5月16日
東京は梅雨のような雨模様が続いている。こういう日にはレコードを聴いていても静電気が起きにくく埃も付きにくいので助かる。
レコードの静電気&埃対策。古くからのテーマで、何も目新しい話題ではない。メンテナンス方法やアクセサリー類も定番がほぼ確立されている。私は画像のようなアイテムを今まで使ってきた。
ZEROSTAT3は操作方法に若干コツがいるが、慣れればこれほど便利なものは無い。黒い方はナショナルの製品でもう20年以上も前から使っているが、静電気チェッカーが付いてるので便利である。


実はこの小型マイナスイオン発生器を使っていて、思いついた事がある。あるときふとちゃんとイオンが発生しているのかチェックする為、音ばかりではなく匂いも嗅いでみたことがある。その時の匂い、どこかで嗅いだ事のある匂いだった。
これもかれこれ10年以上の前の製品だが、当時TEACから販売されていたマイナスイオン方式による空気清浄機・吸塵機、ここから発する匂いと良く似ていた。そこで試しに静電気の発生しているレコードをこの清浄機のそばに付けてみた。
これが効果があるのである。清浄機に近づける前後で静電気チェッカーで測定したら、ものの見事に静電気がなくなっていた。実際レコードを顔に近づけてみるとよくわかる。静電気を帯電しているレコードは顔を近づけるとうぶ毛が総立ちになり独特のパチパチ感がある。これがこの清浄機の前に10秒も置いておくとスーとなくなるのである。

似たようなマイナスイオン発生式空気清浄機はごろごろある。次のレコードを聴く前にちょっとこのこんな機械の前に立てかけておくと、静電気の帯電防止にになる。レコードクリーナーで埃を取っても静電気が発生しにくくなる。どこぞの高価な専用機を買うよりコスト/パフォーマンスは数段いい。
ところが私は日ごろもっと便利かつ簡単な方法で埃を取っている。私は湿式の「D4+」&専用ブラシを常用しているが、これはよく埃を除去できる。それでも最後のひと拭きで取り残してしまう埃がある。これを粘着ローラー式のピクソール等で取り除く方法もある。
しかしもっと簡単に最後の埃を取り除く方法がある。これは本当に手間いらず。しかもあらゆる細かい埃取に使えるのでことのほか便利である。もっともそれ程声を大にして言う事のほどでもない。皆結構前から使ってはおられるとは思うが....。

厄介な最後の取りきれない埃
用いるのはパソコンやAV機器の静電気除去ブラシ。誘導性繊維・サンダーロンを使った製品である。サンダーロンとはアクリル繊維に銅イオンを混入した有機導電繊維アクリロトリルー硫化銅複合繊維とのこと。まあ能書きはどうでもいい。
使う前に一度離れた所で先端の埃を払う。これは鉄則。くれぐれもレコードのそばで埃を払ってはいけない。もう一度なでるように穂先を払い、レコードの埃に近づける。するとコロナ放電が起きて静電気を除去し併せて盤面の埃も吸い取ってくれる。まあ一回ではむつかしいので何回か横方向にレコードの盤面をなでてやると大体の埃は取り除く事が出来る。

最後のこびりついた埃も数回なでてやると綺麗になくなってしまう。
OA機器のアクセサリーコーナーで似たような製品は沢山売られているので、一つ持っておくと便利である。何もレコードの埃取りばかりではなく、あらゆる細か埃除去に使う事が出来る。毛先が柔らかいので安心して使えるし、何よりも簡単なのがいい。

何だか今日の日記はメンテナンスガイドみたいになってしまいました(笑)
5月17日
何名かの方からメールを頂いた。今時レコードのメンテナンスとは思っていたが、結構レスポンスがあったので調子に乗って第二弾。何だかMay WINDさんのメルマガ模様になってきた。
ここでまず私のメンテナンスグッズを紹介します。ホコリ飛ばしスプレーやら濡れテッシュの類。

レコードの汚れ落しにはレイカのバランスウォッシャーA・Bが定番だが、拭き取り用のビスコは少々値段が高い。オーディオテクニカのカットペーパーはその点大きさも手頃だし値段も安い。

テッシュペーパー感覚で使えるが、使い捨てというのが気になる。たいしたものではないので、それでもかまわないが。資源の有効活用やら環境問題を考えると少し疑問が残る。
私はここ何年かは画像のような拭き取り専門グッズを使っている。水で洗えば何回も使えるし、柔らかいのでレコード盤を傷つける事はない。しかも素材から埃の再付着が発生しない。

