気まぐれ日記   

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10月15日

昨日にしだやさんのところに遊びに行った。少し長くなるので雑記帳34に当日の模様をまとめました。


10月14日

昨日はカーマさん SS25さん ノッティンさんをお招きしてOFF会を開いた。昨年の7月(7/27)にお越し頂いたので、定点観測的なOFF会となった。1年強でシステムもかなり変化してしまったが、皆様にはどの様に聴こえたことだろうか。

この日は東京はとんでもない集中豪雨に見舞われた。丁度OFF会開始時間の午後2時ごろがもっとも雨が激しかったようだ。部屋に居た私は、よもやそれ程激しい雨が降っているとはつゆ知らず、チャイムが鳴って玄関を開けたとたんずぶ濡れ状態のお三方が飛び込んで来られて驚くやら慌てるやら。のほほんと待機しており、申し訳けない気持になりました。

濡れた服を乾かし、一息ついてから、初来宅のノッティンさんに敬意を表してまずはアナログの音から聴いて頂いた。コニサーも電源投入からだいぶ時間も経っており、落ち着いていたので、まずは無難な滑り出し。

ノッティンさんが持参されたk'sご用達アルバムの一枚、リッキー・リー・ジョーンズのLPを@GT2000+ヘリコン+コニサー、Aオラクル+ZYX+JC-1+ML-1、Bザクシーズ]+シラズ+ロクサンで順番に聴き比べていった。それぞれの特徴は確実出ていた。どれがベストかは各人の好みの範疇だが、私的にはリッキー・ジョーンズのようなポップス系のソフトではAが心地よかった。上下に音が十分に伸び、芯がはっきりとしたメリハリのある音だ。しかしAがどんなソフトにも万能という訳でもない。と、ここでまた複数システムの言い訳が・・・

アナログでの聴き比べをしている中で気がついたことが何点かあった。どうもマイクロのRX5000回りの音の具合悪い。SPU-MEISTER/GEの片チャンネルから音が出ない、ターンテーブルの回転数が遅い、ハウリングマージンが低い、ハムが発生する等々問題点が発覚した。これもOFF会御利益、一人で聞いているとなかなか発見できない。逆にせっかくお越しいただいたのにベストサウンドをお聴かせ出来なかった点は反省しなければならない。

バタバタとアナログ、CDと聴き進むうちにあっという間に時間が過ぎてしまい、おまけにアクシデントが発生して皆様にはとてもご迷惑をおかけしてしてしまいました。少し悔いの残るOFF会となってしまいましたが、定点観測会的意味合いからすれば、次回のOFF会までの目標は明確になりました。次はベストコンディションに調整してお待ちしています。

 
OFF会終了時 雨は上がり夕日が眩しく空を染めていた。

SS25さん ノッティンさんから感想を頂いたのでUPさせて頂きます(人名のみハンドルネームに変換させて頂きました)。ありがとうございました。


ノッティンさんから


本日は、お時間を作って頂き、ありがとうございました。
非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

久しぶりにJBLのお腹で感じる低音を体験させられました。
あの押し出すような音の出方は、さすが大口径ウーハーのなせる技だと思います。

YAMAHA GT-2000Xとヘリコン、コニサーの組合せにおいて、
量感たっぷりの低音が出ていたのは、これまでヘリコンに対して
持っていた印象とはかなり違っていました。
これはGT-2000Xの支配力が意外と大きいのかもしれません。
非常に力強く、真面目に音を出そうとしているところに、これが
日本のメーカーなのだろう、と思わされました。

ロクサンの組み合せは、期待通りのタイト、且つエネルギッシュで
やはり自分はこの音の傾向が好きなんだと再確認できました。
アームもSMEでなく、ロクサンだとどうなるのか興味深々です。

shuksさんのお宅は、ディズニーランドと一緒で一日では全てを
楽しむことは出来ませんね。
まだまだ聴いてみたいものが有り過ぎます。
またお伺いできればと思っています。




SS25さんから


〜それでは本日の印象を...

