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1月30日
高円寺駅南口 三井住友銀行の横に四丁目カフェというカフェレストランがある。久しぶりにここでランチを食べた。かなり古くからあるカフェでBGMにJAZZが流れている。有線放送、しかも音量は低めなので、決していい音ではないが、高円寺では珍しく四六時中ハードバップが聴ける。
たまたま食事中にホレス・シルバーとホレス・パーランが続けざまにかかっていた。スタッフ5人と食事をしていたので、会話に参加しながら耳の半分はスピーカーから流れてくる音が気になった。そういえば最近H・パーランを聴いていない。今夜はじっくり「US THREE」でも聴いてみようと思った。
取引先との打合せで開放されたのが、夜11時を回っていた。それでも今夜は無性にパーランが聴きたくなり、リスニングルームに寄った。マンションの下から自室を見ると両隣とも電気は消えている。しめしめ昼間のフラストレーションがこれで解消されると内心喜んだ。お隣りの方はヨドバシカメラの仕入部に勤務している。一昨日会った時、「今決算期で毎晩帰りが遅いんですよ」とこぼしていた。夜中だが、今夜は少し音量を上げられる。
私はホレス・パーランが大好きだ。初めてパーランを聴いたのは忘れもしない1971年4月、神保町の「響」という今は無きJAZZ喫茶だった。その時の衝撃は克明に覚えている。大学に入ったばかりで、友人に連れられて初めて「響」を訪れた時、最初にかかっていたのがこのパーランの「US THREE」だったのだ。JBLから流れてくるパーランの黒い音には完全にやられてしまった。ジョージ・タッカーのあのゴリゴリした力強いベースの音にも度肝を抜かれた。ジャケットを手に取り、興奮した手で手帳に書き残したメモは今でも持っている。
高校生の頃も当時地元、渋谷のJAZZ喫茶スイングやジニアスには出入りしていたが、演奏そのもにしびれたのは「響」でのパーランが初めてだった。今思い返してみると、JAZZの本格的な洗礼を受けたのは「響」だったのかもしれない。そのおかげで「響」が店を閉めるまでほとんど日課のように10年以上も通いつめることとなってしまった。
そんな出会いのパーラン、もちろん右手が不自由だったなどとはその当時知る由も無い。あのほとんど左手だけでパーカッシブでかつ流れるようなドライブ感がどうして生まれてくるのか、右手にハンディを負っていたことを知った後でも私には不思議でならなかった。

今夜のパーランは良かった。約5分間、音量を大にして集中して聴いた。SHURE・V15TypeV→近々お別れするPAM2→アイワン→JBL4348からは、かつて「響」で聴いた音以上に感動が伝わってきて身震いするほどだった。今私のシステムは充実した満足感が得られるという意味では完全に「響」の音を超えているのだろう。続けてパーランのレコードを何枚も聴いてしまった。勿論音量は控えめで。
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パーランが1997年にレコーディングした「WE THREE」というCDがある。1960年録音のアナログに比べれば、録音技術も格段に進歩し、しかもデジタルゆえ、いわゆるワイドレンジ&高解像度な音である事には間違いない。「US
THREE」が収録されているので、聴き比べてみた。
この歴然とした音の違いは誰にでも分かる。CDの方は実に綺麗かつ滑らかな音でピアノの音なども立っており、エド・シグペンのドラムもドスンと腹に響く。 |
しかしこの蒸留水のような薄っぺらな音には、残念ながらかつてのパーランの気迫とか黒さを私は感じる事が出来なかった。「US
THREE」はジョージ・タッカーとヘアウッドとパーランの三つ巴のインタープレイこそが最大の聴きどころだという思い入れがあると、ワイドレンジだの高解像度だの、もうどうでもよくなってしまう。オーディオは演奏家の魂に触れるための手段に過ぎない.....と思ってしまう。
JAZZを出来るだけいい音で聴きたいとオーディオに走って、ここで見事に論理矛盾に陥り自家撞着を起こしている自分がいる。何が自分の本心なのだろう。場面場面で変わってしまう、実にわがままなものだ。
1月29日
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先日ゴルフの個人レッスンをして頂いた大関さん、今日は純粋に仕事の件で来社願った。今会社創立15周年記念のイベントの一環として、ある製作物の見直しを行っているが、その件で初打合せを行なった。
この日記は趣味に限定して書き込んでいるので、仕事関連関連については一切触れないようにしている。何故会社での出来事を書いたのか、実はちょっとしたハプニングがあった。 |
順調に打合せも進み、小一時間くらい経った頃、ふとゴルフのことに話題が触れた。居合わせたスタッフはみんなゴルフ好き。打合せも一段落したので、その後は一気にゴルフの話で盛り上がり、いきおい打合せが転じて会議室はミニゴルフ教室の会場に一転してしまった。

これで火が付いた私達は、今回教わった内容の復習の意味も込めて、夜仕事が終わってから24時間営業の田無の練習場へ向かう事になってしまった。
みんな無言で2時間ひたすら打ちっぱなし。
夜で道は空いていたとはいえ、帰宅したのは深夜であった。これでは治る風邪も治らない?!
1月28日
「寒の戻り」という言葉があるが、風邪をぶり返してしまった。朝から熱が出て体がだるい。我が家では一家6人のうち5人までが風邪でダウンしている。今バランスよく小・中・高・大の4人の子供がいるが、そのうち小・中・高校は学級閉鎖になっている。東京・杉並はインフルエンザの猛威にさらされている。こういう時は夜更かしなんぞしてはいけないと自分を戒めている。
リスニングルームの廊下から綺麗な光景を目にしてので思わずシャッターを切った

