気まぐれ日記   

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6月1日

昨日は土砂降りの中、今日は曇天の中、私を音楽の道に引きずり込んだ郊外の旧友達の家に出かけていた。中学生になったばかりの頃、彼らのお陰でフォークソングと出逢った。

昔を振り返りながら、両日とも朝はのんびり昔のフォークソングなんかを聴いて過ごしていた。P.P.MやBros.4ならまだしもサイモン&ガーファンクルはやはりフォークソングというのだろうか。モトイ。こういう音楽を聴いていると、オーディオのことはすっかり頭から飛んでいってしまう。

シスコンレベルのシステムでも、ただただ音楽そのものにのめり込んでいってしまう。低音がどうの、音場感がどうの、はたまた解像度がどうのなんてことは、どうでもいいとさえ思える。不思議なものだ。

私がオーディオに興味を持ったのはJAZZを聴き始めてからだ。それまではラジオや安物のセットで心穏やかに楽しくフォークソングなどを聴いてた。音が出る、それだけでも嬉しかった。そう考えるとJAZZは悪魔の音楽だったのかもしれない。40年近く経っても未だに悪戦苦闘している。


 間断はあったものの、1ヶ月近く電源を入れっ放しにしていたので、コニサーの音はだいぶ落ち着いて来ていると思う。

この間セッティングの調整のためいろいろなカートリッジで適宜聴きたい曲を聴いていた。同じソフトを定点試聴するとことは今回やっていないので、最初の頃と今とではどれだけの変化があったのかは微妙な所だ。

またパルナサスは下ろしたばかりなので、これから当分エージングに時間がかかる。今度はリファレンスソフトを決めてコニサー&パルナサスの時系列での変化の度合いや音の傾向をまとめてみたいと思っている。

                                                       オーディオシステムの組み方あるいは投資の優先順位は一般的に出口からといわれている。この辺の所はいろいろな見方がある。私のホンネは逆で、まずは入り口から固めるのがいいと思っている。上流が音の方向性を決めてしまうと....。

更に言えばまずはソフトありきで、CDでもLPでも録音形式や状態よりも何よりも、演奏内容が良くなければ何度も聴いてみようとは思わない。おっと道がずれてしまった。システムの構築と投資では論点が違いますね。

まあ投資と言う点に限定すれば一般的には1.スピーカー 2.パワーアンプ 3.プリアンプ  アナログでは4.プレーヤー5.アーム6.カートリッジ そしてデジタルでは4.D/Aコンバーター 5.トランスポートという順番になる。この一年を振り返ってみると、アナログ関係では期せずしてほぼ一般論の順番通りのステップを踏んでいたことになる。

スピーカーは「ブルーバッフルの呪縛」に正面から付き合うことに決めたので迷いはなく、ブリロンもそろそろ補修用のユニットが届くと思うので、これが来たら.出口即ち下流の方は落ち着く。LS3/5aやModel68はブリロンとの比較調整が終わったら別途他所で使う予定でいる。

スピーカーを活かす中流のパワーアンプもSDサウンドのアイワンで落ち着いているし、あとはマルチも念頭に置きつつ、プリアンプに多少の課題が残るだけとなった。アナログではコニサーを使えばプリ無しでパルナサスは聴ける。HX-10000を活かすプリアンプは今のところPAM3とC42を使い分けているが、別の物に収束する事になるかもしれない。メインアームやカートリッジに付いてはくどいから省く。アナログについてはだいぶ先が見えてきた。


 一方、デジタルの方はどうか。当初DACで音量調整が出来ればプリは必要ないのではと思っていた。

暫くはWadia850をパワーアンプに直結して聴いていた。ところが、どうも私のWadia850はリモコンの感度が悪く、スムーズに作動してくれない。第一アナログとシステムを共有できず、使い勝手が悪い。

そこでこの1ヶ月、わずかな時間を割きながらも(結果的には密かに)、別のデジタルボリューム付きDACでプリの有る無し、又何機種かのプリでの聴き比べを続けていた。

そこで今更ながらではあるがその違いに首をかしげている。トランスポートの違い、或いはシステム全体のグレードが上がれば上がるほど、プリアンプの重要性が見えてきた。ピュア&ストレート&シンプルが必ずしも自分好みの音と一致するとは限らなかった。


と打ち込んでいるたった今、pippinさんから電話が入った。-pm.10:30-
今、私はちょっと興奮している。打ち込みは中断して今夜はこれから神の河でも飲んで夢心地に浸ってみよう。BGMは再びサイモン&ガーファンクルにしてみるか。