ウーハーが大きいということの意味を良く理解させる
説得力のある音、というのが第一印象でした。
量と質を両立させた低音は久し振りに聞きました。
また、壁面全体に広がる広大な音場も独特の魅力を放っていました。

組み合わせれば、数え切れないほどの音の入り口を
持つ(たぶんオーナーのshuksさんも正確には記憶していないのでは?)
JBLのシステムも、パワーamp→sp以降は
非常にアキュレイトな傾向を持つように感じました。
なにしろ、プリampも含めた非常に個性的な音の入り口を
素直に表現していました。

しかし、どこのシステムもおおむねそうですが、総括的に
プリの音が最も影響していると感じました。
ヘリコン→GT2000→コニサーの系統も、TL0→エソテリック
の系統にもレビンソンの粉がかかっていると感じました。
レビンソンの濃厚のサウンドも素敵ですが、プリをゴールドムンド
のアルティメイトクラスで鳴らすなんてのも面白いのではないでしょうか...

i−1とi−3のバイアンプには全く違和感を感じませんでした。
i−3の受け持ちがウーハーのみと聞いて納得しましたが
スムースにつながった理想的なバイampに感じました。
素晴らしい!
上を見ればきりがありませんが、100万円でおつりが来る
二つのパワーアンプであれだけ4348を駆動できれば文句ないですね。

一方、サブ(?)システムのATCも非常に良かったですね。
言うなればいいとこどりの音ですね。
あれだけ暗騒音が聞き取れた私が持参したギターソフトも
ATCではリラックスして聞けました。
4348はやはりモニタースピーカーなんだなと再認識です。
それにしても能率83dbと言っておられたATCをきちんと
ドライブしていたムンドのSRモノ×2、ステレオ×1(ですか?)も立派ですね。

昨年の夏にカーマさんとお邪魔してからわずか1年しか経って
いないのにとても変わりましたね。そして生意気言いますと
数段レベルアップした音に感じました。
おそらくは、off会により大勢の人に聞かれ、鍛えられた
ことが影響しているんでしょうねー。

オーディオは所詮独りよがりの趣味と思いますが、自分が
譲れない自分のルーツの音の部分と、世間の皆さんが
納得する一般的な良い音を上手にバランスさせた音がshuks
さんのシステムから聞けたことに驚きを持つと同時に敬意を
表し感想とさせていただきます。

それでは、またお会いしましょう!





SS25さんがこんな置き土産を置いていって下さった。

寝たふり老人のカーマさん。いや本当に寝ていたのかもしれません(笑)
実は休日にもかかわらず、要職の身、
大事な会議あるとの事で1時間半足らずでとんぼ返りで仕事場に戻られて行かれた。
土砂降り雨の中しかも遠方よりわざわざ起こし頂きありがとうございました。




10月12日

インターナショナル・オーディオ・ショーの会場でもアナログが聴けるブースは少なかったらしい。結局ショーには行けなかったが、ジローさんやOTさん他からの報告で、概要を知ることができた。お会いしたい人や、聞いておきたかった講演会もあり、少し残念である。

仕事の帰りに新宿のタワーレコードにより、アン・サリーヒラリー・ハーンのCDを買った。そこで思わぬプレゼントがあった。今タワレコが入っているビルが開店5周年のイベントとして福引セールを行なっている。5千円の買い物で1回のくじが引けるのだが、なんと1回一発で一等賞を当ててしまった。

アンさんとヒラリーさん、そして今日仕事入ってしまった事に感謝である。結局タダでCDを手に入れた以上の余禄にありつけた。私はくじ運はとても悪い方で、今までくじで当たった経験は極めて少なかっただけに単純に嬉しかった。これでどんなソフトを買おうかな。

