックロードフォーン)の音の最終調整の為に、我が家のJBL4348の音と聴き比べ参考にしたいおっしゃる。

11月24日の自作スピーカーコンテストの課題曲(2曲)とデモソフトを持参され、JBL4348で2時間半に渡り聴き込まれた。SUT-100と同時比較試聴はできないので、音の印象を頭の中に叩き込み、帰られてから調整されるという。今回の試聴で天野さんSUT-100の改善点、調整点がどうやら見えてこられたようだ。コルクシートで最下段のBOXの煮詰めを行なうとのことです。コンテストが楽しみです。

P0sのD/Aコンバーター(D-70)は今貸し出し中なので、DAC64とP-1A&3AにAETのデジタルケーブルで繋いでいる。因みにAETのデジタルケーブルはもう手放せなくなってしまった。単に情報量が多いという感じだけではなく、音に躍動感が乗る。
天野さんはクラッシク派なので今回P-1AでUp samplingしてP-3Aへ繋いだ音を聴いて頂いた。経験上弦の響きはUp
samplingすると繊細さが増す。音場感も広がり見通しも良くなる。逆に高解像度な分だけ密度感に欠けるが、楽器ひとつひとつの粒立ちが明確になり音が団子になりにくい。クラッシクを聴く時にはこの選択が好みだ。
そんな状態でシベリウスの「フィンランディア」やストラビンスキーのバレエ音楽「火の鳥」〜魔王カスチェイの凶悪な踊り〜を聴いた。この手の音楽を聴いていると気持が高ぶり音につられて自然と体が動き出す。このダイナミックなエネルギーは心に共鳴し体が共振してしまう。
JBL4348とSDサウンドの叩き出す壮大なオーケストラサウンド、コンサートホールのS席に座っているかのように興奮してしまった。音量も大きかった事も手伝って手に汗をかいてしまった。JBL4348&SDサウンドとクラッシック音楽、これもなかなかいいものだ。天野さんもまんざらではなさそうなので安心しました。
締めくくりは、クリスマスには一足早いが「CANTATE DOMINO」を聴いて二人でうとうとしてしまった。

ちょっと「やらせ」っぽい画像でした。f(^_^) いやでも本当に心地よかったです。
11月13日

この間からビンテージ物のmarantz#7bをお借りしており、僅かずつだが時間を作って聴いている。シリアル番号1万番台のレアなオリジナル完動品で、時代物としてはすこぶるメンテナンスも行き届いている。ところがML-1に比べるとS/N比は悪いは、解像度は低いは、セレクターやボリュームのガリは出るは、chセパレーションは甘いはで、平面的・一般的なクオリティ面で言えばかなり歩が悪い。回路設計にしてもおそらく古くさく、使用部品の品質も今の部品から比べればB級品であろう。逆に言えばML-1はその当時としては本当にHiFiであった事を思い知らされる。
しかしながらmarantz7の奏でる音の何と不思議なことか。大袈裟に言えばいつまでも音楽を聴いていたくなる、えもいわれぬ魅力がある。今でも大事にmarantz7を使い続け、聴き続けている人の気持のほんの一部分がわかったような気がする。ちょっと聴いただけで何を偉そうにとmarantz7ファンには怒られそうだ。だから少しだけmarantz7の音の魅力がわかったとしかいえない。
私も相当思い込みの激しい人間だ。OTさんが「「音楽を聴くというのは楽しい事」というカウンターパンチをもらいました。まるで、美しいお年寄りが楽しく語らっているように、老練な機材はちゃんと存在意義があり、人の手によって生まれた物は人の心を持つモノだなぁと、つくづく思いました。バイオリンは木で出来ていて、飴色のニスを塗っているがごとく、音に色が付いていたように鳴らしてくれた訳です。」と感想を述べると、そんなものかと自分の気持もそれにオーバーラップさせてmarantz7を聴き込んでしまう。
でも確かに先入観抜きに聴いていてもmarantz7はいい音とか悪い音とかの範疇では捉えられない孤高の音を奏でてくれた。レコードを聴いていて、実に楽しくなる。こういう音作りも絶対「あり」なんだと納得させらる何かがある。分析的に言葉では表現しにくい。marantz7が出来た頃のレコードを聴いてみるとそれが良く解る。JAZZで言えば演奏者のエモーショナルな動きや想いが伝わってくる。ちょっと陳腐だな。一音一音の音色がどうの、響きがどうのというより、針をレコードの溝に落とし音が出た瞬間からフファ〜とその時代が蘇ってきそうな雰囲気を漂わせてくれる。
久しぶりにクリフォード・ブラウンを聴いてみた。今から30年近く前に大学の生協で¥1,100で買い集めた日本盤だ。録音はそれこそmarantz7が出来た頃の吹き込みである。