尻切れトンボになってしまいましたが、続きは又明日と言う事で。


6月2日

 昨日は突然のpippinさんの電話で日記の書き込みを中断してしまいました。それ程に私にとっては驚きの出来事だったのですが、細かい話はまた後日。

ただこれだけはお話しておきます。先月コニサーが私の手元に来た経緯は、オーディオの世界では超有名なサイトの運営者(お分かりだと思いますが、ご本人の同意を得ていないのでお名前は伏せておきます。)のご尽力によるものである。その方に私の夢をお話した事がきっかけです。 う?それとpippinさんの話どう繋がるのかって? まあまあ。

夢を夢で終わらせない、そのためにはいろいろなアプローチがあります。いわゆる成功本や自己啓発本を読むと食傷気味なほどいろいろな事が書いてあります。その中で、拙いながらも私が実践していることを一つだけ披露しますと、自分の夢を積極的に人に「話す」という事です。それも熱意を持って。

今回も「将来自分はコニサーでアナログを再生してみたい。それが夢です」とその方に何度かお話ししました。それから暫くしてから、その方から「コニサー2.0なら今○○にありますよ」という貴重な情報を頂いた。その方が私の夢を覚えておいてくれ、私の夢の実現に向けて積極的に関わってくれたのです。

コニサー2.0なんてほとんど市場に出ることはありません。私が心の中だけで密かに想い続けていただけでは、恐らく何年経っても私の手元に来る事はなかったでしょう。その方には本当に感謝しています。その方がどなたか、もうお分かりだとは思いますが、実名をお出しするとまたご迷惑をおかけしてしまうのでグッと我慢しています。

ところで、pippinさんのお話し。実はpippinさんにも私の夢をおました。「○○で○○を鳴らす これが私にとって○○の最終形で、長年憧れ続けた私の夢です」と。pippinさんがまた私の夢の実現に手を貸してくれたのです。夕べは興奮してカンノコを飲んでもなかなか寝付けませんでした。何しろ私は情動的な人間ですから....。

くどいようですが、夢を夢で終わらせない、そのための一つの方法。自分の夢を人に話してみることです。協力者が必ずや現れると思います。
中断してしまった昨日の続きは又あした。



6月3日

取引先の親睦ゴルフコンペに招かれ、飯能市にある武蔵丘ゴルフコースに行って来た。ゴルフ好きの方なら「ははーん」と思われた方もいるかもしれない。タイガー・ウッズが始めて日本に来たときプレーしたコースだ。

1997年11月、プロに転向間もない頃、ウッズがこの16番ホール(601ヤード)で2オンし、ギャラリーを大いに沸かせたことで有名である。3日間の平均飛距離310ヤード、最長飛距離328ヤードを記録している。ウッズのプレーを記念してこのコースは全ホール、ウッズのドライバーショットの落下点に赤いフラッグが立っている。

その地点を目標に打ってはみたものの、届くはずもなく、箸にも棒にかかりゃしない。張り合うつもりもはなっからないが、ウッズの実力をまざまざと見せ付けられた。しかし今日のゴルフは面白かった。

 

  
16番ホールの赤フラッグは遥か前方で、ティーグランドに立って肉眼では見えるが、200万画素のデジカメでは捉える事が出来なかった。

01年には全米女子プロゴルフ協会公式戦「ミズノクラッシク」が開かれ、今をときめくアニカ・ソレンスタムがここで優勝し賞金女王に輝いたことでも話題になっている。コースはフェアウエイの幅をたっぷりとってあり、広々としているが戦略性にも富んでいる。

このゴルフ場はパブリックである。事前に予約をすれば、誰でも気軽にプレーする事ができる。タイガー・インビテーショナルに参加したつもりで、赤フラッグを目標にタイガーとの仮想マッチプレイに興じるも悪くない。


夢の話の続きをもう二つだけ。
pippinさんによって私の夢というか希望が叶ったが、当のpippinさんも実は24年間も憧れ続けた機器を入手して自分の美学の完成に又一歩近づいた。先日お互いに「こうなったらいいですね」と話し合ったばかりで、それぞれの夢の実現にお互いが関係し合っている。言わば夢のバーター取引みたいな格好になった。

もう一人私の友人で、今一歩一歩自分の夢の実現に挑戦している人がいる。長岡先生やくず鉄さんの様にオーディオ&ビジュアル専用の方舟を作ろうとしている。隣との境界線の問題で着工が少し遅れたが、いよいよエンジンが始動した。今日その画像が届いた。基礎打ちが始まり次のステップに進もうとしている。