ところでアン・サリーの「moon dance」の4曲目蘇州夜曲はいいですね。いろいろな所で聴かせて頂いたのですが、自宅で夜独りで聴いていると心が穏やかになります。

運がいいといえば、その後で入った但馬屋珈琲で、残り少ない生豆のジャワ・ロブスタを分けてもらう事が出来た。これで焙煎講習会がより楽しくなった。皆が休みの日に仕事が入ったことを少し恨めしく思ったが、いいこともあるものだ。

しかしいいことばかりは続かない。いいこともあり、悪い事も起こる。当たり前の話だが、世の中うまくバランスが取れているものだ。



10月10日

全く偶然にもOTさんとOGさんのお宅にヴィンテージのマランツ#7cがあった。名機といわれているが、世に五万とプリアンプがある中で、何故今から4〜50年も前に作られた#7cを選択されたのだろうか。

OTさんからOGさん宅の感想メールを頂いた中で、その辺の事を少し書かれていた。今正にオーディオショーが開かれており、世界中の最新のオーディオ機器がデモされているが、古い機種も含めてオーディオとの関わり方について考えさせられる。私信だが、OTさんの了解のもと公開します。


〜ジョージアンIIの音は、まだ実力の3割4割と、言ったところなんでしょうね。でも、あの濃い音の可能性は、その片鱗に触れただけで、結構しびれました。
ぶっといエッジの、クロッキーって言うか、そう言う質感ありますよね?モノクロなのに、色を感じる・・・

〜先日、知人が最近、何故管球アンプばかり集めるようになったの?と聞かれ、僕の答えは、ハイエンドの端っこ(アンサンブルや、ディネセン、Goldmund)に触れてると、アレルギーが出る時がある、それは確かに解像度を上げて、音を見えるようにしていくのは、オーディオの進化だと思う。でも、そうしていくと、「あそこの高音が足りない」「ここの低音はもっとあったはず」とミクロ症候群になってしまう、と答えました。

先日我が家に来て、もう現役引退でしょと思っていたmaranz7を鳴らした時「音楽を聴くというのは楽しい事」というカウンターパンチをもらいました。まるで、美しいお年寄りが楽しく語らっているように、老練な機材はちゃんと存在意義があり、人の手によって生まれた物は人の心を持つモノだなぁと、つくづく思いました。バイオリンは木で出来ていて、飴色のニスを塗っているがごとく、音に色が付いていたように鳴らしてくれた訳です。

ディネセンでは、ピアノが鳴る瞬間、ハンマーにはフェルトが貼ってあるような、ただワイヤーに当たるだけではない、微分的な音も出るのですが、maranz7はそう言う見方とは全く違い、このホールは結構広そうで、綺麗に音が回るからスタジオじゃないんだろうな、という積分的なマクロの音を聴かせてくれました。丁度、スーパーリアリスティックスなアクリル塗料の絵(或いは、これを超えると写真になるんでしょう)と、油絵のようなそんな対比が生まれます。

もう50年近く前のアンプが提示してくる、音楽とのつき合い方に、今までのオーディオとの距離に疑問が沸々と沸いてきています。

人間は浅ましく滑稽ですね。見えれば「オーディオを」更に捲り上げ、見えなければ「音楽を」頭の中で整理し始めるって、いったいどういう事?〜






10月9日

Megのジョージアンの嫁ぎ先、OGさんのAV館が完成した。機器の仮セッティングが終了し、アナログの調整をして欲しいとの依頼を受けてOTさんと訪問した。

OTさんからOGさん宛に送られたインプレの一部です。


〜ジョージアンII聴けてよかったぁ(^^ 多分あの硬さのコーンは、タンノイ以来で、久しぶりに剛性のある音を聴いたような気がします。
f0が多分JBL4344MKIIよりも、かなり高いせいだと思うのですが、正直言ってジョージアンの密度の濃い、真っ当な音には感心しっぱなしでした。
しかもたった10数ワットで・・・
我が家ではあの音量の遙かに低いSPLで、なけなしの100W使い切ってしまいます(涙)