クリフォード・ブラウンが目の前で火花を散らすかのごとく熱い演奏が収められている。正直言って再発のCDでもその演奏の凄さは十分に伝わってくる。ブラウニーの凄みはCDで聴こうがアナログで聴こうが変らないと思う。乱暴だが、極論すればラジカセで聴いたってブラウンの良さは聴く人が聴けばちゃんと伝わってくる。
現にハタチの頃自分は本当に安物の一体型ポータブルプレーヤーで聴いていたが、体が熱くなってどうしようもなかった。興奮して体中から汗が吹き出た。一方でもっといい音でも聴いてみたいという素朴な欲求も芽生えた。チープな装置で聴いた感動が、高級オーディオ装置では果たしてどんな感動になるのだろうかと、それ以後好奇心も手伝ってオーディオにどんどん興味を抱くようになった。もっと もっと と。
30年前の感動と今の感動に質的な差はないのかもしれないが、その大きさ・量はどんなものだろう。オーディオはある程度までは、かけたコストに比例して得られる感動も増えていくことは間違いない。

と、思いつつこれを今再びmarantz7で聴いてみると・・・ イヤ〜私って本当にネジが一本足りないくらいに今でも感受性に衰えが来ていない。感動する心は少年と変らないじゃないかと思う。本当に鳥肌が立ってしまったのである。
クリフォード・ブラウンのあの太い音色、そして暖かみのある響き、重量感が見事に伝わってくる。アップテンポの泉の如く湧き上がるフレイズの迫力が眼前で繰り広げられそこにブラウニーが立っている。
ブラウンは私にJAZZの楽しさを真正面から教えてくれた。マイルスやコルトレーンのような小難しさは微塵もない。直球勝負の王道JAZZである。だが・・・それもずーっと聴いていると飽きてくる。だから今はたまに聴くのがいい。横道にそれた、もとい。ブラウニーについてはいずれまた。
marantz7の音の魅力は、高解像度な音、ハイフィディリティに飼いならされすぎた耳に、音の力強さ・力感とはこうだよ、音と音との重なり合いは混濁の上にハーモニーを紡ぐのだよ、タイミングはデジタル的にきっちり決めるんじゃなくて曖昧さの中での調和だよ 音の躍動感って中音域が要だよ とノイズをひきずりながら教えてくれた。
いや言葉で言うと陳腐なものだ。達観するには早すぎる。私は音楽を聴いて感動したいが為にオーディオにのめり込んだ。そしていつの間にか主客転倒し、音楽そっちのけで音そのもの、オーディオ装置そのものにも走った。正直それも、もの凄く楽しいのだ。そりゃ、装置一つで音がコロコロ変るんだもの。そのときの気分に合わせて音そのものを楽しんでもみたい。カートリッジ遊びはその最たるもの。SPUではこのレコード、ZYXではあれという具合に。そんな過程を経て最近また少しずつ気持が音楽そのものへとシフトしつつある。そんな中marantz7も音楽を聴く楽しさを再び想い起こさせてくれる端緒的名機である。
11月12日
ちょっとお休み。会社のイベントで少しばかり神経を使った。オーディオの話ではありませんが・・・。
週初めから国税局の税務調査が入った。もう定例なので、ことさら慌てたり騒ぐことでもないのだが、何度経験しても嫌なものだ。特に今回は特別国税調査官と上席調査官という、とても偉い税務官がお二人来るという事前情報があったので少し身構えていた。
大手ゼネコンを専門に調査してきたといから、うちの会社も管内では少しは有名になったのだろうか(うちはしがないビルメン屋なんですが・・・)。税務官は「私が来るということは選ばれた会社で名誉なことです」と言わんばかりに今までの経歴やら扱った企業の話をして言外に「特別」な調査である事を匂わせていた。トホホ・・・。
やましい事は何ひとつない(勿論会社の経費でオーディオやソフトなど一切買ってはいない)のだが、やはり重箱の隅をつつくようにしてあらゆる帳簿を片っ端から調べ上げ、不具合を見つけ出す。あちらはプロだからそれはもう手馴れたもの。
「わが国の現状においては、ゴルフ自体は一般的には従業員の福利厚生の一環として行なうことが定着しているとは認められない。それに要する費用を会社が負担した場合には、福利厚生費として取り扱うことはできない。プレー費用は従業員への給与(賞与)、役員のプレー費は役員賞与とし損金には算入されない」とのこと。この辺で税務官二人と押し問答になった。
社員全員が温泉旅行等に行く際の費用は福利厚生費として認められるが、ゴルフはダメよということらしい。ボーリングや野球はいいらしい。4泊5日の海外旅行もOKだが、ゴルフ自体まだまだ贅沢なスポーツとして冗費扱いなんですね。
大企業と違って保養所や立派な福利厚生施設など保有していない中小零細企業において、年数回、会社の経費でゴルフぐらいやったっていいじゃないかと思う。今この日本の経済の下支えをしているのは、文字通り地に這いつくばり汗水たらして働いて、利益を上げて真面目に税金を払っている中小零細企業のオヤジとそのスタッフ連中だ。おごりではなく、国はこんな真面目な納税者には普段のご褒美として息抜きの芝刈りくらい経費として認めてもバチは当たらないと思うのだが・・・・。今までの調査ではパスしていたのに不思議である。お目こぼしだったのだろうか。
と、少し怒りモードに入ってしまったが、無事税務調査も終わりひと段落した。溜まっているインプレもまとめられず、先週からやはりストレスにはなっていた。
気分改め、S112Rhのリード線をわたるさんの特性リード線に交換し、HELIKONを取り付けた。