このあと太陽は富士山の裏に沈み、山が燃えた

空気が澄むと、普段見えない富士山もくっきりと浮かび上がる。
まるでワイドレンジ&高解像度の音のような情景だ。
耳と体の調子が悪いので、音楽を聴かないで目で楽しんだ。
1月27日
昨日の「写真&料理の会」は露出とか絞り、ライティング等の写真の勉強もさることながら、いろいろな発見もあった。
パンケーキをみんなで作った。はじめにパンケーキ用の調合済みの粉(いわゆるホットケーキの元として市販されている粉)で焼いた。それを食べた後、小麦粉から砂糖や塩、ベーキングパウダー、バニラエッセンス等の調味料の分量を自分達で考えながら加えて焼いてみた。まずいとは言わないが、焼き上がりも味も専用粉に比べて何かが決定的に違う。
はじめはこの違いがさっぱり分からなかった。山本さんの示唆により専用粉の袋の成分表を見た。違いの元は「オイル」だった。専用粉には始めからたっぷり「オイル」が含まれていた。100gに対して30ccもの「オイル」。今度は小麦粉に上記調味料のほかに「オイル」を大匙2杯入れて焼いてみた。ようやく美味いパンケーキにありつけた。これは発見だった。
たかがパンケーキ。しかし初めから自分で作るとなると結構頭を使う。塩、砂糖、オイル等何をどれだけの量を入れるか。基本を押さえた上で更に自分なりの味付けをする。塩ひとつまみという具合に。「自分の基準」を持っていないとレシピ通りの標準的な味になってしまい、自分の好みに合うかどうかは分からない。
「自分の基準」は何も写真や料理に限った事ではない。オーディオにも通ずる。一度はワイドレンジで高解像度の音は聴いておくべきかなと思う。そこから自分の好みを探していく。ワイドレンジ&高解像度の音は綺麗だが一般的に音が薄い。情報量は詰まっていても平均的な音で、そこから濃い音或いは厚みのある音にするにはどちらかに傾いていく。選択と切り捨て。それを何でやるか。人によってはケーブルで、或いは機器そのもので変えていく。
アナログで聴くモノラル録音は決してワイドレンジとはいえない。しかし中域の厚み、力強さといったら何ともいえない魅力がある。私はSACDなり高音質CDとそれなりのシステムでワイド&高解像度の音を体験し、、逆にアナログ&モノラルの良さが見えてきた。
リファレンスソフトを持っていることも「自分の基準」作りに欠かせない。迷った時には原点に帰れとよく言われる。自分の惚れ込んだお気に入りのソフトが自分好みの音を出してくれれば他に何が必要だろう。しかし、それがなかなか出てくれない。しかも一方が良くても他方は悪くなってしまうことがある。オーディオは面倒が臭い。
みんなでワイワイ ガヤガヤやりながらの写真と料理の会、写真に関する知識ばかりではなく得るものが多々あった。写真も料理もそしてオーディオも基本的な部分は同じなんだな。
1月26日
福島の吉成さんご一行に相乗りして終日Studiok’sの「写真&料理講習会」に参加する。露出+フィルター+ストロボの使い方(照明の基本)を実践で学びながら、昼はパンケーキをみんなで作り、三時のおやつを食べたり夜もみんなで食事をするというとてもユニークな講習会であった。内容が盛り沢山で、午前中に行なったことが、夜になってみると遥か前の出来事のような錯覚に陥ってしまった。
番外で山本さんの手ほどきで「皿回し」の特訓があったり、TL−0を聴かせてもらったりでそれはそれは濃い一日だった。 「写真と料理」の一日画像集
1月25日
昨日外気に当たらず一日中家の中で養生していたら、風邪の方は大分良くなってきた。どうやらインフルエンザではなかったようだ。そこで早速昨年の暮れから約束していたゴルフの個人レッスンを受けに上井草の練習場まで行った。
レッスンといってもプロからではない。コーチは以前拙宅のオーディオの写真を撮って頂いたカメラマンの大関さんだ。ゴルフの腕前はシングル級。何度か口頭でレクチャーを受けたが、一度実践で教えてくれるとの事で今日の日になった。
人にものを教える時、教え方には2パターンあるように思う。飴パターンと鞭パターン。両者を適度に使い分けるのが本当の教え上手なのかもしれない。何年か前にゴルフ練習場のいわゆるレッスンプロに見てもらったことがある。昔、自動車教習所の教官から受けた時と同じような屈辱を味わった。
レッスンプロは「鞭」であった。私のスイングを見るなりいきなり「貴方のスイングはゴルフのスイングじゃないよ」と腕を組み、笑いながらぬかした。私はスイングに悩んだ挙句の果て高いレッスン料を払って見てもらっているのに、いきなりこれだ。プッツンしてそれ以来一切レッスンは受けていない。
今回は縁あって大関さんのアドバイスを受ける事になった。「体が温まるまで暫く打ってて下さい」そう言って大関さんは自分の打席に戻った。暫く打ち込んでいたら、後ろから声が聞こえる。いつの間にか大関さんがやって来て「ウン スタンスよし、グリップもいい、体もぶれずに回っている。」嬉しいこと言ってくれるじゃあ〜りませんか。豚もおだてりゃ木に登る。
「一点右手のコックが少しかかり過ぎかな。もう少し曲げずに打ってみてください。」これだよ。気持が素直になっているから効果テキメン。ハイハイてなもんだ。又暫く独りで打ち込む。すると何処からかスルスルとやって来て、「右にスライスしますね。左手のグリップ 親指を心持ち内側で握ってみて。」
今日のアドバイスはこの2点だけ。あっという間の2時間だった。大関さんは飴派の名コーチである。私も俄然練習する気になってきた。来週が楽しみである。
昨日は自宅で養生していたので、久しぶりにネットウオッチングを楽しんだ。普段は自分のHPの更新に追われ、人のHPを読む機会が以前に比べて極端に少なくなってしまった。そんな中、メジャグランのHPは実に読み応えのある内容だ。今一番の関心ごとと相まって面白くてついつい時間の経つのを忘れてしまった。そしてマルチスピーカー・マルチチャンネルについて基礎からもう一度勉強したくなってきた。
JBL4348のバイアンプ化はひとまず棚に上げて、マルチの基礎を勉強しなおしてから再度取り組んでみようと思う。それまで部屋の見直しやJBL4348をもう少し鳴らし込む事にする。先日手に入れたメジャグランのBIACTは別のシステムで使うことにした。以前から気になっていたゴールドムンドのバイアンプへの導入だ。
現在ブリロン1.0はゴールドムンドのプリ・パワーでバイアンプ化して鳴らしている。SRプリのプリアウトは1系統分しかなく、その出力端子にオーテクの出力2分配ピンプラグを付けてパワーアンプに分配している。ピンケーブルを極短で繋いではいるが、細かい話出力インピーダンスの低下は気になるところ。