これはビルメンテナンス関係のご用達、定番商品で「J・ワイパー」という業務用拭き取りクロスだ。吸水性に富み、水滴、毛羽、せんいクズ等の拭き取り跡が残らないので本来はガラス・鏡・ステンレスの水切りなどに使用する。雑巾などとは次元の違う使い勝手のよさだ。
これをレイカ処理の際に使う。A液・B液の拭き取りの際、拭き取り面を変えてこれで綺麗にする。何度でも使えるという点がミソだ。
レイカ処理後の普段のレコードのメンテナンスにも使える。しかもレコードのみならずキャビネットやアクリルカバー、その他部屋中のホコリ取に使えるので何かと便利だ。
昨日の静電気除去グッズとの併用で、細かいホコリの処理にはこの2品があればまずは完璧にホコリとおさらばできる。
似たような物もいろいろあるようだし、東急ハンズやDIYのお店のお掃除コーナーに行けば他にもっといいものがあるかもしれない。とにかくオーディオ専用となるとそれだけで値段が高くなるが、目的を考えれば応用できる品物はいくらでもあると思う。
昨日はこれらのグッズで綺麗になったレイ・ブラウンのリミテッド.バージョンのレコードを聴いた。このGroove Noteから出ているアナログレコードはジャシンタのアルバムも含め本当に音がいい。録音も高音質だが、演奏の中身も素晴らしい。古いレコードも勿論いいが、最新のアナログレコードも探せばいいものが一杯ある。

少し洒落気味だが、スケルトン仕様のZYXを同じくスケルトンのORACLEに取り付けて聴いてみた。骸骨のような組み合わせだが、レイ・ブラウンの骨太い分厚い音が心地よく響いてきた。低域の厚み・深さは外観・想像以上に豊かである。

5月18日
レコードのメンテナンスについて続けて書いてきましたが、今回が最後の紹介となります。今までは比較的新しいレコードのメンテナンスでしたが、中古のレコードや昔の古いレコードについてはわたし的に取って置きのメンテナンス方法があります。
古いレコードやカビや手垢で汚れたレコードについてはレコードクリーニングマシンや超音波洗浄器によるメンテナンスという方法もある。ただそれらは機械自体が高価であり、また手入れの方法も結構面倒である。また超音波洗浄器は古いレコードの場合、時として塩化ビニールの潤滑剤も除去してしまう可能性もあると聞く。メンテは手軽が一番だ。
そこでもっと気楽にそして効果的な方法として私は「CL2」というレコード洗浄剤を使っている。普段はレイカのバランスウォッシャーを使っているが、それより強力に汚れを取り除く事が出来る。汚れの激しい中古のレコードやオークションで手に入れた状態の余り良くないレコードには、もっぱらこちらを使っている。要はレコードの汚れ具合によって使い分けている。
似たような商品は他にもあると思うが、これ以外には使った事がない。これはカルロス・シモネッタさんからOFF会記念に戴いたものだ。始めは恐る恐る使っていたが、レコードの溝に溜まったカスを根こそぎ取り除く事が出来る上に、聴感上のS/N比が格段に上がり、しかもレコード自体を痛める心配がない。今まで何回となく使ってみて、特に音質的な弊害は感じた事が無い。恐らく界面活性剤が主成分なのだろうが、詳しい事は分からない。
以下その使い方を画像で説明してみる(併せてメジャグランのHP 便利グッズコーナーをご覧下さい)。
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| メジャグランで販売しているレコード洗浄剤「CL2」 |
スプレー式容器に入っている
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レコードに均一にスプレーする
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洗浄剤が良く溝に入り込むように、溝に対して直角になるようパッドで均す |

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濡れている間にカートリッジをかける
摩擦熱により針を傷める可能性があるので私は洗浄専門に古めのオーテクを使っている
針はゴミ取専用に別の物を用意した方がいいかもしれない |
カートリッジをかけると溝に溜まっていたゴミやホコリが掻き出されてくる
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掻き出されたゴミの様子
決してやらせ画像ではない |
カルロスさんのお薦めは花王のクロス
クイックルワイパー ドライ用 |
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レコード表面を軽く撫でるとクロスに汚れが吸い取られていく
再付着はない |
このクイックルを使うと表面はご覧の通りピカピカに綺麗になる
艶出し用のケミカルが含まれていないものがお薦め |
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| カートリッジの針に付着した汚れを少量のCL2をつけたブラシでこする |
古いレコードもご覧の通り新品同様に復活する |
ここまで書いてみて、ボリュームが少し多いので、これは雑記帳にUPすべきだったと反省している。今から別ページを作るのも面倒なので、今回はこのまま日記帳に載せておくことにした。
とにかくやらせとか誇大宣伝では決してない。本当にレコードも綺麗になるし、音質も向上する。パチパチノイズが激減する。リードインの無音状態を聴くと一発で作業前後音の違いが確認できる。但しレコードの傷自体の修復は出来ない。あくまでもゴミ取専用だ。
唯一難点がある。うまくスプレーしないとセンターラベルの紙やキャビネットの上にも洗浄液が飛び散てってしまう可能性もある。私は普段はメンテナンス用の作業台の上に置き、センターにはインシュレータを置いて洗浄液の飛び散り付着を防止している。
(5/18追加 クイックル等でゴミの十分な拭き取りも必要である。私はゴミ取後にバランスウォッシャーのB液で最終コーティングを施す場合もある。)
とにかくこのCL2は極簡単に汚れを取る事が出来る上に、音質的な改悪変化もないので、古いレコードのメンテナンスには持ってこいで、私は大変重宝している。
これでレコードのメンテナンス記事は最後とします。