こちらからどうぞ
11月9日
「鴻巣のT」さんこと竹澤さんの館を訪問した。竹澤さんから「遊びにいらっしゃい」とお誘いを受け、急遽午前中のみのご訪問となった。今回はプレ訪問という事で、次回はたっぷりと[Tワールド」を堪能させて頂くことにした。とにかく数時間程度の訪問では「Tワールド」の真髄など解るはずもなく、消化不良もいいところ。しかしながら少しだけそのエッセンスに触れる事が出来て、「Tワールド」の片鱗を垣間見る事ができた。

マークレビンソン8台でボクサー[T2]をマルチ駆動




お昼は竹澤さんお薦めの支那そばや「心麺」でとてもうまいラーメンをご馳走になった。佐野実氏のお弟子さんがやっているラーメン屋さんで、お昼にもかかわらず行列が出来ていた。

午後からは所沢の天野さんのところへお伺いする。究極の10cmバックロードホーンSUT-100の聴き込みと最終調整に立ち合わせて頂いた。FE108ESIIと108EΣとの聴き比べを行なった後、同席されたN先生とユニットの交換を行い、「ミューズの方舟」主催 自作スピーカーコンテスト出展に向けての最終調整を行なった。



北から西へと走り回った1日、盛り沢山の内容で、この日の模様は後日整理してまとめてみたい。中途半端なインプレでm(_ _)m
11月8日
カートリッジに関連して、シェルの話を。

MJ誌でおなじみの金田昭彦さんが愛用され、故長岡鉄男先生も絶賛されていたオーディオ・クラフトの
AS-4PL。長岡先生曰く
「コネクターは上下2ピン方式で、ピンの形も締りがよく、安定がよい。コネクターに続く部分は、従来最も強度不足に陥りやすい部分であるが、AS-4PLではこの部分を厚く重く固い構造としてふらつきを防いでいる。このシェルで音が違うとすれば、主な原因は、ネック周りの強度の問題であろう。」
とコネクターの形状を賞賛されておられた。
このクラフトのシェルの製作者松平さんがメースに移籍され、更にご自分でMy
Sonic Labを立ち上げて作られたシェル S112Rhがある。元のシェルはご自分で設計開発したAS-12。このコネクター部をロジウムメッキに変更して1ロット(60個)作られた。これが今とあるオーディオショップで¥10,000で限定販売されている(残り25個とか)。

オークションで中古のシェルも高値で取引されているようだが、新品でしかもコネクターが強固な上に最強のロジウムメッキコンタクトを採用しているS112Rhは絶対にお買い得だと思う。仮に1ロットがはけても注文が多くくれば再生産されるのではないだろうか。アナログ復活の活性化に繋がればいいなと思う。