ここにBIACTを使ってみた。SRプリからBIACTに入力し、それをH側はSRステレオ、L側はモノ2台に入力する。ムンドのパワー比はステレオで50W、モノで120Wと倍以上ある。BIACTを導入する事によりパワーアンプごとの細かい調整が出来る。そして何よりブリロン1.0からでてきた音が違ってきた。
ブリロン1.0は2ウエイといいながらL側はネットワークパスのスルーで繋がっている。要はフルレンジスピーカーにツイターを追加した形だ。単純なだけに音の変化にはアキュレートに対応する。
このブリロンが一皮いや二皮剥けた新鮮な音に変貌した。力感が伴い透明感も向上した。病み上がりの耳にも違いが分かる。これは驚きだった。BIACTの導入は大正解だった。少し興奮気味。しばらく様子をみる事にしよう。
昼間は久しぶりにまとまった時間が取れたのでオーディオで遊んだ。ゴルフやオーディオ、写真ばかりで遊んでいると、いささか家族の視線が痛くなる。夜になって息子のサッカーの試合を見に行ってやることにした。
カミサンと二人で小田急線の読売ランドそばの東京ベルディの練習場まで足を伸ばした。阿佐ヶ谷からだと結構時間がかかる。驚いたことに、この読売ランドへの遊歩道は、街灯一つ無く真っ暗闇なのだ。東京近郊ででこんな漆黒の闇を味わった事は初体験であった。街の明かりが全く見えない。一歩一歩前を確認しながら恐る恐る足を前に出し確認しながら歩いていく。童心に帰っていっときアドベンチャーを楽しんだ。

息子の試合は3-1で負けてしまった。キーパーをやっているのだが、明らかに息子の凡ミスで失点した。試合後下を向いてうなだれていた。恐らく悔し涙でコンタクトも外れてしまったのだろう。あらん限りの大声で「上を向いて歩け〜!」とエールを送ってやった。

夜遅く帰宅した息子が、滅多に入ってこない私の部屋にそーっと入ってきて、ひとこと「うれしかったぜ」と言って出て行った。夜は久々に「オヤジ」をやった。
1月24日
何年ぶりかで会社を休んでしまった。風邪くらいで休むなんて事は滅多にない。自己管理が出来ない事を公言するようなものだ。ただ声が出ないのと、菌をばらまき周りに迷惑をかけるので、やむを得なかった。サラリーマン時代にはそれこそ這ってでも会社に行ったものだが、昨日の話しではないが体力が落ちてきてしまったのだろうか。
鼻が詰まると耳まで張ってきて音楽もまともには聴けない。今日は一日部屋に閉じ篭り時たまパソコンを見ながら横になっていた。オーディオの方も完全休業。
メジャグランのHPに「路地裏の更に裏話」というコーナーがある。隠しページになっていて普通では読むことが出来ない。運良く中に入れたので、読み進めていく内に、まるで自分の事を指摘されているような所もあり、恥ずかしくもなりまた声を大にして「その通り!」と叫びたくなるほど痛快にも思った。クリスキットや「オーディオマニアが頼りにする本」で有名だった桝谷氏を思い出した。
1月23日
いつかはこういう日が来る。それは分かっていた。しかしながらショッキングなことだった。
仕事で横浜まで行った帰りに湘南新宿ラインに乗った。大崎を過ぎたあたりで事が起きた。風邪をひき体調が悪かった事もあったが、つり革にぶら下がり目を閉じていた。時折咳が出る。ふと肩を軽く叩く人がいるので目を開けた。目の前に座っていたと思われる女子中学生が「どうぞお座り下さい」と声をかけてくれた。「どうぞ どうぞ」2回も3回も促すジェスチャーをしてくれた。
いくら体調が悪かったとはいえ、その子には老人か余程くたびれたオッサンに写っていたのだろう。電車に乗って席を譲って頂いた事は始めての事である。照れ笑いしながらも顔を引きつらせ、お嬢様の気を悪くさせないようお礼を言って丁重にお断りしたのは勿論である。
一緒に電車に乗っていた斉藤君は後で、「見てはいけないものを見てしまったようで、すぐ目を閉じて寝たフリしてました」とのたまった。気を使ってくれたのか哀れんでいたのか それは分からない。
今回の出来事は、「風邪をひいてちょっと疲れ気味の中年の小父様に心やさしい女の子が気遣いをしてくれた美談」という事にしておこう。ゆめゆめ私が「ご老人」に見えたということではない。しかしながら、どこか遠くのほうから一歩一歩ひたひたと押し寄せてくる「老い」を感じざるを得なかった事だけは確かである。
こういう日はいつかは誰にでも来る。
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先日野中さんのお宅を訪問してから、頭の中に「マルチ」がよぎって仕方がない。種子島さんはアイワンを私に薦めてくれた当初から「マルチ」はいいですよ〜と囁いていた。種子島さんはサブミナル効果を意識して囁くほどの悪人では 決して ない。純粋に自分の体験からのアドバイスだと思う。
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今マッキンが遊んでいる。いきなり「マルチ」の前にバイアンプを試してみようかと、またぞろ悪い虫が起きてきた。マッキンのプリC42を使えば実行できる。JBL4348のネットワークはそのままでLをマッキン、Hをアイワンで鳴らしてみようかと。単純にアイワンの特性を最大限発揮させるべく中高域専用に使ってみようかと思った。しかしパワーアンプの出力差がかなりある。 |
メジャグランの製品に BIACTというバイアンプデバイダーがある。それを手に入れて、まずはここからと思っていた矢先、稲田さんK・シモネッタさん種子島さんから有難い「お叱りメール」というかアドバイスを頂いた。「そんなことをしている場合か 即チャンデバ導入から始めよ」とミッションが下された。JBL4348のあの低域用に使われている空芯の極太コイルのことを考えると、また先日の野中さん宅の超自然なマルチの音を思い出すとチャンデバ導入への思いが浮かび考えがぐらつく。
要は機器のお遊びではなく自分が「どんな音を求めているのか」というアイデンティの問題に帰着する。求めている音が明確になっていないうちから、単に音が良くなるかも知れないといじくり回すから大怪我をするのだ。確かに現状のJBL4348には部屋の問題と絡んでいささかブーミーな低域に不満を感じて始めている。しかしながらまだまだノーマルの状態で使い込んではいない。ノーマルを極めてからという思いもある。少し頭を冷やして整理してみようと思っている。
1月22日
どうやら風邪をひいてしまった様だ。今流行の香港A型かもしれない。昨日から喉が痛く、咳が出始めた。こういう時はおとなしく早く帰って睡眠を十分にとって休養すればいいのだが、なかなかそれが出来ない。9時過ぎまで麹町でプライベートセミナーを受けたあと虎ノ門のbakuさんの所へ顔を出す。
新年会を兼ねた集まりでは渡邉師匠によるオープン改造講習会?が催された。高井さん特製のカレーを皆で食べた後、いよいよ改造講座の始まり。題材に用いられたのは'80年代中盤のYAMAHAのDAコンバーター DX-UIだった。小林さんが格安で手に入れたYAMAHAの戦略的製品で、ノーマルのままで聴くとさすがに時の流れか、音の解像度に今一聴き劣りする。改造にはもってこいの製品かもしれない。