順調に行けばこの9月に完成予定だそうだ。名前はまだ決まっていないようだが、この方舟の進捗情況を今後画像で紹介していく予定である。

OGさんの「AV館への道」 その1

2003/6/3



6月4日

 「長〜いT」さんに肩透かしを食らわせてしまったようです(笑) 他意はありません。日々起きる出来事を中心に日記を書いているので、まずはその日のトピックを最優先に打ち込んでいます。継続的なプロジェクトや自分の思いなどは更新ネタがないときの保険なので、書込みがどんどん後回しになってしまうだけです。2チャンネル風に  スマソ_(._.)_

 さて今日は仕事に集中した一日で帰宅も遅く、音楽は聴いていないばかりか、オーディオにも手をつけていない。こんな箱が届いただけの一日だった。これについても継続的なプロジェクトの一環なので、箱の中身については後日また。Tさん またまた m(_ _)m

 ということで、今日は更新トピックがないので、一昨日書き込みをしようと思った続きから。この1ヶ月、アナログの入り口を再調整しながらも、少しずつだが同時進行でデジタルの入り口についても見直しを計っていた。

それらの機器を活かすため電源周りを点検し、アースやら電源コンディショナー、アイソレーター、はたまたRE-9やらテスラクランプ等にも手を出し、それなりに上流の整備を進めていたことは既に触れた。

  実は既述のように分不相応にも4月の終わりにこんな木箱が届いた。正にパンドラの箱を思わせるようなたたずまいである。梱包材としては異例のパッケージではないだろうか。周りは頑強でも中に入っている機器自体はフワフワと浮いている。

 更にはそれとは別にWORD SYNC制御の176.4KHzクロック同期という未知のデジタルゾーンを体験する事にもなった。こちらは中も外もロボコップを思わせるガチガチの機械の塊であった。

こんなものが一遍に来てしまい、当初は戸惑ってしまった。物事の正しい進め方は、plan do see の繰り返し、段階を追って徐々にステップアップしていくことだ。しかしいつも自分の思惑通りには事は運ばない。

ここに来てアナログに続きデジタルの入り口部分にも変化が訪れ、両者の上流部の方向性が固まりつつある。ただ変化のスピードが余りにも速すぎたので、機器の整理はおろか頭の中を整理するのにも1ヶ月以上かかってしまった。そこへ持ってきて昨日pippinさんから思わぬ物が届いてしまった。混乱に更に拍車がかかっている。


出口を投資の出発点とすれば、入り口は本来軽くていいはずだ。ところが私のいわば持論、まずは上流。入り口で100のものはその後下流に繋がる機器によって100にする事はできるが、始めから10のものでは中間や出口にどんな物を持ってきても100にはおろか20にもならない。

極端にいえばクオリティの低いカートリッジや針の磨耗したカートリッジでは、そのあとにどんなアームやフォノイコを持ってきてもまともな音は出ない。逆にクオリティの高いカートリッジやCDでいえばトラポを持ってくると、その後アンプやDACはたまたSPを交換するなりバージョンアップすることで音を良くしていくことは可能である。

スピーカーによって音決めをするのではなく、ヘッドフォンを用いてでもいいから前段の入り口部分を自分好みの音で固めるのが先決だと思っている。前にも書いた。ちょと、いやかなりくどいのでこの話はやめにしよう。

ただひと言。DACなどの電子部品の塊は日進月歩で進化するし廉くもなる。今をときめくdCSでさえ10年後には1/10くらいの価格と性能になっているやもしれない。しかし機械物のプレーヤーなりトランスポートなどは、今しっかりしたものを選んでおけば10年以上は使用に耐えられる。

-またまた 「長〜いT」さんからのメールより-

〜オーディオをどこで止(と)めるかは、"出会い頭に化石化したイコン=遺痕に従え!"、orそうでなければ終わらない。と。然り。(それを、極悪人たちは"上がり"と呼んでいる)〜 

・・・私信なので何のことか意味がさっぱり分からないと思いますが・・・何だか心憎いばかりにTさんに見透かされてしまった (/o\);

サイトを立上げそろそろ1年になろうとしている。立上げ当時は、オーディオ機器の整理・統合にもう少し時間がかかると思っていたが、意外と早く落ち着く事が出来るかも知れない。


ところでそのTさん、調の字さんがNAS計画でGT2000に3本目のアームを載せている間に、それに触発されてかどうかは分かりませんが、本家のNASに4本のアームを載せた画像を送ってこられた。NAS使いの面目躍如といったところでしょうか。