ジョージアンには、是非是非シングルのアンプ(Trでも球でも)喰らわしてあげて下さい。デバイスは、多くても(話に出ていた)マランツ8bのEL-34P-P止まりでしょう。注意しなくてはいけないのは、ちょっと真空管オンリー(プリもパワーも)だと、能率がべらぼうにいいため、残留ノイズなどが目立つ事かもしれません。

画像の方は、芯で撃っていない割にフォーカスはまぁまぁ来ていたので、プロジェクターはあの位置のまま、一度マニュアルに沿って調整してみて下さい。クロマ(色の濃さ)が高かった事と、黒が浮き気味でしたのでちょっと暗い部分のノイズが目立ちました。あそこまで大画面になると、明るさはもう少し欲しいなとは思いましたが、逆にその為に導入しやすいDLPをお勧めした訳で、もう数世代したら、きっとピークで目が潰れるようなプロジェクターが出てきます。←な、訳はないけど明るい物は出てきます。

とりあえずレンジ(明るさ)を広く見せかけるには、多分今日見たのは、150インチ相当位でしょうから、120から130インチ位まで、画角を狭くしてみると、ぐっと引き締まると思います。

スクリーンはマット系ですよね?もし、ビーズ系なら回帰特性(撃った方向へ帰ってくる)があるので、珈琲テーブル辺りから照射する方がいいと思います。マット系なら今のように上から撃つ方がいいです。

こうやって、スクリーンよりも小さく写すと面白い発見が出来ると思います。画面の周囲スクリーンの見切れ(余白)が、総合的な画面の黒レベルになります。色んなところへ乱反射した明かりがスクリーンに入るのを、画像を出しながら(当然、多少はプロジェクター投射の反射は帰ってきますが)確認できるわけです。←結構便利かも?

画像の世界もいろいろあるので、ゆっくりやりましょう。LDが再生出来るようなら、在職中に僕の作った調整用ソフトもあります。




10月8日

JAZZのライブは好きだが、お酒を飲みながら、あるいは料理を食べながらJAZZを聴く習慣が余りなかった。ましてや女性同伴でJAZZライブを聴きに行くなんてことは一度も経験がない。必然、出向いていくライブハウスも音楽中心になるので、こじんまりしたお店が多い。お洒落な店や広い店はどうも落ち着かない。

ビル・エバンスの「Waltz For Debby」を聴いていると、ライブハウスの聴衆は結構ラフなスタイルで楽しんでいるようだ。エバンスとラファロの息をもつかぬインタープレイが繰り広げられている向こうで、お喋りはおろか女性がゲラゲラ笑ったりもしている。それをこっちは眉間にしわ寄せ、腕組なんぞをして集中して聴いている。興味のない人にとってはなんとも滑稽な様だ。

 

南青山のブルーノート東京に行ったのは始めてだった。こういう高級マス・ライブ・スポットは一人ではまず絶対に行かないであろう。たまたま今回バクさんとTatsumiさんの配慮でチケットが手に入ったので、ブルーノート初体験をしてきた。通常は3時から整理券を配り、早い番号順に店内に案内されるらしい。

クルセイダーズは青春の想い出、あの時代彼らの音楽は否が応でも耳に入っきた。感傷が先走るが、今回の来日、スティックス・フーパーこそいなかったがジョー・サンプルとウィルトン・フェルダーの共演だけでも観ておきたい。 ギターがファンクギターの達人レイ・パーカー・Jr.おなじみ、映画『ゴーストバスターズ』の主題歌の人である。

満席sold outの会場は予想を遥かに超えて最高に盛り上がった。セカンドステージという事も手伝ってか、演奏者も観客もノリまくり、その熱気でこちらも熱くなっていた。かぶりつきで聴いたクルセイダーズに20年の時を超えてタイムリーに興奮した。