渡邉師匠は秋葉の海神無線でRMGの抵抗 BlackGateやASCのコンデンサーを買い込んで、デジタル変換部の基盤の主要部品を次から次へといとも簡単に交換し始めた。本職で回路設計をされているので、この辺の手さばきはさすがである。既存の抵抗やらコンデンサーをいとも簡単に抜き取り、回路や部品の説明も交えながら交換していく。回路が頭の中に入っているので、何処をどういじれば、そして何を使えばどういう音になるのか長年の経験からわかっているとのこと。コンデンサーの乗数一つ違ってもガラッと音が変わるらしいが、その辺のことは私にはさっぱりわからない。

一通り部品の交換が終わり、参加者全員で試聴した。文章でさらっと書くと味も素っ気もなくなるが、皆口々に驚きの声を上げていた。エージングはこれからだが、一聴しただけでも明らかに音の抜けが良くなっており、改造の効果は十分確認できた。(風邪引きの為、今回のレビューは後日という事でそろそろ寝ることにする)

改造後の音を皆で聴き込む
1月21日
日曜日にお邪魔した野中さん宅の訪問記がまとまったので、雑記帳20にUPしました。併せてJBL4348の実測データーも雑記帳14文末に追加しました。
今回リード線交換のきっかけとなったのは、MayWindさんからプレゼントして頂いた「JAZZ専用リード線」である。私がJAZZのアナログを中心に音楽を聴いていることを知ったMayWindさんが是非聴いてみてくださいと分けて下さった。重複するが、これがわたるさん特製リード線と知ったのはつい先日の事だ。
もったいない話だが、実はまだカートリッジ取り付けて聴いていなかった。忙しいといったら言い訳になる。リード線の取替えくらいものの5分もあれば終わってしまう。今日まで交換しなかったのは、これを取り付けるカートリッジの選択に悩んでいたからだ。JAZZ専用といえば順当に考えるとシュアーのV15
TYPEV辺りになるのだが、これを取り付けるアームが塞がっており今日まで延ばし延ばしになってしまった。
ユニバーサルヘッドシェルならいくらでも応用が利くと思われがちだが、GT2000Xもオラクルもカートリッジ固定のアームを使っているし、マイクロの方はオルトフォン専用に使っている。MM型だとトランスをパスするように接続を替えなければならない。システムが一旦決まってしまうと、カートリッジ交換は簡単なようで実は結構面倒である。
そこで今回はすぐにヘッドシェル交換が出来るオルトフォンのCG25Dから交換を始めたのだが、そろそろ重い腰を上げてこの「JAZZ専用リード線」の効果を試してみなくてはならないと思っている。

1月20日
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わたるさんからシェルのリード線が届いた。モノラルカートリッジ用の二股シェルで、本来DL−102用に作られたものだ。これをオルトフォンのCG25Dに取り付けてみたかった。
復刻版の25Diの方はどういう訳かリード線が初めからカートリッジの端子に直付けされているので容易に外す事は出来ない。またそこまでのリスクを犯す気持もない。 |
CG25Dのリード線を外してみると、端子がやたらとと長い。初めから4本のリード線を使う予定で設計されていたのか?これは本物の25Dかと一瞬疑いの眼で眺めていた。とりあえず慎重に既存のリード線を取り外し、わたるさん特製バージョンのリード線を取り付けてみた。オリジナルに手を加えることに若干の抵抗はあったものの、リード線ならすぐ元に戻せるので、割りと気は楽だった。