これはTさんが考案し、vcyoyo工房さんに依頼して製作されたステンレス特製アームベースによって実現できたそうだ。先日そのプロトモデルのベースを送って下さった。

20年前ならいざ知らず、新規のアームの供給が途絶えて久しい現在も、アナログ文化はしっかりと根付き、ゆっくりだが確実に進化していると思わざるを得ない。




6月5日

以前ハイエンドトランスポート4機種の比較試聴をさせて頂いた(オーディオ・ベーシックvol.26 p84〜)。デジタルデータ自体は1と0の数字の組み合わせで、その拾い出しのメカニズム、例えば光学固定方式、スイングアーム、ターンテーブル等々でデータそのもがが変化する事はありえない。

オーバーサンプリングとかでデータをいじれば当然音は変ってしまうが、デジタルデータそのものに手をつけなければ、出てくる音は皆同じはずである。しかし以前の試聴会で、立合った5人が5人ともトランスポートの違いで音の違いを確認している。

もちろん抽出データ以降の処理は全て同じ条件、D/Aコンバーターは言うに及ばずケーブル等も全く同じ条件下で実験している。しかし明らかに音が違っていた。

拙宅でも随時WadiaやCECそしてSONYのCDPからデジタルデータを外部D/Aコンバーター(パーペチュアルP-1A&P-3AやDAC64)に接続して、それぞれの機種(メカ)による音の違いを確認している。何故だろう?CDが登場しておよそ20年経つが、デジタルにはまだ分からない事が多い。

アナログの世界では音の入り口が重要な事は、カートリッジやアームの比較試聴でイヤというほど経験している。しかしデジタルの世界でも理由は分からないがメカの違いが音に出ることを体験して、私の持論、オーディオ上流論?というか上流重視の考えは観念から信念、確信へと変わった。

デジタルはフォーマットがCDからSACD或いはDVD、はたまたニューフォーマットのCDに移行していくことだろう。CDはそろそろ終焉期を迎えようとしている。10年後にはどんなフォーマットが市場を制覇しているのだろうか?

しかし今までの膨大な数のCDは資産として残りつづけていくことは間違いない。それをできるだけ高音質で聴きたい。しかしニューフォーマットの展開を控えて、CD専用のトランスポートは今後新たな製品開発は期待できない。現にCD専用に特化したトランスポートの数は市場でも激減している。

であるならばトランスポートに今投資しても十分その価値はある。10年は使えるトランスポート。飽きることなく使い続けていけるだけのオーラを漂わせているトランスポート。製作陣が渾身の力を込めて開発したトランスポート。しかもCD再生に徹底的に拘った専用機。等々選択の基準が決まってきた。

CDトランスポートをどうしようか、この前段に何を持ってくれば少なくてもあと10年、他機種に目移りすることなく心置きなく安心してCDを聴く事ができるだろうか。そろそろオーディオに“上がり”をつけ、音楽を聴く事に徹して「心のやすらぎ」を得ようと考えていた。そんな矢先の出来事だった。一気にテンパッてしまった。  



6月6日

pippinさんから先ほど興奮気味のメールが届いた。24年来の夢が叶った瞬間を画像と共に送ってこられた。

「〜Mark Levinson ML-1が本日無事届きました。いやー、久々に興奮しまくっています。ブラックのパネルといい、ウッドケースといい、その存在感は決して国産機器からは得られない物だと感じました。本体、電源ともに先日の写真のとおりの程度極上でした。(^O^)
〜いやー凄い!線が太く、ハイスピードかつハイファイです。生々しさとともに、低域が見事に出ます。プリでここまで低域が変わるとは思いませんでした。〜」
まだまだ続く....

pippinさんはあれからエレクトリック・クロスオーバー(EC-1)を導入してMX-10000とB-2XでJBL4343をマルチで鳴らしているとの事。そこへ持ってきてML-1の導入だ。pippinさんが喜んでいる様が伝わってきて、何だか私もとても嬉しくなってきた。6月中には再度訪問して、私もpippinさんの興奮を少し分けてもらうとします。

 

で、私の方はどうかというと、明け方から黒磯まで芝刈りに行って来るので、これから少し横になります。トランスポート テンパイのテンマツ記は時間とパワーがあるときにまた。



6月7日

酒びたりの一日。今日は行きも帰りも新幹線に乗ってゴルフをして来た。いつもは車、しかし今日は運転者に気を使う必要がないので、車中で早くも酒盛りパーティが始まった。那須塩原に到着した頃には、私は完全に出来上がっていた。体もほぐれ、緊張感の一欠けらもなく、出だし3ホールは改心の出来。アルコールが切れるに従ってスコアーも落ちていった。 これは言い訳....。