11月7日
上州屋等の釣具店で売っているオモリなどを入れる小物入れである。

アナログをやっている人はカートリッジのビスやリード線をどのように保管し管理しているのだろうか。長短或いは異材質取りまとめてひとつの箱に放り込み、いざ使う段になってあれこれ引っ掻き回して探している人を見かける。
いや それは私でした(笑)。ちょっと時間のあるときに、長さ別・材質別に分けてこんな小箱に整理しておくと、カートリッジの交換時にとても便利である。
いつも実用的なアイディアを提供してくれる調の字さんが、こんな小物入れとカートリッジを十数本持って遊びに来られた。「オーテクの最新カート33Rを借りる事が出来たのでオーテクの兄弟カートとDENONの103シリーズとの聴き比べをしましょう」と。
こちらもコニサーが復調し、GT2000XもTTのブレがなくなったので、ML-1のライン入力に単発で接続し準備を整えた。経路も最短、デジタル入力も離し、アースと電源周りを見直して体制万全で臨んだ。
ここのところ土日が満杯なので、平日の夜しか時間が取れない。しかも私は風邪気味。本来なら1日かけてもいいくらいの濃い内容ではある。33Rが借り物でなければ、そうしていただろう。お互いに仕事が終わってからの数時間、コアな遊びでひと時を過ごした。

夜7時過ぎからの数時間という時間的な制約があったにも関わらず、結局15本ものカートを次から次へと聴き比べてみた。いやいいや全く持って「酔狂」の世界である。しかしながらこの4時間強の比較試聴はとても面白かった。
比較試聴は案外短時間に集中して行なった方が違いが分かり易い。調の字さんのインプレを含めて、後日聴き比べ結果をまとめてみたいと思う。私的には33Rと103C1が大健闘であった(思わせぶりで済みません。ちょっとまとめる時間がないのです)。


比較試聴を行なったカートは
DENON @103S A103M B103FLC 103GL D103C1 E305
Audio-Technica FAT33R GAT-ART2000 HAT-ART1 IAT36E JAT37E
ortofon KMC20super LMC30super
LYRA MHELIKON
ZYX NR1000AIRY-V
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計15本
ソフトはBill Evans/Waltz for Debby から「MY FOOLISH HEART」
OSCAR PETERSON/We Get Requests から「You Look Good To Me」

11月6日
こちらから押しかけて行こうと思った矢先に逆襲に合ってしまった。
先日安西さんのお宅でお会いした畑さんがお見えになった。畑さんは私とは反対の世界に住んでいる(いや何も裏の世界ではありません)。こちらは聴く一方、畑さんは製作現場の方である。ラジオ番組の製作を皮切りに、今はTVやエンターテイメントの制作等に関わっておられる。製作側のプロ、当然耳はいい。
ご自宅ではJBL4413→マーチンローガンの変遷を経てATC-100Aslへと進み、アンプはアキュフェーズからレビンソンへと移行して音楽を聴いていらっしゃる。オーディオファンでもある。その聴かれる音楽も私とは違う世界、ロックを中心にラテン系やポップスが主体だそうだ。今日はたっぷりとロック系の音楽を聴かせて頂いた。
  
  
中でも圧巻だったのは自ら録音現場に立ち会われたサンタナの来日公演のライブ盤。ライブではパーカッション周りだけでも15本近くのマイクで音を拾い、その他ギターやらボーカルはたまたオーディオンス等を含めたら、その数何本になるか分からなくなる程のマイクの数だそうだ。それらの無数のマイクで拾った音源をミックスダウンさせ2chに収める。
そのライブ盤の音はエネルギーが充満しており、聴いていてその熱が伝わってくる。音も団子にならず一音一音がはっきり聴こえるが、さりとて高解像系の音にありがちな冷たさとは裏腹にホットなのである。TL-0→DAC64→ML-1→i-1&i-3 そしてJBL4348からノリのいい熱い音が出てきて、私も大満足であった。畑さんもご満足の様子。我が家もどうやら「大人のおもちゃ箱」だけではなかったようで、一安心である。
途中から畑さんの友人で雑誌のライターをされている斎藤さんが仕事帰りにお見えになられ、3人で音楽を聴くやら話をするやら。
斎藤さんはJAZZとクラシックが好みということで、ロック系からJAZZのソフトに切り替えて皆で楽しんだ。
斎藤さんはB&Wの802をラックスのアンプで鳴らしておられる。面白いことに(失礼)、JAZZのソフトは全て輸入盤、クラシックは逆に全て日本盤というこだわりを持っていらっしゃる。JAZZの日本盤は押しなべて中域が薄く、これが聴いていてどうしても我慢が出来ないとおっしゃる。そういう選択もあるのかと感心してしまった。