クルセイダーズ
ジョー・サンプル(ピアノ、キーボード)
ウィルトン・フェルダー(サックス)
レイ・パーカー Jr.(ギター)
スティーブ・バクスター(トロンボーン)
フレディ・ワシントン(ベース)
ケンドリック・スコット(ドラムス)

クルセイダーズの演奏が終わってから、今回ベストポジションのシートを取って頂いた六本木セカンドハウスのTatsumiさんの所に顔を出す。店内の壁には10.6.03の日付入りでJoe Sampleのサインが書いてあった。TatsumiさんとJoeは20年来の友人であった。

 



10月7日

「薩摩揚げは、目黒本町平和通り商店街「柳屋蒲鉾店」ですぜい!
ここの薩摩揚げを「煮込まず暖めて食す、いと美味し」(^^
小さな店ですが、ここ以上の薩摩揚げは、まだ食べた事がない。」

挑発的とも思われる書込みに、ことの真偽を確かめる為、仕事が引けてから発信人さんのお宅を夜襲した。

確かに、柳屋蒲鉾店の薩摩揚げはご自慢されるだけの味であった。少し辛口でピリッとする。薩摩揚げは煮込まないで、さっと暖めただけで食べるのもなかなかいい。ふにゃけず歯ごたえがあり、おでんの汁と絡まって口の中で本来の味が適度にデフォルメされる。

薩摩揚げもさることながら、たっぷりとお汁が含まれた大根と、逆に外界からの影響を頑なに拒否しよとしているコリっとしたこんにゃくも美味かった。東京は朝夕めっきり涼しくなってきた。これからの季節鍋物をつつきながら心と体を温めるにはちょうどいい。


おなかも膨らんだところで、耳も肥やさせて頂いた。発信人さんは今シリアルbP万番台の正真正銘のビンテージ物のマランツ#7cでアナログを楽しんでおられる。もう40年も前の代物だが、定期的にきちんとメンテナンスされており、状態はとてもいい。こんなビンテージ物を間近で聴かせて頂く機会は滅多にない。

ここの所プリアンプの支配力について考えさせられる。どんなシステムにも合う万能のプリとなれば、無色透明のパッシブ型に行き着くのかもしれない。フォノイコの問題は残るが・・・
ML-1にしろこの#7cにしろ独特の個性を持っている。名機の誉高きものは逆に強烈な個性を有しており、それが使用されているシステムの中で自分の好みの音とベクトルが噛み合った時、他では得がたいパフォーマンスを表してくれるのだろう。

夜遅くということもあり、音量は控えめであったが、SPU-GOLDやダイナベクターのカラット17D2でその音を聴かせて頂いた。1.7mmという極小のダイアモンドカンチレバーの性か、一聴した限りでは重低音は苦手のようだが、弦楽器の音は「小悪魔踊り来て弦を引く」的綺麗な音だった。

 

意外なことにアナログ専用機的な#7cはCDの音もうまくまとめて聴かせてくれた。女性ボーカルの声がポッカリと宙に浮かんでいた。次回は昼間お邪魔してじっくりと#7cの音を楽しみたいと思う。

ミニ鑑賞会のあとは珈琲とケーキで発信人さんの46歳の誕生日をお祝いした。最後の駄目押しで今日の血糖値はガク〜ンと跳ね上がってしまったようだ。


10月6日

ちょいと一服
焙煎機まで購入して自家焙煎を行なっているにしだやさんから、珈琲パーティ(音楽付き)のお誘いを頂いたので、ちょっと珈琲の話を。

私にとって珈琲と煙草とJAZZは三位一体。どれが欠けても按配が悪い。JAZZを聴きながら珈琲を飲み煙草をくゆらす。至福の時である。だからオーディオルームでは禁煙など決してしない。機器の為に慰め程度に換気扇と空気清浄機はつけてはいるが・・・。