生憎五月晴れとはいかなかったが、新緑の綺麗な千葉の泉カントリー倶楽部でゴルフを楽しむ。今正にゴルフシーズン。目に青葉 山ホトトギス....。暑からず寒からず、しかも前日は前回の反省も込めて睡眠時間もしっかり取ったお陰でとてもいいコンディションでゴルフが出来た。
一緒に回ったMさん、ここのところ4回連続して80台をキープ、大きく差をつけられてしまった。もう一度レッスンプロの指導を受け直そうかと真剣に考えている。

5月19日
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先日TVを観ていたら、「サザエさん」の波平の声優さんが、糖尿病にも関わらず毎晩焼酎を二合飲んでいる事が紹介されていた。
HNKの解説によると「焼酎」は蒸留酒なのでカロリーが無く、人によってはインスリンの働きを活発にし、かつ血糖値を下げる働きもあるという。
「波平さん」はこの焼酎によって声優生活が続けられると喜んでおられた。個人差はあるとの前置きだが、天下のHNKの事だ、早々いい加減な事は言うまい。何だか救われたような気になった。 |
もともと自分はアルコール分解酵素を持ち合わせておらず、少量の酒でも酔ってしまう。しかし医者から酒は今後控えろと言われ、少しいやかなりブルーになっていた。
仕事柄、酒宴の席が多い。これからは言い訳をいいつつウーロン茶しか飲めなくなるとは正直言って悲しい。そこへ持ってきての朗報だ。
早速先日から学習効果を高める意味も含めて、寝酒にこの麦焼酎「神の河」を飲んでいる。これが実にうまい!口当たりも良く、ぐいぐい入ってしまう。酒は飲めないくせについつい手が出てしまう。そしてコップ2杯も飲まないうちにいい気持になって眠くなる。
昨夜は日曜日ということもあり、割りと早めからこの「かんのこ」を飲み出し、10時前にはどうやら寝てしまったようである。
12時過ぎに目が覚め、気になっていたオークションの結果を見た。酔いが一変に醒めてしまった。と言ったら少しオーバーかな。しかし驚いた。YAMAHAの砲金TT YGT−1がなんととんでもない金額で終了していた。
先日の407GTといい、このYGT-1といい、もともと数が少ない事もあるが、GTファンにとっては憧れのアイテムだ。しかしながら過熱を通り過ぎ、バブルの頃のような異常な世界になりつつある。マイクロファンや海外のプレーヤーを使っている人には信じられないことかもしれない。
私も、もし「かんのこ」を飲んでいなければ、オークションに一口乗っていたかもしれない。そう思うと、「かんのこ」に感謝しなければならない。ついつい熱くなりバトルを演じていたかもしれないと思うと、酔って寝てしまって大正解だった。
しかしくどい様だが、GTのオプションアイテムは人気が高い。Y31さん、次はやはりY31GT-1を作るしかないようですね。100個くらいの注文はすぐに集まると思います。
酔っ払いの戯言でした_(._.)_.。