オリジナルのハーマン時代のCG25D 左のモノラル専用リード線に交換

端子から外しとところ 端子がやたらと長い

モノラル専用リード線に交換 左がオリジナルリード線

復刻版の25Diはリード線が直付け 交換終了後の音出しチェック
早速音出し。ハムも出ず音もど真ん中にピシッと定位する。接続のトラブルはなかった。これから暫く時間をかけて聴き込んでみようと思う。
わたるさんとはヤフーのオークションで知り合ったが、実はそれ以前にわたるさんのホームページは拝見させて頂いていた。もっぱらSPレコードや蓄音機に関する記事を読んでいたので、リード線をオークションに出品されていたとは知らなかった。
実はくらぶ下高井戸のMayWindさんから年末に「JAZZ専用リード線」を頂き、「とにかく一度試されて見てください。ベースのゴリゴリ感がびっくりするくらい良く出るようになります」といわれていた。そのリード線がわたるさん特製の物とはその時点では知る由もなかった。
どこかで何らかの形で繋がっている。不思議な縁を感じた。
1月19日
SDサウンドのOTLアンプ「アイワン」を私に引き合わせてくれた種子島さんとお会いする。昼食を共にしながらひとしきりオーディオ談義をした後、種子島さんに誘われて栗橋の野中さんのオーディオルームを訪問した。
「無線と実験」の2002年1月号の巻頭カラー写真「HiFi追求リスニングルームの夢」に登場されたストーンテクノの社長さんのお宅である。その超弩級のシステムとオーディオルームの詳細はMJ誌や同じくMJ誌の別冊「夢のリスニングルームp156〜」そして野中さんのHPに詳しく掲載されている。
(近々その試聴記を雑記帳に掲載する予定です。)
1月18日
StudioK's主催のモノクロプリント講習会に参加した。今回は前後に予定を入れていなかったので朝から晩までたっぷりとプリントに没頭する事が出来た。おまけに質の高いBGM付きで、プリントをやりながら音楽も楽しめるというとても充実した一日だった。
実は今回フィルム選択で大失敗をしてしまった。kodakのテクニカルパンを買いにヨドバシカメラに出向いた際、横の陳列ケースに新発売のコダック プロフェッショナル
ポートラ400BW というフィルム目が止まった。キャッチには「新粒子感光乳剤により、超微粒子とシャープな画質を実現。400での露光なら、従来の感度100の白黒フィルムを凌ぐ高画質」とあったので、新し物好きのえせ江戸っ子の私はすぐにこれに飛びついた。
早速これで調子に乗って高円寺の街を切り撮って講習会に馳せ参じた。「TMAX100より粒子が細かい物らしいですよ」と少し自慢げにこの新フィルムを山本さんに見せたら、怪訝な顔をする。ケースにごく小さく表示されているC-41という印字を見つけ間髪いれず「こりゃ駄目!すぐそこのラボに行ってらっしゃ〜い」と相成った。
ここで一通りのフィルム自体のレクチャーを受け、また写真の世界が大きく広がった。専門的なことはここでは割愛するが、要はこのフィルム、白黒フィルム用ケミカルでは処理してはいけない代物だったのである。広い露光ラチチュード(EI50〜1600)で、ハイライト部からシャドー部まで優れたディテールを再現できるが、簡単にいうとカラーフィルムの色抜き版だった。逆にポートラ400BWフィルムはC-41処理にマッチしているので、カラーネガフィルムと混在して現像することができるのがメリットだそうだ。
大変失礼な言い方だが、フィルムの小さな印字を目ざとく見つけ即そのフィルムの特性を見抜くとは、山本さんさすがにその道のプロフェッショナルだと感心した。
私は一人近くのラボで現像のみ依頼し、引き伸ばしから参加者の皆さんと歩調を合わせることになった。でも実は焼付けがモノクロプリントの醍醐味なので、午後からは3台の引き伸ばし機を使い分けしながら暗室で思う存分引き伸ばしを堪能した。



杉並の長仙寺の瓦屋根 キャビネプリント f8 フィルター3.5号で25秒
ひとしきりモノクロプリントを楽しんだあと、夜になって無理やりミニ戯れる会にシフトして頂いた。というのもプリント講習会に参加されたKさんやMさんは純粋に写真の事だけが目的なので、オーディオや音楽についてはどうでもいいことなのだ。「どうでもいい」といったら語弊があるが、少なくとも私のように両刀使いのこうもり男ではないので、私の我がままにお付き合い頂いて何だか申し訳なく思った。
ボブ・ディイランのモノラル盤「THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN」が印象に残った。カートリッジは「スピリッツ」というモノラル専用物。1964年の録音だが、肉声が艶かしくリアルでしかも厚い。およそ40年近くも前の録音なのにこの音の凄みはなんなのだろう。オーディオに熱を入れられていないMさんもKさんも、恐らく初めて聴くモノラルレコード&モノラルカートリッジから出てきた音に、ひとこと 「スゴイ! CDの音とはとは全然違いますね・・・」。バージン・イヤーの方々にもそのように聴こえた。決して私だけの独りよがりではなかった。
久しぶりにいわゆるフォークソングを聴いた。実は私はかつてフォーク少年だった。その話をすると山本さんが和室からガットギターを持ち出してきておもむろに弾き始めた。1年半くらい前からまた弾き始めており、今サンバの練習中との事。私もウン十年ぶりにガットギターを手にしてみた。ガットギターが私の最初のギターとの出逢いだったが、ネックがやたらと広い。暫く指を動かしているうちに、何となく感覚が戻ってくる。三つ子の魂なんとやらで、指は覚えていたのか。これでまたギターにハマってしまったら........。
1月17日
ライブのはしごをして来た。ライブといってもJAZZではなく、なんとも不思議な雰囲気の音楽とロック系の2本立て。普段はモダンジャズを中心に聴いているので、今回のライブはかなり新鮮に聴こえた。
スタッフの山家君に連れられて最初のライブは渋谷の7th floorへ。canariyaという女性2人組みだが、歌い方、声の質、メロディライン、演奏がとても幻想的で不思議な気分を味わった。もう6年半のキャリアを持つバンドだが、独特の世界を醸し出すユニークな存在だ。RINDAさんプロデュース兼演奏に乗って歌うKAORIさんの歌は、まるで母親の胎内にいるような心地よさと、深海の海の底にいる不安感とが入り混じったような摩訶不思議な感覚に陥った。生で聴くcanariyaはとてもよかった。