煙草をくゆらすと珈琲が欲しくなり、珈琲を飲むと煙草が欲しくなる。煙草と珈琲はどうしてこんなにも相性がいいのだろう。一説に煙草のニコチンを薄める為に、脳が珈琲(水分)を欲しがると言う事を聞いたことがある。真偽のほどはわからいが、珈琲を口に含むと煙草がより美味く感じる事は確かである。


その珈琲でも、すっぱいのは苦手だ。深入り焙煎のブラジル系が好みである。それを粗挽きにしてネルドリップで淹れるのが美味しい。ところがネルドリップは結構面倒で、朝など時間がないときはやってられない。朝はペーパーフィルターで珈琲を淹れる。

ドリッパーも一穴派と三穴派に分かれるようだが、細かい話しだがどちらもお湯を注ぐ時に神経を使う。一穴式はドリッパーの中でお湯の滞留時間が長くなるので、下手をすると珈琲のいがらっぽささが出てしまうことがある。三穴式は逆に落ちるの早いので「の」字を書くようにゆっくり均等に湯を注がないと豆全体に湯が行き渡らない。

そこで私のような素人でも100%満足のできる抽出方式がある。それがコーノ名門ドリッパーである。お湯を注ぐ時に神経を使わず、いつも安定した味が出せる。ドリッパーに入れられた豆に均等に湯が行き渡り、円錐下部の一点から珈琲が抽出される。抽出時間もほどよく、抽出方法としては一番理に叶っている。何といっても他のペーパードリップ方法と比べて一番美味い珈琲が飲める。

 

ついでに薀蓄をひとつ、ふたつ。お湯を注ぐポットにも気を使いたい。ネルドリップで淹れる時は、細口の注ぎ口を使い、お湯を30cm位の高さから細くゆっくり落とす。ペーパードリップの時は広口の物を使い、蒸らしが終わったら割と早めに注ぐ。ゆっくり落とすと珈琲の嫌な味まで出てしまう。

 

もひとつ、ネルドリップのネルは水で洗った後、ふきんで水切りをし、冷凍庫に入れておくと、匂いもつかず乾燥もできて保管に便利だ。ひつこく 豆も冷凍庫に保管しておくのがよろしいらしい。

自家焙煎が出来ない私は、豆をここで炒ってもらう。昨年にしだやさんの取材記事が上海で大活躍されたそうだ。


10月5日

昨日の続きから。安西さんのお宅でレコードを聴いている最中に荷物が届いた。送り主はなんと偶然にも私の友人から。全くもって奇遇である。そしてその中身はというと......

 

嬉しそうな安西さん。早速梱包を解き、私たちの居る前でセッティングを始めた。

ここで小さなトラブルが発生した。YAMAHAのGTラックの中にそのままでは入らないのだ。仕方なく木製のケースを外して無事セット完了。

ケーブルを繋いで音出し確認。盛大なハムが出た。慌てて電源OFF。原因はパワーアンプへのケーブルがノーシールド線だということが分かった。このケーブルはウエスタンの古い単線ケーブルで自作したものだ。今まではシールドがなくてもハムは出ていなかった。受けのパワーアンプとのインピーダンスが上手く合っていたためだろう。

そこでシールド線付きのケーブルに差し替えた。見事にハムは収まった。一同ひと安心。さていよいよ試聴となったが、ここでまたもや問題が発生した。安西さんのカートリッジは皆MC型。しかも昇圧トランスやヘッドアンプは所有されていらっしゃらない。とりあえずMC型のZYXをMM受けで鳴らしてみようということになった。

届いた代物はマーク・レビンソンのML-1 後期型である。

出力のゲイン不足はあるものの、ボリュームの位置を1時くらいまで上げると普段のレベルまでは音が出た。しかし心なしか音に力強さがない。特に低域が弱く、そして甘い。瞬間試聴では今一 いや二三であった。明らかにインピーダンスが合っていない音だ。 