アナログの音の追求に対して、機器への投資に終止符を打たなくてはならなくなった。もうアナログ再生装置の買い漁りは止めろという天からの啓示かもしれない。それでなくても近頃はいわゆる「オーディオ装置マニア化」となりつつある自分にいくばくか嫌気が差してきている。
10年前の1993年のある日、ラジ技の差込カラーページにそのスケルトンの写真が載っていた。ちょうど40歳になったばかりの私は、この写真との出逢いで再びオーディオの世界に足を踏み入れることとなった。実に衝撃的な写真で、仕事に追われ、オーディオどころではなかった三十代を終え、大げさに言えば人生このままでいいのか、ふと立ち止まってこれからを考えてみようという矢先だった。
十代の終わりにJAZZに出逢い、折からのオーディオブームに呼応するかのように、オーディオ機器に興味を持った。アナログ全盛時代に二十代前半を過ごし、音楽と音にのめり込んだ。勿論お金はないから自作物や機器の使いこなしが中心である。ステサンをはじめオーディオ雑誌を読み耽り、ハイエンド機器の情報で頭でっかちの夢想家と化していた。
そのうちアナログが衰退し、CDが台頭した頃は逆に熱が冷め、引いていた時期がある。
振り返ってみると、大きなうねりのようなものがある。音楽やオーディオにどっぷり浸かっていた時期、疎遠になっていた時期、大体5年サイクル位の振幅があるようだ。ここ2年ばかりまたオーディオ狂の病が出てきたので、あと3年くらいは熱が冷めないかもしれない。
もとい。この画像は当時の私には驚き以外の何者でもなかった。コンピューターによる解析を基にしたといわれる空中配線、職人技ともいえる手配線の美しさ、使われている高級部品、そして何よりも度肝を抜く価格設定。ため息とヨダレが出てしまった。こんな代物、どこのどなたが使われるのだろうかと。
鮮烈な印象がが脳裏に焼きついてしまった。陳腐な言い回しだが「いつかは○○」のキャッチよろしく、私の中で憧れとも夢ともつかぬ目標となった。これでいつかはアナログを聴いてみたい。その想いは揺れ動きながらもしっかりと私の中で熟成されていった。
夢は持ち続けるに限る。そして夢を夢で終わらせないように、モチベーションを高め、夢の実現に向けて努力を惜しんではいけない。鮮烈なイメージを紙に書き出し、ビジュアル化して「いつまでに」と達成期限を切る.......。
あれ〜 なんだかナポレオン・ヒルの世界になってしまった!?久しぶりに酔っ払ってしまい今日の日記は脱線が多い。とにかく夢に一歩近づいた。この続きはまた・・・。これから「かんのこ」をもう一度飲み直し布団に潜るとする。
5月20日
本業が一段落されたとの事で、久しぶりに調の字さんとお会いする。話題は昨日のYGT-1のことも含めて、カートリッジやアーム等のアナログ関係の話に集中した。
好みの音を求める時のアプローチが調の字さんと似ているので話が弾む。私は傾向的に上流から攻めている。つまりアナログでいえばカートリッジやアーム、デジタルでいえばトランスポート等の音の入り口部分にどうしても関心がいってしまう。
入り口で100のモノはアンプやSPで100になったり50になったりもするが、始めから10のモノはアンプやSPをどんなに選択しても決して50のモノにはならない。上流の選択が如何に大事で、ここで選択された音は下流のSPにまで影響するように思う。
本当は全てのバランスを取るのが王道なのだろうが、上流の呪縛からなかなか逃れられなかった。必然カートリッジに凝ったりトラポの選択に悩んでしまう。さすがにトラポはカートリッジのように容易に交換はできないが、しかし最近ようやくこの上流部分が確立されつつあり、選択の悩みから少し開放されてきた。