4月のオープン記念以来2度目の黒磯の山のリゾートゴルフ場。ここは男女ペアでツーサムプレイを想定しているかのつくりだ。クラブハウスもお洒落で高級ホテルのロビーと見間違うほど。乗用カートも始めから二人乗り専用である。

 

しかしながらコースは戦略性に富み、またグリーンは非常に難しい。リゾート地でのやさしいゴルフを彼女と二人で などと安易な気持で出かけると期待を大きく裏切られてしまう。R.T.ジョーンズJr.のこだわりの設計が随所に見られる難しいコースだ。

  雨こそ降らなかったが、一日モヤがかかったような天気だった。プレイの時以外は終始アルコール漬け、帰りの新幹線でも大酒を喰らい、19番ホールも三鷹の「伊香衛」というバーまで戻り、「山崎」をしこたま飲んでしまった。

焼酎以外アルコール厳禁の身ではあったが、たまには羽目をはずすことも必要だ。なんちゃって。ゴルフをしに行ったのか酒を飲みに行ったのか分からないほどの一日だった。


夜遅く帰宅したら、pippinさんからML-1の追加画像が届いていた。ML-1の内部写真など見るのは初めてだった。pippinさん貴重な画像、ありがとうございました。




6月8日

磁器瑠さんに誘われて生音を聴きに行ってきた。磁器瑠さんといえばメジャグランのHPに「ドタバタオーディオ狂」と題して寄稿文を投稿されている大のマルチ派の方である。普段聴かれる音楽もJAZZが中心で、前回お誘い頂いたのも「さくらんぼ」という調布のJAZZライブであった。

今回も当然JAZZのライブかと思いきや、あにはからんやフルオーケストラのクラシックコンサートであった。葛飾フィルハーモニー管弦楽団の第25回定期演奏会で青砥の「かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール」まで足を伸ばした。

 

会場にはなんとマルチ派の大御所の方々が勢ぞろい。メジャグランの「オーディオマニア紹介」に登場の広野さん 伊藤さん ストーンテクノの野中さんをはじめカルロスさんにとどめは仙人こと稲田さん。恐ろしい面々である。皆さん月に何度か集まってクラシック音楽やJAZZの生音を聴く会を催されているとのこと。

最近の生音はJAZZライブばかりで、フルオケのコンサートはとんとご無沙汰である。久しぶりに聴くフルオケの音は迫力満点だった。コントラバスが8本、出し物もショスタコーヴィチ/交響曲 第5番だったので、迫力にも拍車がかかった。最終楽章のエンディングは鳥肌が立つほど興奮してしまった。

クラシックのコンサートゆえS席に座って聴くのが正統派。会場は全席自由席で先着順に何処にでも座れる。私たちは開演1時間前には到着していたので、好きなところに座れるのだが、マルチ派の方々は入場するやいきなり3階のバルコニー席に私を案内した。

先入観と思い込みは可能性を阻害する。このバルコニー席、ホールの作りもいいこともあるのだろうが、何とも素晴らしいポジションであった。フルオーケストラの中で、小さなトライアングルのチンチン鳴る音、10cm足らずの鉄琴の音、かすかに響くチェンバロの音等が他の音に埋もれることなく聴き分けられる。しかも他の弦楽器等も音が団子にならず明快な解像度で迫ってくる。

これはホールの造りや聴く位置だけの問題ではなさそうだ。生音そのものの持つエネルギーだと思わされた。マルチ派の方々は、日々このような生音を聴きながら耳を肥やし、感性の研鑽を積んでおられるのかと思うと、その発する言葉に説得力があるのもうなずける。




アフターコンサートは近くのイタ飯屋で飲めや語れやの大騒ぎ。マルチ派大御所の面々の中でただ一人コンシュマー派の私が混じってしまったが、そんなことは全く関係ない。楽しい事といったらありゃしない。昨日の二日酔いが醒めぬ間に、3時過ぎから夜の9時まで又もやアルコール漬けとなってしまった。

 
メジャグランの仙人 ストーンテクノの野中さん  カルロスさん 磁器瑠さんたちと

興が乗り、この後仙人のお宅になだれ込んで三次会と相成った。三次会の模様はこちらから。 TimeOutでまたもや絵日記になってしまいました_(._.)_


6月9日

 さて、今夜はトランスポートのテンパイまでの経過を走り書き。本当は時間を割いて細かくインプレしたいところですが、オーディオ否サイトの更新ばかりに関わっている訳にもいかず、推敲無しでぶつけ本番、誤字脱字、文章の不正確さには目をお瞑り下さい。