早速、畑さんからご意見と改造計画案が送られてきました。(-_-;)
畑さん どうもありがとうございます。
いやいや、全く「感心とあきれ」の狭間にある部屋でした。紙一重ですね・・・。
僕はこの紙一重は大好きです。
それと、shuksさんが、演奏している時に目をつぶり微動だにしないで、聴いている姿にちょっとだけオーディオの求道者の神聖なスピリットを感じました。
私が「この部屋で、自由に遊んで良いよ」と、言われたら
一週間は確実にこもっていられます。
カートリッジの組み合わせだけでも3日は行けます!
これにアンプ(プリたくさん、メインたくさん)、スピーカー6セット以上!
一ヶ月は行くな・・・。また違った意味で「オ馬鹿?」の部屋ですね。
でもとってもおもしろいです(*^_^*)
shuksさんご自身も仰っていましたが、「選んでいる最中・・・」
こんなにたくさんあって混乱するだけではないんでしょうか?
その時期は過ぎたようですね。
聴かせて頂いている間に、残すであろう機器類の予想は付きました。
(勝手ながら)
スピーカーは4348、メインアンプはOTL×2、プリアンプは分からない(ML-1か)。
DAコンバーターはD-70、CDとトランスポートはP-0sとなんか。
アナログ関係は分かりませんが、オラクルと来たるべくゴールドムンドか?
(悪魔の囁き・・)
マイクロ、ヤマハ系は放出すると見ました。
カートリッジは残す方向でしょうか・・・。
先々は、LNPで3ウェイマルチに行くと思います。
i-1をもう一つ購入。
左右の中低音と中高音以上をそれぞれ一つのメインアンプに繋げるのです。
これで、クロストークは無しです。
ミッドローだけダイレクトに繋いで、
それ以上はネットワーク経由にすれば良いのでは?
これなら2ウェイでも済みそうですけど、
必要な信号だけ入れる方が宜しいのでは・・・。
以上、勝手な計画でした。
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11月5日
ここのところ夜はもっぱらこのTONI HARPERのCDを聴いている。
1955〜6年の録音で、この時トニーはまだ十代。ところがこの小娘(いや失礼)の為に、オスカー・ピーターソンやレイ・ブラウンなどの大御所が真剣にインタープレイを繰り広げ、トニーと息がピッタリと合った演奏を聴かせてくれている。
ぽっと出の新人にもかかわらず、バックの演奏者達は手を抜いたところが何処にも見当たらない。さすが一流のミュージシャンだと感心してしまう。
トニーの歌声は黒人の独特のねっとりとした粘りと濃さがあり、爽やかさとか可愛らしさとはかけ離れいる。しかし十代にしてこの表現力はたいしたものだ。何より聴いていてとても心地よい。ところがトニーはこの後ほとんどアルバムを出していないのが残念だ。

こちらは同じ十代でも、日本人の16歳(吹き込み時)。店頭のこれ見よがしのキャッチコピーは鳥肌が立つくらい大げさすぎる。日本人、16歳、女の子、アルトサックス?
おいおいウケ狙いか?ふ〜んとはなっからバカにしてかかった。が・・・?!
どうしてどうして。コピーを卒業し、この後どんな風に化けるのだろうか。何よりこの歳で真剣にJAZZをやっていることだけでも、とても嬉しくなってしまった。
是非とも海外に出て欲しい。今の日本ではとても彼女を受け入れるだけの音楽的土壌はないように思う。第一このような話題性でデビューすると必ず叩く人が出てくる。まあ本物になるためにはどんどん叩かれなければならないとも思うが。ミーハーのアイドルではなさそうなだけに、この心意気にはもう少し優しい目でみてあげて欲しいとも思う。
先日紹介したジローさんのシステムに一部訂正があります。グラドのカートリッジはGoldではなくELP2でした。ジローさんから以下の情報を頂きました。お詫びして訂正させて頂きます。
「この間お聞かせしたときのカートリッジは GRADOの古〜いタイプで今のシグネャーに相当するもののようでELP2という型番です。Goldよりはかなり高帯域の特性で楕円針です。
現在は海外のオークションでしか手に入りません。この針の部分だけをシグネチャーのボディーに付けて聞いています。
【ELP2のスペック】
OUTPUT :3MV
周波数帯域:10〜55.000Hz
スタイラス:ダイヤモンド 楕円針
PS:PX-2+オルトフォンMC30はとてもすばらしい音で鳴るようになりました。アームの高さ調整と針圧を調整しシェルを交換しました。GRADOには無い音も聞こえてきます。」とのことでした。
11月4日