「にしだや」さんに刺激されてテスラクランプをバラシてみた。これは確かにこのままではオーディオ用には使えない。私が拘っているコンセントのコネクター部分が余りにも貧弱だ。もともとパソコン用の電磁波防止器なので致し方ないが、このコネクターにオーディオ製品を繋げてみようとはさすがに思えなかった。
さっそくアース部分のみを使うように簡単な改造を施してみた。いや改造と言うほどの事ではない。要はコンセントボックスとしては使わず、アース線のみ取り出してこれをオーディオ機器に繋げて単独使用するということだ。
にしだやさんほど本格的にはやっていない。そのうち電源ケーブルも取り替えてみようと思う。足も取り付け振動対策もやってみる事にする。今夜は時間も時間だったので、まだ電位の測定すらしていない。近々効果の程を先日のアコリバのRE-9と比べてみようと思う。
電磁波は別として、最近あるフォノイコで電源の取り回しや接地アースの大切さを思い知らされた。マンションの洗濯機用コンセントに付いているアースですら、その接続の有無によって音の静粛性が変ってしまった。海外製品は3Pプラグを見るまでもなく、アースについては気を使わなくてはいけないようだ。
そういえば電源やアースは上流も上流、すべての源だ。やはりオーディオは上流から攻めるのが鉄則と思えば、今夜の調の字さんとの話にも相通じる所がある。
5月21日
やなせさんから「島流し」という焼酎があれば幸せです、とお便りを頂いた。早速これを買い求めに酒屋に走った。高円寺には割りと大きな酒販の問屋があり、酒屋も結構充実して点在している。おまけにマインマートという安売りの酒屋マーケットも会社のビルの1階にある。
ところが何処の店に行っても「島流し」という銘柄の焼酎は置いていなかった。所用で新宿まで出たついでに京王デパートの酒売り場にも行ってみたが、そこにも無い。ひょっとしたら八丈島の幻の焼酎かもしれない、と勝手な妄想を抱いてしまった。
親切な酒屋さんがあった。問屋に問い合わせてくれた。確かに八丈島にあるが、その問屋では取り扱っていないという。親切な酒屋さんは、「八丈島の酒元から直接取り寄せますよ。何本必要ですか?1ケース?」と真顔で尋ねた。余程私が酒飲みに見えたらしい。本当は下戸なのに....。
訳を話してとりあえず720mlを1本だけ注文した。その酒屋さん快く応じてくれた。さてさてどんな焼酎が手元に届くか、これから楽しみである。やなせさん ありがとうございます。
ところで、その酒屋さんに面白い焼酎が置いてあった。「音響熟成」というラベルが付いた黒糖焼酎で「れんと」と言う銘柄だ。名前がふるっている。オーディオファンの心をくすぐるようなネーミングだ。まさか熟成中に本当に音楽を鳴らしいるわけではあるまい。どんな熟成方法か今のところは不明である。
早速買ってきて飲んでみた。ほのかな甘い香りがして、これもなかなかいける焼酎である。


ところでテスラクランプ、にしだやさんの改造記を読みながら、自分でももう少し手を加えてみようと思った。テスラクランプの構造を見ると、心臓部のIC部分に電源が供給され、そのICから作り出された電磁波吸収電流(?)はアース部分から各OA機器に流れていく仕組みになっている。
そこでテスラの電磁波吸収電流だけを取り出して別の電源ボックスに供給してやれば、理論上はそこから各オーディオ機器に流れて行く事になる。この表現が正しいかどうか疑問です。
電源ボックス自体の電源がアースされないようにプラグのアース線を切り離し、そこからテスラに電源を供給する。そしてテスラで作られた電流をまた電源ボックスに戻してやればいい訳だ。
訳のわからない事をやっているようだが、実は何ていうことはない。テスラ本体の華奢な電源コンセントを使わないで、別筐体の電源ボックスから各オーディオ機器に電源を供給させただけの話である。
にしだやさんの指示通りオス同士の電源ケーブルを作り、電源ボックスからテスラに繋いで実験してみた。大成功である。ものの見事に電位が1/10以下に下がった。はたしてこれが音響的に何処まで効果を発揮するか、じっくり聴き込んでみる。しかしテスラ本体は3千円もしなかったのに、電源ケーブルだけでウン倍もの投資をしてしまった(泣)。
夜な夜な眠い目を擦りながらよくやるよ と自分でも少しあきれている。

5月22日
大変失礼な事を書いてしまった。昨日の「音響熟成」、熟成中に本当に音楽を鳴らしいるわけではあるまいなどといい加減なことを書いたら、ある方からメールを頂いた。トランスジューサーなる機械を使って、本当にクラシック音楽を鳴らしながら原酒と水を音の振動で攪拌しているとのことだ。Wさんありがとうございました。又一つ世界が広がりました。
サイトを検索したら、このトランスジューサーを使った酒つくり,、割と用いられているらしい。そういえば植物の育成にも音楽を聴かせるといい、と言う話を聞いた事がある。音楽(療法)は何も人間ばかりに有効とは限らないようだ。
今日は少し日記帳の整理をした。テスラのミニ改造記も別ページに移動させた。サイトを立ち上げてそろそろ1年になる。使用機器もかなり変ったが、レビューのページは未更新のままだし、そろそろこのあたりで抜本的な更新をしようと思っている。

C-1
5月23日
親切な酒屋さんから連絡が入った。案外早く入荷した。恐らく宅配便扱いではなかったろうか。商売とはいえ、わずか1本の焼酎の為に手を煩わせてしまった。送料はいらないと言う。
早速、幸せになれるという焼酎を飲んでみた。何故かノスタルジーを感じる味、香りだ。この懐かしさは何だろう。飲みながら45年の時がフラッシュバックしてきた。小さい頃たま〜に出されるおやつを想い出した。そもそもおやつなどほとんど無かった日常の中で、ごく稀に母親が買ってきてくれた「干し芋」の味だ。脳が覚えていた。
もう何十年も口にしたことがなかった、当時としては高級おやつ「干し芋」を想い出し、酔うほどに連鎖して心は5歳の子供に戻っていた。何も無かったことに不満さえ覚えず、だからこそ僅かの刺激にも敏感に反応して、今では見向きもしないような物でもありがたみを素直に感じる事が出来たのだろう。
今は物も情報もあふれんばかりに氾濫しすぎている。
「島流し」を飲みながら、本当ににシ・ア・ワ・セを感じる事が出来た。やなせさん、追体験のプレミアまで味わう事が出来ました。ありがとうございます。