はじめに私のスタンス。デジタルも入り口が重要だといっても、たかが数字の0と1のデータの読み取り機に過ぎない。仰々しく大騒ぎするつもりはない。

しかしながらトランスポートによって出てくる音が違う。これも事実だ。何度か経験した事は既出。機会があれば自宅でも普及機から中級機、そして高級機と呼ばれるトランスポートをそれ以降に続くシステムを固定したまま聴き比べてみたい。そして永らく使える機器を選んでみたい。その好奇心が今回のトランスポートの“上がり”に繋がっている。

少し長くなりそうなのでセッティングの過程はこちらから




6月10日

日曜日にメジャグラン邸に訪問した際、5枚ほどソフトをお借りしてきた。早速自室のシステムで、当日の記憶を元に聴き比べをしてみた。音が違う。それは当たり前だ。何が違うのか。これがシングル駆動とマルチチャンネルシステムの違いといってしまったら、面白くも何ともない。

しかし原因はその面白くも何ともない部分しか考えられない。猪俣猛のドラムソロ、スネアードラムの革がピーンと張っていない、なんとももどかしい音に聴こえる。バスドラの音も何だかスピーカーにへばりついた様に聴こえて、ドスンが前に出てこない。因みに前段はVUK-P0&D-70のコンビ。

あー メジャグランの音など聴かなければよかった、と後悔。気を取り直して次のソフト。赤坂工芸音研の高音質CD 藤井寛クインテットのコラボレーション。う・・・ これはバイブの音も記憶の音と似ている。ソフトの出来、録音がいい性かもしれない。

続いてクラリネットをフューチャーしたカルテットのソフト。これは発売前のデモCD。細かい事を言ったら4348の音に不満もあるが、これはなかなかいい。各楽器の定位はしっかり定まり、聴いていてフォーカスの合ったシャープな音像が目の前に広がった。

少し、いやかなり安心した。しかもこのソフト内容がとても素晴らしい。音ではなくいつの間にか音楽を聴いていた。気持がゆったりしてきて、何だかとても幸せな気分になっていく。

ここで又猪俣猛のドラムソロを聴きなおす。う〜ん やはり心持ち眠いドラムスだ。ミッドバスが活きていないのだろうか。迷いだしたらキリがないので、疑問を封印した。後藤さんのクラリネットが心地よく聴こえるのだもの、これで当面は良しとしなければ。

ただ、ひとつ言える事、ドラムソロは確かに、もの凄いパワーとエネルギーが詰まった鮮烈なソフトだ。しかしこれを毎日聴こうとは思わない。あくまでも音質チェックのソフトと捉え、時々システムの確認用に聴くと割り切れば、あのメジャグランのドスン・スカコン・シャーンという忌々しい(笑)音を想い出さずに済む。

しかし先人達はこうして段々マルチの道に足を踏み入れていったのだろうか?何だか仙人に遠隔操作されているようで コワイ コワイ。

昨日の日記について、その稲田仙人からパソコンと音楽用CDPとではデジタル処理の仕方が違う旨のご指摘を頂いた。混乱や誤解を招くと思われるので、その部分はカットしました。仙人ありがとうございました。全ては理論、そして拘りを捨てろですね。

御意

 

6月11日

庭のブルーベリーの花が実になりつつあります。
あと1月ぐらいで紫色に色付き収穫の時期を迎えます。
東京は梅雨に入り、どんよりした日がこれから暫く続きますが、
気分はいつも晴れやかでありたいです。

一度咲き終わったクレマチスですが、今朝一輪だけ返り咲き?していました。


そこに蜂が飛んできて、目と目が正にハチ合わせ


私がデジタルの洗礼を受けたのは比較的新しい。はじめてCDPを購入したのは1991年とCDが普及してからだいぶ経った頃だ。それまでアナログ一筋で聴いていたので、CDに切りかえるのになかなか勇気がいった。

はじめてのCDPとして選んだのはYAMAHAのGT-CD1といういきなりの超弩級機であった。当時598戦争がたけなわで、実勢価格として4万もあればかなり立派なCDPが買えた。ところが目まぐるしく4ヶ月毎くらいに新製品が出され、またデジタル技術も日進月歩で進化していた。

中途半端なモノを購入したら、私のことだ、いずれ新製品に目移りし、買い替えするに決まっていたので、清水の舞台から飛び降りた。既にアナログプレーヤーGT2000Xがあったので、商品開発のコンセプトが同じGT-CD1を選んだ。

これは大正解でほとんど違和感なくデジタルの音も聴くことができた。幸いにしてデジタル嫌いにならずに済んだ。おまけに他の製品に目移りすることなく10年以上使いつづけ十分元は取った。