ジローさんとのOFF会で、殿下さんからお譲り頂いたSPU-GEをFR-64Sに取り付けて聴いてみたら、右chの出力が弱かった。他のアームに取り付けて行なったカートリッジの事前チェックでは問題なかったので、アーム回りの接点不良である事は間違いない。
どうやらFR64Sのシェルコネクタの接点不良のようで、今日落ち着いて接点をクリーニングしてみたらちゃんと音が出てきた。OFF会では焦ってすぐに他のプレーヤーに切り変えてしまったが、こういう基本的な部分は事前に押さえておかないとまずいと反省。

因みに再度確認の意味で同じSPU-GEをSAECの407/23に取り付けて音を出してみた。勿論両chから均等に力強い音を出してくれた。改めてSPU-GEには何ら問題はなかった。
ついでにベンツマイクロL0.4と比較試聴してみた。ソフトはビバリー・ケニーの「シングス・フォー・プレイボーイズ」。アームも同じ407/23、フォノイコもYAMAHAのHX10000の入力1・2に繋ぎ、全く同じ条件下の同時瞬間切り替え試聴である。マッキンのC42経由なので、試聴位置からリモコンで瞬時に切り替えが行なえる。
ベンツマイクロの方が明らかに解像度が高いシャープな音だ。音の切れはCD並みに高い。しかも適度に温もりもあり柔らかさもある。一方SPU-GEはL0.4に比べるとナローレンジではある。ところが私には声の質感というか温度感はSPUの方が好みである。ナローレンジ分だけ音に厚みというか力強さを感じる。50年代のソフト、特にボーカルを聴く時はやはりSPUの音が好きだなあ。SPU独特の雰囲気がある。

先日安西さんのお宅でお会いしたHTこと畑さんから、システムの画像が送られてきた。畑さんは私の近所の荻窪にお住まいなので、近々お邪魔してその音を聴かせていただこうと思っている。
畑さんのシステムは「Go simple」で、CDP→PA→SP(パワード)構成にしているそうです。スピーカーはATC-100Aslで、マルチアンプの3ウェイ。ドライバーがしっかりしており、これを加工したものを使っているのがボクサーのT−2との事。プリは38sl、CDプレイヤーは390slだそうです。

11月3日
スタッフの結婚式、社内コンペと、会社のイベントが続いた連休だった。オーディオに触る事もなく、音楽も聴かない日が続いた。自宅にいる事が少なく更新もひと休み。

今年のダイヤモンドカップトーナメントの開催地、大洗ゴルフ倶楽部でプレーした。有名?な16番ホール、レギュラーティーでも225ヤードあるショートホール。プロは大体2アイアンでワンオンさせるらしい。私は3番ウッドでもスライスして届かず、当然のことながらプロとの差を体感させられた。
トーナメントコースのゴルフ場はやはり整備が行き届いている。グリーンは綺麗だし芝の管理も徹底している。フェアウエイの芝はふかふかの絨毯の上を歩いているような心地よさがあった。しかしグリーンはえらく難しかった(´ヘ`;)

晴れていればグリーンの向こうに海が見える。
お菓子作りの名人奥様がいらっしゃるKUBさんからこんな情報を頂きました。
私もAETのケーブルはデジタルで使ってみていい結果を出しているので
ライン或いはフォノでの使用はとても興味がある。
〜AETのSCR-LINEケーブルを使用したPHONOケーブルを作成しました。
このケーブルは非常に太く、硬いため、加工には苦労しましたが、
何とか使えるレベルのものになりました。
肝心の音ですが、傾向としては、LINEケーブルでの場合と似ています。
低域は程よく締るが、量的に減ることはなく、
奥行きが増し、その分、音像がリアルにセンターへ定位し、
かなりの改善効果があります。
今までが、AUDIO-CRAFTのケーブルでしたので、
なおさら差があったのかもしれませんが、カートを変える以上の変化でした。