KAORI&RINDA
予定より15分くらい早く終わったので、急いで吉祥寺に向かった。渋谷から吉祥寺は東急井の頭線の急行に乗ると20分足らずで着いてしまう。9時20分スタートのステージに余裕で着く事が出来た。
ライブハウス 吉祥寺「STAR PINE'S CAFF」でのお目当ては「Salyu」というハタチそこそこの女の子。おじさんが又鼻の下のヒゲを伸ばして....と思われても仕方ないが、ちょっとした訳あり。この子の歌唱力は凄い。順調にいけばいずれこの世界のスターになるに違いない。ミスチルやサザンのプロデューサーとして有名な小林武史氏がバックについたのもわかる。
ジェフ・バックリィのカバー曲「HALLELUJAH」のギターとのデュオは鳥肌ものだった。またオーバーな...と思われるかもしれないが、歌もギターも満席立ち見の聴衆を完全に引き付けていた。キクちゃんのギターも一段と冴えていた。Salyuのような子は下手にチャラチャラした芸能界ではなく、インディーズの世界で活躍して欲しいと思いつつ、世間一般にももっと認知されて欲しいとも思った。

ギターは12月にTETSU69のバックを務めた菊谷知樹君
1月16日
先日バックロードホーンのD-55ESの音場測定を行なったが、今日は同じ測定器でJBL4348も測定してみた。測定結果はいずれ雑記帳にまとめてみる予定。
100Hzから10KHzまでの間はほとんどフラットな鳴り方をしているが、100Hz以下ではモロに部屋の影響を受けており、左右の数値も異なるばかりか30Hzから80Hzの低域では凸凹が激しい。実際の耳で聴いた感覚と測定器上での数値はやはり比例しており、以前から気になっていた低域の音のかぶりは数値上はっきりと確認できた。
ある意味では自分の耳に自信が持てたが、逆にこの低域の処理には今後相当苦労しそうだ。自作の吸音材処理程度では対処できないかもしれない。

マイクをリスニングポジションの耳の高さに固定 測定器はTechnicsのSH-8000

メーターを見ながらシートに測定結果を記入 試聴位置から見たJBL4348 モデル68は仮セッティング
1月15日
取引先の接待でレイクウッドゴルフクラブに行く。新春ゴルフコンペとやらで10組38名参加したが、上位陣は76とか78を簡単に出してしまうシングルプレーヤー達でとても刃が立たない。
少し寒かったが好天に恵まれ、はなっから戦意喪失していた私は雄大な富士山を終始見ながら自分のゴルフを楽しんだ。
最近では珍しく乗用カートなしのゴルフ場で、久々に良く歩いた。疲れていたのだろう、自宅に戻ってから何もしないでバタンキューで朝まで寝てしまった。
1月14日
サーバーの切り替えは終わったが、まだ若干の調整が残っている。画像転送にミスがあったり、カウンター表示が不完全だったりで、もう少し手間がかかりそうだ。特にカウンター表示が面倒だ。プロバイダーに簡易なCGIカウンター付加サービスが付いていないので、自分でphpMyAdminを設置してMySQLを書き込んで操作しなくてはならない。またアクセス制限をしなければならず意外と大変な作業だ。フリーソフトを使うにしても書き込みが面倒で、決してパソコンに明るくはない私にはこの辺の作業は夜なべ仕事と相まって辛いものがある。
ところで音楽&オーディオ生活はどうかというと、ここのところモノラルレコード、しかもオリジナル盤にはハマリかけている。「戯れる会」に参加した後の後遺症だ。やなせさんのおっしゃる通りマスターテープから直にカッティングされた、いわゆる第一世代の生音が封じ込まれているオリジナル盤は、明らかに音がいい。
オリジナル盤に目覚めた?私は、ダブルで購入したレコードや今後絶対に聴かないであろうレコード何枚かをディスクユニオンに持ち込み、結果的にはバーターでオリジナル盤に交換した。交換比率は物にもよるが極めて分が悪い。私のAクラスのレコード20〜40枚でBクラスのオリジナル盤1枚というところか。オリジナル盤はさすがに高価だ。これから少しずつこういう方法で不要なレコードを整理したいと思うが、なによりもまず程度のいいオリジナル盤に出会えるか否かそれが問題だ。