(WADIAとZIAとCECにだけは浮気したが…。アイヤー 結構目移りしているな。しかしこれは自分の中では目移りではない。聴くソース、使用目的がそれぞれ異なるのである と勝手な言い訳をしている。)

しかし今でも手元にある。先日Pippinさんが現役で使われているの見て、私も今回トランスポートとしてもう一度使ってみようと思い、動作確認の為久しぶりに電源を入れてみた。

ノンフローティング・ リジッド構造といえば、VUK-P0より一足早い。ピックアップ部はターンテーブル式ではないが、ベースに徹底的に物量を投入し振動対策を施し、総重量は24kgと当時のCDPとしては異例の重さであった。CDのスタビライザーもCECほどではないにしろ真ちゅう製で160gの重量級クランパを採用していた。ピンポイント・チューニングも可能な脚部構造にもなっている。

デジタル技術は加速度的に進化している。YAMAHA独自のI-PDM方式の1bitDAC&8倍オーバーサンプリ ング・22bitデジタルフィルタというD/Aコンバータ部分は、時代の流れでいささか古さを感じざるを得ない。

しかしながら、多層塗装による鏡面仕上げ、高比重ウッドキャビネットの美しさには、いつまでも傍に置いておきたいという所有する喜びを感じさせ、なかなか手放す事が出来ない。自分が気に入って惚れ込んだモノは早々邪険には扱えない。

こういう経緯があるので、CDT選びにも10年は使えるものというキーワードが私の頭にはあった。こういうのを拘りというのだろう。これが捨てられれば、もう少し楽な生き方ができる。


久しぶりにアナログ出力でGT-CD1を聴いてみた。製造から10年以上経過してはいるが、今聴いてもやはり高品位な音だ。独特の透明感がある。一聴して音の滑らかさが漂い、アナログライクな雰囲気のあるスケールの大きい音だ。弦楽器やボーカルを滑らかな雰囲気で聴かせてくれる。

他機種と聴き比べをしなければこれはこれで十分いい音だと思う。特に正座をして音に対峙する聴き方をしなければ、このまま使い続けて特に不満はないかもしれない。また脂ぎったJAZZの音さえ望まなければ・・・。しかしそれすらも基本性能が優秀なのでCDTとして分離使用すれば新たな道も開ける。

今日はアナログ出力で聴き直してみたが、そのうちD-70やDAC64に繋いで、デジタル出力で聴いてみたい。果たしてどんな変化が待ち受けている事やら。ただVUK-P0やTL0もまだまともには聴いていない。やりたい事が一杯ありすぎる。だからまだリーチが掛けられない(笑)。



6月12日

最近は新製品を買う事がめっきり少なくなった。従って保証書登録など久しく行なっていない。

先日(といっても4月だが)、久しぶりにJOBの新製品を買って保証書登録のはがきを送った。

今日販売元のZephynからメール便が届いていた。中には保証書とクラブ会員カードとCDが入っていた。

CDはステラヴォックスジャパン製作、柳沢功力氏監修の「The Essence」。クラシックからJAZZ、ピンクノイズやらが音源として入っており、一曲ごとに細かく聴き所、チェックポイントがコメントしてあった。

例えば13曲目の[Caravan]について
【Dave Gruisin(p) /Harvey Mason(ds) /Braian Bromberg(b)   GRP/MVCR-139】

〜冒頭のピアノとドラムスが象徴するように、どれも隅々まで克明な収録で、しかも演奏はエネルギッシュ。分厚いフレームを透明に響かせるピアノは、抜けのよさと俊敏な音の立ち上がりを確実に再現したいし、ドラムスは弾け飛ぶシンバルの粒立ちや力のこもったドラミングを、ダンピングの効いた響で再生したい。さらに3分5秒付近からのクローズアップされたベースのソロでも、演奏の付帯音まで含めたリアリティと太い弦の震えが見えるかのように。ピアノの演奏で音が濁るとすればアンプのパワーが不足。スピーカーには、ことに低音の反応のよさを要求する曲だ〜

という具合に。

なるほど、こういう聴き方もあるのかと感心させられた。聴き所、視(聴)点は各人各様だがとても参考になった。因みにアイワン→JBL4348ではピアノの音は濁ることなく隅々まで透明感が漂っていた。ウヌ?それが言いたかっただけかって f(^_^)?!