丸一日研修で社外にいた。研修が終わってから「島流し」を飲みながらウインダム・ヒルのCDを聴いていた。

C-2
5月24日
山のふもとの電源関係の調整が終わった。いつまでも裾野をうろうろしていると、なかなか頂上にはたどり着けない。発端は電源の取り回しやセッティングに恐ろしく敏感に反応するフォノプリ、DAC、プリアンプ等の導入だった。
お陰でアースの大切さを改めて認識できたし、大地アースの代わりにRE-9やテスラクランプを試してみて、それなりの効果を確認できたことは収穫であった。特にフォノプリはセンシティブに反応し、シャーシ電位を下げると音の静粛性が増大し、音の見通しがよくなり、空間再現力が向上しているように思える。はじめは半信半疑だったが、ここ何日かで確かに変ってきている。
もともとは電源(トランス)の置き場所や他の機器との干渉によって、盛大なハムが出たことが電源の見直しに繋がったが、思わぬ副産物を得る事が出来た。
フォノプリの本体と電源部を繋ぐ電源コードがやたらと長い。なぜこんなにも長くする必要があるのか、初めはわからなかったが、ようやくその理由が分かった。要は本体と電源部は出来るだけ離し、併せてセッティングには十分気を使えというメーカーからのメッセージであった。週末はいよいよ最後の詰めに入る。
園芸学士、鳥○さんが京成バラ園に行ったついでにローズティーを買ってきてくれた。ボーンチャイナのカップに入れて庭で飲んでみた。とても素敵な香りがした。こちらはいくら飲んでも血糖値を気にする必要が無い。今朝は朝から気分がいい。

5月25日
電源の見直しが終わり、いよいよ次のステップへ。山登りに例えると足腰を鍛える基礎トレーニングが終わって、登山口に入ろうというところだろうか。入り口と言えば正に音の入り口なので、あながち語呂合わせで洒落を決め込んだ訳ではない。
LYRAのクラビスの針が逝ってしまって久しくなる。針交換しようにも本体自体がdiscontinueでとうの昔に製造中止。おまけに上位機種PARNASSUSもTITANの登場により、ついにディスコンテニューになってしまった。
針交換価格でPARNASSUSを手に入れようにも、スキャンテックには正規の針交換分の在庫くらいか置いていないかもしれない。それすら怪しい。かといってTITANなどはとても手が出せない。こんな時にはまたもや厚木さんの登場だ。何だか困った時の厚木さん頼みの様を呈してきた。
もう一ヶ月近くも前の話だが。厚木さんの所へ針なしクラビスを持っていくと、鍵のかかったガラスのショーケースの中から無造作にパルナサスを取り出し、「ハイ これ」と渡してくれた。TITAN登場のお陰でディスコン扱いになり、在庫処分との兼ね合いもあってか(?)格安で新品のパルナサスが手に入った。昨年あわてて交換しなくてよかった。果報は寝て待ての格言どおり。
ところがそれからなかなかセッティングできずに、とうとう今日になってしまった。一月単位で考えても、オーディオに割ける時間はそれ程多くはない。ましてカートリッジの新規取り付けのような根がいる作業は私の中では一大イベントなのである。意を決しないとなかなか取り組めない。
ようやく電源周りの下準備が終わり、カートリッジの取り付けへと進む事が出来た。
今回のフォノプリの導入に際しては私の中でどうしてもLYRA、しかもパルナサスでなければならない必然があった。これも10年前のスケルトン画像からの呪縛だ。そのフォノプリが正にLYRAのパルナサスを睨んで作られたからに他ならない。

C-3
5月26日
5月7日に西鎌倉のpippinさんのお宅に訪問しました。当日もう一軒N教授のお宅にもお伺いしましたが、同じJBL4343を使われていて、全く違う音を聴かせて頂き、私は相当混乱してしまいました。
pippinさんのお宅の訪問記がようやく整理出来ましたので雑記帳にUPしてみました。N教授のお宅については近々またお伺いする予定なので、もう少し聴かせて頂いてからまとめて感想を書いてみたいと思います。
あらためて同じスピーカーでも、システムや使いこなしで音がガラッと変ってしまう現実を目の当たりにしました。
5月27日