「トランス トランス 安西さん トランスは持ち合わせていないのですか?私のZYX+トランスとML-1との組み合わせでは、こんなひ弱な音ではありません。」

「そういえばもう10年以上も使っていませんが、トランス付きのオルトフォンSPUがどこかにあったような・・・」

奥の部屋に引っ込み、しばらくしてから嬉しそうにSPU-GE(トランス内蔵モデル)を持ってこられた。しかし10年以上も使っておらず、ダンパーの老朽化も心配である。ダメもとでFR-64Sに取り付け音出しチェック。不安が的中した。案の定左CHから音が出ていない。そこで接点をクリーニングし再度トライ。見事両チャンネルからSPUらしい力強い音が出てきた。(音が出ないとき最初に疑うのは接触不良、基本中の基本だが往々にして忘れがちである。)

しばらくこの状態でレコードを聴く。ボリュームの位置はごく僅か回しただけである。適切なゲインがあるときのスペクトロールの本来のカーブである。ところが今度はゲインが十分ありすぎてハム音ではないノイズが聴こえてきた。ちょっと音楽鑑賞には堪えられないノイズである。

そこでまたMC型の光悦を取り付けて仕切り直し。細かい話だが光悦とのインピーダンスマッチングを計るため、フォノモジュールのディップスイッチは試聴によって切り替え、1.2ともClosedにした。

ライン入力も含めて一通りML-1で聴いた後、従来機の自作安井式プリアンプとも同じ条件で比較試聴。と まア あれこれと試してみた。音の差は歴然としてあった。良いとか悪いとか、好みの音とか違うとか、感性的な問題は置いておいて、音質的(オーディオ的)には異質の音である。

ML-1とEICOとGRFとの組み合わせのインプレを書きたい所だが、外野の私は当分控えておく事にしましょう。尻切れトンボのようだが、選択されるのは安西さんなので。しかしながら「プリアンプは全体の音を支配する」とは今回の聴き比べでも強く感じた。アナログを聴く限りプリアンプはシステムの司令塔、キーワードは「システムに合うか否か」




10月4日

友人と二人で安西さんのお宅に遊びに行く。そこでこんなカートリッジを聴かせて頂いた。初代 光悦の「メノウ」。正式名称は「オニキス・プラチナ」このカートリッジを7時間にも渡って聴き込むなんてことは今までになかった。

世の中には名機といわれている様々のカートリッジがあるが、有限の身ではその1/100個も聴く機会がない。そんな中でこの「メノウ」を聴かせて頂けたチャンスには感謝したい。

タンノイGRFとメノウの組み合わせは他機種との比較の中ではとても相性がよかった。好みの問題は別にして、オーディオ的には一音一音の解像度を高める方向ではなく、音の繋がりをより滑らかにしてフワッと聴かせるタイプのカートリッジだという印象を得た。弦の響も直線的に伸びてくるのではなく、扇型に上下にス〜と伸びてくる。こういう音を聴いてしまうとデジタルが聴きづらくなってしまう。困った。

 

  




10月3日

遅い目覚めとなってしまった。昨夜は午前3時様。とあるJAZZライブパーティに参加した。扉を開けて驚いた。こじんまりしたライブハウスに各界で活躍されているオーディオファイルの面々が勢揃いしていた。 

仕掛け人は誰だろうか。??? HAさん YTAさん 殺し屋店長 オスカルさん フィルさん テージさん AKGさん やまもとさん そしてもう一人の山本さん???