保証書返送の際におまけでCDを付ける。しかもクラブ会員カードには手打ちのテプラで個人情報が打ち込んである。些細な事かもしれない。しかし心にくい配慮だ。思わずHospitalityとCS(Customer Satisfaction)という言葉を思い出した。



6月13日

所用で三鷹まで行った帰りに、少し時間があったので吉祥寺のMEGに寄った。昼過ぎ、店内はガランとしてたがSonny Stittのアルトは力強く響き渡っていた。エレボイの上を良く見ると何だか見慣れないアンプが乗っていた。近寄って見るとALTES EXCESIOALE2000と刻印されている。どこかで見たような気がする。思い出した。AA誌に記事が載っていた。

店のおねえさんに聞いてみた。
「アンプ変ったんですね?どうしたんですか」
「ええ A級だよ だそうです」...?!
「ほほー A級アンプですか」 アンプに触ってみる。確かに天板は相当熱い。
「写真撮ってもいい?」
「どうぞ」 記録用に持ち歩いている100万画素のお手軽デジカメでパチリ。
「実物は始めてみるけど、珍しいアンプですね」
「ええ A級だよ だそうですよ」 ?変な事を言うな。もう一度聞き返した。
「A級?」
「はい お客さんからの永久貸与だそうです」

いや 「本当にA級だよ」 と聞こえたのだ(受け狙いではありません)。エーキュウタイヨ(永久貸与)が A級だよ と聞こえたのだ。耳も慢性疲労しているのか、はたまたいつものオーディオフォルターがかかってしまったのか ┓(´_`)┏

このアンプ、出力50Wとは思えない力強い音を出していた。暫く聴いていたがその生々しい音には少し驚きである。JDFがトラブってピンチヒッターなのか、はたまたJDFに替わってMEGの新しい顔になるのだろうか。

 



MEGに寄ったついでにユニオンと新星堂に顔を出す。お目当てはBlue Noteのハイブリッド盤。若いお兄ちゃんに聞いても??だった。
「棚に無ければ、無いと思いますよ。」
ハイブリッド盤やSACDを特別扱いはしていないようだ。両店ともまだニューソースには力を入れていないのかもしれない。

縦並びの棚からこまめに探して、ようやく3枚見つけ出した。背文字にはSACDなりHYBRIDの文字は一切書かれていない。他のソフトとの識別は不可能である。ジャケット表面にも[SACD]のシールが貼ってあるだけ、HYBRIDの文字など老眼の私には読めもしない。

販売店の協力がないとSACDなりHYBRID盤の普及は難しそうだ。やっとの思いで探し出したソフトはコルトレーンとチャーラップとこれ。
ハイブリッド盤はどれも皆2,000円以下。1枚で2味楽しめてこれはお買い得だと思った。

早速聴き比べてみたが、いささか神経衰弱気味になった。SONYのSCD-1でCDとSACD、TL0とVUK-P0とでCDをとっかえひっかえ。今回は意識的に音楽を楽しむのではなく、音の違いに集中した為疲れてしまった。コンディションのいい時に再トライしてみるつもりだ。




6月14日

今日は昼から夜までタイトな研修があったので、夜はリラックスして音楽を聴いた。本当はコルトレーンのバラードなんかを聴けば、よりリラックスできるのだろうが、手元にハイブリッド盤があるのでBGM風に聴き流した。

音の違いを聴き比べるというのではなく、ビーッとして聴いていると、CDもSACDもほとんど変らない。意識を集中させないと両者の違いなど全く分からない。ケーブル交換の差ほども無かった。

しかしながら、Blue TrainはやはりBGM風に聴き流す曲ではない。人にもモノにもそして音楽にも適材適所というのがある。今夜は選曲のミス。Blue Trainはやはり真剣に意識を集中してこそ、楽しめるというかその真価が発揮される。別の日に仕切り直しをしよう。


昨日の新星堂には澤野工房のコーナーが棚一列に設けられていた。もともとピアノトリをには目が無いので何枚か買ってみた。先日澤野工房のHPを見ていたらピエール・アラン・ゴルシュ・トリにスポットを当てて宣伝しており、気になっていた。早速Voici ma mainを買って聴いてみた。

このアルバムは曲想に緩急の変化があって面白かった。特に1曲目のようないくらかスローテンポのバラード風の曲が好印象だった。ゴールドムンド&Model68のコンビで聴くと音場感が出てとても心地よい。小型SPの冥利に尽きる。しかし澤野工房は無名のアーチストを良く発掘するなと感心するばかり。

 私事ながら、今このHPを打ち込んでいるPCはベッドルームに置いてあります。そのベッドルームを訳あって急遽娘に明け渡すことになり、PCもモデムや回線を含めて移動しなければならなくなりました。しばらくジプシー生活を余儀なくされ、寝場所やPC置き場が定まりません。落ち着くまでPCが触れませんので、少しの間日記の更新や掲示板の書き込みをお休みします。

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