世にも珍しい紫色の薔薇?世界広といえども紫色の薔薇などない。フォトショップを使っていたずらでもしたのか?
いえいえ。これはロジーナといってトルコギキョウの改良品種で、この春サカタのタネが開発に成功した新種の花である。一見本物の薔薇のように見える。数日前朝日新聞に掲載されたのをご覧になった方もおられるだろう。
ミーティングのため会社の横浜営業所に行ったついでにサカタのタネのガーデンセンター(横浜反町)に寄ってみた。新聞記事を思い出し、実物を見たく店員さんに尋ねたら、運良く数本だけ残っていた。早速買い求め飾ってみた。これである人を驚かせてあげようと思っている。

先日UPしたパルナサスの画像に中に、黄金色のディススタビライザーが写っていたのをご覧になったある方からメールを頂いた。「・・・・あのスタビライザーは何処の製品ですか?・・・・」

砲金製のディスクスタビラーザー 実は特注の手作り品 重さはおよそ900g
ツマミ部分に手の込んだ梨子地の刻み込みがあり滑り止めにもなっている
ゴールドムンドのアンプのツマミのようで高級感がある
表面は鏡面加工が施されインクララック仕上げになっている
長年アナログ再生をやっていると、ディスクスタビラーザーも自然と増えてくる。いろいろと試してみた。その中でわかった事がある。ディスクスタビライザーの効用はケースバイケースで、必ずしも使った方がいいとは限らない。また使うプレーヤーによって使い分けが必要だと思っている。更にレコードの状態によっても変ってくる。
如実に感じたのはザクシーズのプレーヤーとの出会いである。このプレーヤー、センターシャフトからの回転振動を絶つ為に、レコードがシャフトに接触しないようにセッティングする。一旦はレコードのセンター出しの為にスピンドルアダプターを使うが、位置決めが終わったらキャップを取り除いてしまう。つまりセンターシャフトとレコードは接触していない。
ターンテーブルマットも割りとふかふかのフェルトのマットを使うよう指示がある。要はレコードが限りなく宙に浮いている状態を作りだそうとしている。ターンテーブルやセンターシャフトに直接接触しない状態を良しとしている。このプレーヤーではディスクスタビライザーの使用はご法度である。
但しザクシーズを使うときはレコードの状態を確認しなければならない。反りのあるレコードはかけられないのである。反りに応じてアームが大きく縦方向に揺れ、カートリッジも揺れをキャッチしてそれがウーファーを不必要に振動させる。レコードの状態によってはサブソニックフィルターを使っても低域の不鮮明さは拭い取る事は出来ない。高域にも悪影響を及ぼし音が揺れてしまう。タブライズやアーティマズ等のアームを使って縦方向の揺れをキャンセルすることもできるが、それもある程度までで限界がある。
このザクシーズはとてもデリケートなプレーヤーでレコードの状態までも選ぶ。しかし状態のいいレコードを載せたとき、そこから出てくる音は重量級のプレーヤーでは決して味わう事の出来ない、深々とした芯のある低音と伸びきった高音を聴くことが出来る。
反りのあるレコードには、マイクロやオーテクのバキューム方式でTTと密着させる方法もある。しかし正直言って面倒くさい。一時期儀式のようにバキュームで空気を吸い込んで強制水平を出していた事もあったが、無精者の私は長続きしなかった。逆にゴミがレコードの溝に入り込み手を焼いた事もあった。
そこでY31さんのテーパー付き砲金ターンテーブルシートY31ST1-GMの登場である。これには逆にディスクスタビライザーは必需品となる。しかもある程度の重量も必要となってくる。スタビライザーで押さえ込んでレコードのそりを解消させる。何といっても手軽である。
pippinさんのYAMAHAコレクションの中にディスクスタビライザーのYDS-8があった。数あるスタビライザーの中で、実は私も一番のお気入りのスタビライザーなのである。重量はおよそ850gあり、Y31ST1-GMとの併用で大抵の反ったレコードも修復可能である。レコードとTTとが正に一体化される。
実はこのYDS-8は使い勝手がすこぶるいい。センターの穴にすり鉢状に樹脂(ポリプロピレン?)製のガイドが埋め込んであり、着装時にセンターシャフトを痛めたり傷をつけることがない。センターシャフトにヌーっと入っていき、吸い込まれるようにスッと納まる。この感触が何ともいえず良い。一度この感触を覚えたら病みつきになる。
他のスタビライザーでセンターの穴にこんな加工をした物を見たことがない。かろうじてマイクロのST-10が穴の周りだけ樹脂を使っていたが、穴そのものは残念ながら単純な削り抜きだった。まあ慎重にシャフトに差し込めばいいだけの話だが...。