今日は早速交換したRed Garlandの「Soul Junction」(prestige7181)とGene Ammonsの「Boss
Tenor」(prestige7180)をオルトフォンのモノラルカートリッジ3種で聴いてみた。使ったカートリッジは@SPU MONO ACG-25D(ハーマン物 BCG-25Di(インプルーブド・モデル 復刻版)

ortofon モノラルカートリッジ揃い踏み |

上から SPU Mono CG25Di CG25D |

年代物のCG25D |

ルディ バン ゲルダー録音のオリジナル盤 |
今日の私の体調とシステムで、一番良かったのはなんと「CG-25Di」であった。良いとは一体何が?とにかく全体に音色が厚からず薄からず適度な輝きがあって実に綺麗だ。しかも音に芯があって力強い。
特にAmmonsのテナーの音がよかった。スタジオ録音だからホールトーンは入らないはずだが、ナチュラルエコーが綺麗に出ている。スピーカーから飛び出して来たブラスの響きが耳まで届くと、今度は逆にスピーカーの中央一点にまるで掃除機で吸い込まれる様に消えていく。ブラスの響きがキラキラ輝いて聴こえる。この音色は捨てがたい。
ジーン・アモンズというと一般的に豪快なブローで有名だが、ことこのアルバムに関しては音の太さよりも煌びやかな軽快さを聴きたい。軽快といっても上っ面の軽々しい音ではない。懐の深さを併せ持った奥行きのある痩せていない音である。ルディ.バン.ゲルダーは恐らくこの音をレコードに残したかったに違いない。そんな音が25Diから聴こえてきた。25Diの実力はたいしたものだと思った。ピアノの付帯音が若干気にかかるが。
一方の25Dは響きがいささか押さえ込まれている。特有の力強さと中音域の厚みはあるが、音の輝きが今ひとつ物足りない。復刻版に比べると音がおとなしい。勿論これを一般論化するつもりはない。あくまでも我が家の25Dと25Diの比較である。
25Dは古くはニクス時代、新しくはハーマン時代の物があるが、程度のいい物に巡り合うのは難しい。私の25Dはハーマン物の中古だが、前所有者がワンオーナーでしかもほとんど使われていなかったという。確かに針も20倍ルーペで見る限り非常に綺麗だ。それでも恐らくダンパー、カンチレバーの老朽化が進んでいるのだろう。
レコードは昔のオリジナル盤の方が圧倒的に音がいいのは体験済みだが、こと消耗品のカートリッジに関しては古いものがいいとは決して限らないと思った。純粋に音の良さではなく懐古趣味や権威主義更にはビンテージ物コレクターの方にとっては又別問題だが。
復刻版とはいえDiは決して侮れないと思った。オリジナルの良さを残したまま最新技術と部材でリファインされた25Diは、我が家では現有のモノラルカートリッジのトップの座を占めるであろう。ただちょっぴり「音のエジソン」のスピリッツも聴いてみたいと、いやらしくもまた浮気心が頭をもたげている。
1月12日

一週間前とは打って変わって絶好のゴルフ日和となった。関東地方は3月下旬の陽気となり、無風で少し動くと汗ばむくらいだった。新春第一弾の社内コンペを千葉県の姉ヶ崎カントリークラブで行なった。不思議なもので悪天候の一週間前の方がスコアーが良かった。今回はパターとアプローチウエッジを新品に替え、秘密兵器持参で参戦したが、結果は思ったより芳しくなかった。練習が足りない事を痛感した。
1月11日
ホームページのレンタルサーバーへの転送も終わり、ここ何日か並行稼動させてきたが、大きなトラブルも無いようなので、いよいよ今日から切り替えを行なう。転送方法が今までと異なり画像は単独ファイルを作ってそちらに一旦転送させるので、少し面倒だが画像の一括管理が出来るので後々助かるのではないかと思う。
ミニカーのメーカーでドイツのMINICHAMPSというのがある。2月14日に「ミニチャンプスの世界」というムックが発刊される。その表紙を飾るミニカーのブツドリ(撮影)を私の部屋で行なった。2カットの撮影だったが、それはそれは大掛りだった。カメラマンのWさんが機材一式とミニカー2箱を我が部屋に持ち込んだのだが、その量が半端ではなかった。
私はミニカーのことは全く知らないが、その世界もまた奥が深いというか熱狂的なファンが世界中にいるとのこと。特にこの「ミニチャンプス」というミニカーはここ10年で世界のトップブランドに登りつめ、人気もうなぎのぼりとか。1台4,000円前後らしいが、かつての2〜3万円クラスの精密さと質感を持っており、かつその種類の多さも特筆物らしい。カメラマンのWさんはそのほとんどを所有されているとの事で、世の中には凄い人が居るものだと今日もまた感動してしまった。

持ち込まれた大型カメラ |

ライティングや構図を決めるだけでも小一時間かかった |

JBL4348の上にミニカーをセット |

1カットに最低5回くらいシャッターを押していた |

間近に見る大型カメラ
三脚からライティング機材まで含めると
車から運び出すのに大人2人で2往復した
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3台のミニカーを撮影するのに持ち込まれたミニカーの山
これでもベンツとBMWだけ しかもこの中で撮影に使われ
たのはたった6台だけ
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プロのライティングのもとで、安物のデジタルカメラで撮影させて頂いた