〜ただ、これを作成するのは、非常に苦労するのと、
コネクタが、細いケーブル用のものしか入手できないため、
半田する部分が弱く、私のものも、
10回程度の抜き差ししかもたないと思います。
今月発売された何処かのメーカーのフォノケーブルは、
カスタムでコネクタを作ってありましたので、
どこかで太いケーブル用のコネクタを作って貰えるとありがたい〜
との追加感想を頂きました。KUBさんありがとうございます。
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11月2日
昨日の続きから
ジローさんと昼過ぎからからあれこれ話をしたり音楽を聴いたりしている中で、ジローさんはオーディオ的なことばかりでなく多くの「気づき」を与えて下さった。ジローさんが若い頃体験されたインド巡礼の旅の話はとても興味深かった。私の知り合いにも何人かインドへ行った人がいるが、皆何らかの価値観の転換を経験して帰って来ている。
ちょっと脱線、もとい。ことオーディオに関して言えば、鳴らしにくいとされているEMYLIのCDをCDPやトランスポートを替えて聴き比べてみた中でひとつの発見があった。
私は最近の打ち込み系のソースを聴く事は滅多にない。しかしジローさんはこのソフトを試聴の基準のひとつとして使っておられる。この17歳?のEMYLIの声量は並外れており、やわなシステムでは再生が困難かつ、聴いていても鳥肌が立たないとのこと。
これを両隣りの住民とコミュニケーションが取れていなければ、間違いなくパトカーが出動する程の超大音量で再生してみると、TL-0の音が高域で僅かに歪んでしまった。ベルトドライブ方式の弱点?セッティング(振動処理)の問題?それは不明である。P-0では問題なく再生できた。D/Aコンバータは同じCHORDのDAC64である。

まあ今回は実験だから、普段は間違ってもそんな大音量で鳴らすことは無いにしても、私のTL-0はダイナミックレンジが広く強弱の激しい打ち込み系のソースとは相性が悪いことが発見できた。
スピーカーに関して言えばボーカルの温度感が一番良く出ていたのはATCのSCM20Tであった。決して立ち上がり、下がりの早いハイスピードな音ではないが、しっとりとした声の質感は他のスピーカーとは一線画していた。自分のシステムなのにまだまだそれぞれの機器の特徴を的確に掴んでいないし、使いこなしもまだまだだ。情けないやらありがたいやらOFF会様々・・・。
そんなこんなで時間が過ぎ、事の経緯は恐らくジローさんの日記でご披露があると思うので、PX-2をジローさんのお宅に運んでからのことを少し。

ジローさんはクレルのプリメインアンプKAV-300iを外して、上の画像のようなアッティネーターを自作されアナログやCDからの入力を2A3とマランツのパワーアンプに直結されている。これにセレクターSWを取り付けたらパッシブプリとなる。この600Ω定インピーダンス型アッティネーターの実力は相当なものだ。音量を下げても低域が痩せる事がない。音全体のバランスを保ちながら音量だけ小さくなる。
アナログからの音は右画像のトランスを介して昇圧されている。音量的にも音質的にもこのトランスの効果は大きい。逆にCDだと、もともと出力レベルが高いのでこのトランスで昇圧すると入力過多で少し歪がちに聴こえた。ここでもアナログとデジタルの混在をどの様に整理してバランスさせるか勉強になった。最近我家でも同じような現象に見舞われ頭を痛めている。
先日メグで、そして先ほど我家で聴かせて頂いたSONNY STITTの「I KEEP COMIN'BACK!」をGRADOの1万5千円(実売)のGRADOのカートリッジ ELP2 で聴かせて頂いた。このGRADOのカートリッジは侮れない。サックスの音色の質感が良く出ており、帯域は狭いものの音の密度感は高い。決して万能選手ではないが、聴くソースによってはこれでしか出せない独特の温度感を持った音を聴かせてくれる。