YAMAHAのディスクスタビライザー YDS-8

またもやY31さんにおねだり。砲金製でセンターの穴の周りに樹脂のガイドをつけたスタビライザーを作って頂けたら、Y31ST1-GMとの相性は抜群だと思うのですが....。

C-4
5月28日
またまた調の字さんがやってくれました。407/NASに続く第三段、今度はFR-64fxをGT2000に載せてしまった。ベーシックな部分ではNASと共通しているとはいえ、次から次へよく考え付かれることだと感心している。
雑記帳bQ4に追加投稿記事を載せました。ご覧下さい。

陳腐ないいまわしだが必要は発明の母。調の字さんにとって必要と思えることは何とかしてしまうことを考えると、調の字さんが次にどんな必要を感じているのかとても興味が沸いてくる。そのうち何かとんでもない発明をしそうな予感がする。
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こちらは今日は後楽園ホールまでスタッフのボクシングの試合を見に行って来た。苦節3年目にしてようやくプロのライセンスを取り、若干遅まきの感も無くはないが努力家のケンジこと、高橋 健次(3戦2勝2KO)。高知県土佐の出身の27歳。日本ライト級のFRESH
BOYだ。
残念ながら今回は3ラウンドでTKO負けしてしまった。明日があるさ。
5月29日
我が家のメインアンプ、アイワンはバージョンアップ後のエージングもほぼ終わり快調な音を出している。位相合わせの調整が効いたのか音像の定位が一段と良くなってきている。JBL4348と相まって私好みの美音を響かせてくれている。その製作者SDサウンドの石上社長から今日連絡があった。
「7月にOTLアンプだけの視聴会があるので、是非聴きに来ませんかと」いうお誘いだ。
SDサウンド マックトン 日本オーディオの3社がOTLアンプを持ち寄り合同で試聴会を開催するとのことだ。詳しくはこちらをご覧下さい。
石上社長は当日珍しいマクソニックの全フィールド型のスピーカを大型の箱(E456)に入れてアイワン アイスリー等のOTLで鳴らす予定だそうだ。今では滅多に聴く事が出来ないスピーカーシステムにも興味が湧く。今は亡きマクソニック(日本音響電気)のスピーカーは残念ながら一度も聴いた事がない。あの日航機墜落事故がなければ今頃どんな.....と思われている方も多いのではないだろうか。
アルニコからフェライトそしてネオジュームと磁気技術が進歩していった中で、フィールド型はいわば時代に取り残された過去の遺物の感がなくもない。現在では反主流となっているマニアックなフィールド(励磁型)スピーカー、OTLで鳴らすとどんな音が出てくるのか、オーディオ的にではなく純粋に音的に好奇心が湧いてくる。

当日のSDサウンドのスピーカーシステム概要
5月30日
新しい機器を導入すると、そのセッティングにかなり時間を取られてしまう。時間を詰めて集中的に行なえば、割と短時間に終わるのだろうが、そうは問屋が卸さない。毎日いろいろな出来事が起こる。
もっとも、私は趣味として楽しんでオーディオに接しているので、何も素早く下準備を済ませてしまおうとは思っていない。セッティングのそのものの過程を楽しんでいる。さっと置いてすぐに音を出したりしたら、楽しみが半減する。
しかし今回は随分と時間をかけてしまった。電源関係に始まって、基本的な部分の見直しにかなり時間をとられてしまった。延々と引き伸ばしてしまった感もあるが、ようやくアナログの入り口部分が固まってきた。後はOTKさんの来宅によりXプロジェクトに続く第2弾、Oプロジェクトが終わればひとまず一連のアナログ関係の見直しは終了する。続いてはデジタルの入り口が待っている。
明日は仕事が休みなので、ゆっくり書込みができる。もうバレバレだが、5月1日、5月19日にさわりの部分だけ触れた新しい機器の導入の一つがこのフォノ・プリである。
10年目にして、この目でしかと実物の内部配線の様子を拝む事ができた。

C-5
Tさんから、先を読まれてだいぶ前にこんなメールを頂いた。思わず笑ってしまった。
「〜落ちだけは、先に用意してましたので突然ですが、落とさせていただきます。
"誰がこんなものを買うんだろう?"→"それは決まってるよコニサーさ"→"だからコニサーって誰よ?"〜∞
でも、"コニサーに一番近い人は?"→コレサー
お後がよろしいようで・・・ Tでした。〜」 f(^_^);
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