橋本さん 福田さん率いるJAZZセクステットの生音をバックに、オーディオ談義はもとより四方山話に花が咲いた。そんな中 オスカルさんが生のピアノ演奏を披露され、一同目を潤ませていた。こんな素晴らしい展開になるとは、主催者はもとより会場の誰もが想像すらしていなかった。夜が更けるまで飲めや語れの楽しいパーティだった。




その後私は深夜のk'sでダイナベクターのXV-1とオルトフォンのMC30super(訂正です。sではありません)の音を聴かせて戴いた。特にMC30super、その音は妖艶にしてエロチック、チェロの音色に腰が砕けてしまった。今Studiok'sではかつて聴いた事がないほどに艶やかな音になっている。円熟さと枯れた音とは紙一重かも知れない。MC30superの芳醇さは、消え行く寸前の蝋燭の輝きのように、煌びやかさと消えそうな危なさが同居しているようだった。。

 


はたしてコニサーからあのような妖艶な音が出るのだろうか。長らくドッグ入りしていたコニサーが戻ってきた。購入時、「もし逝ってしまったら諦めて下さい」という条件付で手に入れただけに、無事復調してきて嬉しい。電源回りの部品交換と長時間によるメンテンスチェックでコニサーは生まれ変わって帰ってきた。



10月2日

今日あたり、わたるさんからシェル⇔カートの新しいリード線が届く予定だ。このリード線で使ってみたいシェルがある。間断はあったものの35年くらいアナログレコードを聴いていると、カートリッジはもちろんシェルも沢山増えてくる。カートリッジと異なりシェルは消耗品ではないので、捨てることもせず増え続けた。

引越しやら移動でかなり紛失したが、それでも私のおもちゃ箱の中には使わなくなったシェルがゴロゴロところがっている。

そんな中変り種のシェルが何本かある。独創的な形状のオルソニックAV-101Sをヒントに、かのディスク松和の松崎さんがその昔手がけたシェルがある(ご本人覚えていらっしゃるかなア)。真鍮製の骨ボディにヘッド部に紫檀を使ったシェルで、形は独クリアオーディオ社のアキュレートにも似ている。

骨構造の割には重量がかなりあり、使いこなしに若干コツがいった。組み合わせるアームも選ぶ。オーバーハングはヘッドが移動できるので細かく調整できた。カートリッジの重量に合わせて長さ・重さの異なる2機種がある。

DENONの103をターゲットに置いたシェルだったような気がするが、ハイコンプライアンスのカートでも意外と素直な音を引き出してくれた印象がある。真鍮製の骨は一部パイプ状になっており、中にはブチルが充填されている。原理的に内部損失や振動モードの異なる真鍮と木(紫檀)の組み合わせで、カートリッジの不要振動をうまく吸収してくれそうだが、103を聴かなくなったので12〜3年以上使っていなかった。

わたるさんのリード線が届いたら久しぶりにこのシェルで103Rを聴いてみようと思う。OTさんから珍しいカートも譲って頂き、その上コニサーも復調したようなので、またしばらくアナログの日々が続きそうだ。



10月1日

爽やかな秋晴れの中、取引先の接待で上野原のメイプルポイントでゴルフコンペを楽しむ。最近プレーしたゴルフ場の中で、グリーンの難しさとクラブハウスの豪華さではトップクラス。プロのトーナメントコースというのもうなずける。

久々の名門コースでのプレーでリッチな気分は味わえたが、練習不足で53人中おしりから○番目、シャフトをへし折ってしまいたい気分にもなった。上位は70前後のシングルプレーヤーばかりである。新ぺリアとはいっても要は私なんぞ参加する資格が無いのである。先週のゴルフで少し火が付いたが、お呼びがかかっても、当分このコンペには出るのは止めにした。

余興で関浩太郎プロとニアピンマッチを行なった。私は力みすぎてダフリ。プロのスイングを間近で見たが、はさすがに早くそして正確な打ち込みだった。高速連写モードでシャッターを押したが、肝心のインパクトの瞬間早すぎて撮れなかった。

 

  




これが受付。英国風のゴージャスな雰囲気だった。


厚木さんから嬉しい連絡が入った。コニサーが復調したとのこと。
どうやら電源レギュレーター回りのトラブルだけで済んだようだ。週末が待ち遠しい。

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