夜ということもあり音量は控えめではあったが、音のリアリティは見事であった。今度またゆっくり聴かせて頂くということで、今夜は短時間でおいとました。
 
11月1日

先日お会いしたばかりだが、ジローさんが遊びに来られた。我家にいらっしゃるのは久しぶり。なかなかスケジュールが合わず、本来なら明後日ジローさんの○○歳の誕生日をこの部屋で音楽三昧で過ごそうと計画していたが、前倒しで誕生パーティ前夜祭となった。
五十過ぎのオッサン二人が誕生会っていうのも、少女趣味的で気持悪い(最近の言葉で言えばキモイってことになるんでしょうね)と思われるかも知れない。しかも薄暗い部屋で何時間も二人っきり・・・。おっとよからぬ想像はされないで下さい。野郎二人の誕生会っていうのもオツなもんです。ともあれ紅茶とケーキでメモリアルデーをお祝いしながら音楽を聴いて過ごした。
人を招いて音を聴いて頂く以上、本来はシステムをベストコンディションの状態に煮詰めて準備するのが礼儀というもの。忙しいなかわざわざ時間を割いて起こし頂く訳だから、こちらもシステムをベストに仕上げる責任がある。ところが、四六時中オーディオに関わって入る訳にもいかず、今回も不本意ながら一部未調整のまま音を聴いて頂く結果となってしまった。先週のカゲトラさんやEigerさんを招いてのOFF会の反省点が改善されていない。
自分が気になっている点、自信がない部分というのはやはり正直に音になって現れる。今回も辛口のジローさんの耳は私の弱点の部分をすかさず見抜かれた。マイクロとGT2000のアナログ系の音は接続系統が複雑で接点が多すぎる。コニサーも今はマッキンのプリを経由してML-1に繋がっている状態。音の純度という点では良い訳がない。この辺はシステムの収束化の過程・通過点として割り切っているのだが、それにして人に聴いて頂く状態ではない。

気を取り直し、オラクルで仕切り直し。メグのイベントでジローさんが披露されたJ.ホッジスの「BLUES
A-PLENTY」を聴いてみた。やはり自分自身でも自信のある音はそれなりにいい音を奏でてくれる。ホッジスの濡れたアルトの音がJBL4348から流れてきていい雰囲気であった。それからはオラクル&ZYXのコンビでレコードを聴き続けた。
同じホッジスの「IN A MELLOW TONE」を聴いている時、片chからヒステリックなサチリ音が聴こえ、溝の傷かカートの性かと話しているうちに、溝のトレースの話になった。期せずしてジローさんが「リニアトラッキングのプレーヤーは使ったことがありますか?」と切り出され、いきなり眠っていたプレーヤーの事がフラッシュバックしてきた。
と、ここで今ジローさんのサイトを覗いてみたら、もう先ほどの事が日記にUPされているではありませんか。早い!! さすがプロ その後のテンマツは是非ジローさんのサイトをご覧下さい。ともあれ、何年も使っていなかったにもかかわらず、PX-2はスムーズにレコードをトレースしパーフェクトに作動してくれたのは、いささか感動的でもあった。



リニアトラッキングのプレーヤーには一時どっぷりとハマッたことがある。出会いはテクニクスのSL-10。それが調子が悪くなり構造の確認やら補修部品用にとSL-7を入手し、あれこれいじくり回し、挙句の果てにYAMAHAのPX-2に行き着いた。更に私の中では進化してしまったが・・・長いTさんに石を投げつけられそうなので、この辺のところはまたいつか別の機会に。このSL-7は今私の恩人の所に嫁いでいき、幸せな日々を送っているとか....いないとか。
YAMAHAではこのPX-2の後にPX-3(k-nisさんお世話になります)を出したが、日本でのリニアトラッキングプレーヤーの開発は実質的にこの辺りが最後ではなかったかと思う。リニアトラッキングの良し悪しは一時散々議論されていたが、CDの登場によりアナログプレーヤーの開発自体が一気に消沈化してしまった中で、惜しくもこの理に叶ったトーレース方式の研究も終焉を遂げたのは残念でならない。
私も置き場所さえあれば使い続けたいプレーヤーだ。駄耳の私には巷で言われていたようなサーボによる音のふらつきなど感じた事は一度もなかった。ジローさんの所に嫁いで行く事になったが、是非とも本領を発揮して欲しいと願っている。

と、中間省略でいきなりジローさんの部屋に飛んでしまったが、実はここにPX-2が行き着くまでに濃厚な時間が流れていった。今日は何と密度の濃い一日だったことか。

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