1月8日
てんてこ舞いしながらレンタルサーバーへの転送作業を始めている。転送先ファイルが分からなかったり、削除してはいけないフォルダーを削除したりで、かなりシンドイ思いをしている。おまけに仕事が終わってからの夜中の作業なので、もうろうとしながらパソコンに向かっている。昼間一日ゆっくり時間を取りたいものだが、そういうわけにもいかず、しばらくジレンマとストレスとの闘いが続きそうだ。
1月7日
レンタルサーバーが稼動し始めた。今日から少しずつ新サーバーに画像を転送するとともに、大本のホームページのリニューアル作業を始める事にした。夜なべ仕事になる為暫く時間がかかりそうだ。今夜から早速サーバーの試し運転を始める。
1月6日
「戯れる会」で聴いたオリジナル盤が非常に良かったので、当日持参したオリジナル盤を改めて自宅でも聴いてみた。かなり気を入れて真剣に。今までも流して聴いていた訳ではないが、少し意識を変えて音に集中してみた。
ソフトはBlue Noteの1564番 ポール・チェンバースのクインテット。使用したカートリッジはオルトフォンのCG−25D(ハーマン時代の物)。アームはFR64S。ウエストレックスのCG-25D専用 MCトランスで受けてマッキンのC42へ流し、アイワンからJBL4348へ というラインナップだ。
これで音が悪い訳はない。レンジはそれほど伸びている訳ではないが、その代わりガツンと来る様な力強さと中域の厚みはさすがだ。何にもましてドナルド・バードのトランペットの耳をつんざく生々しさとメンバー全員のエモーショナルな演奏が時代を超えて伝わって来る。結構我が家のシステムも捨てた物ではないと思った。
同じソフトでも聴き手の姿勢によって聴こえ方が変わってしまうから不思議だ。オリジナル盤という先入観も多少あるかもしれないが、確かに音はいい。今まで薄い聴き方をしてきたのかなと少し反省させられた。気持を集中させ真剣に聴こうとすれば、今まで聴き過ごしてきた中にも新しい発見が生まれる。
オリジナル盤の音の良さについてYさんがとても いい考察をされている(最新の書き込み)。けだし全く同感だと思った。
1月5日
初打ちに行く。少しアクシデントがあった。土曜日の夕方の段階で予約を入れていた東松山の玉川スプリングスカントリー倶楽部が雪の為クローズとなった。今日のゴルフは諦めかけていた所、何としてもゴルフをやりたいBさんの執念が実った。あらゆるネットワークを駆使して、千葉の姉ヶ崎カントリークラブの予約を取り付けてくれていた。昨日は「戯れる会」に参加していたので、その辺の経緯は後で知った。
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姉ヶ崎カントリークラブ、副支配人が知人のいとこということで、手を回してもらいラストの組に無理やり入れ込んで頂いた。前日の夕方、しかも予約満杯の状態で予約が取れたのは始めての経験である(実は来週ここで社内コンペを行なうので無理を聞き入れてくれたのかもしれない)。しかし今年のゴルフもラッキーなスタートとなった。
強運に恵まれ天気も快晴だったが、非常に寒く、おまけに折からの強風でスコアーはメロメロだった。スタート時間も遅く日没寸前になんとか回り終えたが、後半は集中力が切れ、暖かい風呂に入ることばかり考えていた。特にパットが全く振るわなかった。手がかじかみ距離感が全く合わなかった。 |
自らの腕の悪さをギアの性にして、ひとこと「パターを替えようかな」といった所、その一言がいけなかった(いや結果的にはとてもいい思いをした)。帰る途中で仲間3人に無理やりゴルフショップへ連れて行かされた。今流行のツーボールパター、ヨーロッパのプロがことごとくこのパターに変えてポンポンボールを沈める。日本でも伊沢を始め多くのプロが使っている。いまや大ブレークのパターである。よもやショップには置いていないだろうと思ったが、案の定予約満杯で入荷待ちの状態だった。しかもいつ入ってくるか未定との事。未練がましく店員と話をしているうちに、「33インチでよければひょっとしたらお売りできるかもしれません」といい奥へ引っ込んだ。
暫くして「33インチ物、キャンセルが出たのでお譲りできますよ」という嬉しい話が飛び込んできた。いや、どうも33インチを予約していた先客に電話を入れてキャンセルを誘ったようなふしが見受けられる。本当にいいのかと確認したところ、先客は32インチが本当は欲しいらしいそうですと答える。なんだか店員が無理に32インチを先客に薦めたのではないかと思われる。
まあとにかく運良くツーボールパターを手に入れることができた。これでもう自分の腕の悪さをギアの性にすることは許されない。あとはひたすら練習に励むだけだ。
スコアーは悪かったが、幸運に恵まれた今年のゴルフの幕開けだった。
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1月4日
Studiok’sの「戯れる会」に参加した。今回のテーマは「モノラルレコードをモノラルカートリッジで聴く」という少しディープな内容だった。皆が持ち寄ったモノラルレコードをモノラル専用カートリッジのオルトフォンのCG-25Dその他で聴き比べてみようということで、CDは一切聴かずひたすらモノラルレコードに集中した5時間だった。詳細はそのうち山本さんのHP或いは本で紹介されるであろう。


今回の「戯れる会」で二つの驚きがあった。
1.オリジナル盤の凄さ
2.モノラル専用カートリッジの能力の高さ
Mさんの持参したマイルスの「SOMEDAY
MY PRINCE WILL COME」のオリジナル盤(実はこれがモノラル盤だった)、出だしのマイルスの音の生々しさ、音の厚み、コルトレーンの緊張感溢れる演奏と全体のエネルギッシュな雰囲気には自然と耳が体が引きずり込まれてしまった。
オリジナル盤とモノラル専用カートリッジ、この二つのファクターがお互いに良い部分を出し合い、相乗効果により今まで聴いたことのない「凄み」を感じさせた。1+1が2ではなく4にも5にも化けた。JAZZの愛好家の方達がオリジナル盤に拘るのが、遅まきながらも分かる気がする。
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私は今まで質より量、広く浅くいろいろなミュージシャンのレコードを集めて聴いていたが、もうそろそろこちらの方も卒業しようかと思っていた。その矢先に鮮烈にオリジナル盤の洗礼を受けてしまった。何枚かはオリジナル盤も持っている。しかし今日のように強烈なiインパクトを受ける事は少なかった。装置の問題もあったと思う。
時間に限りがある。今およそ3,000枚くらいのレコードがあるが、今まではよかった。十分楽しませてもらった。それなりに充実した時を過ごす事が出来た。果たしてこれから先10年はどうだろう。これら3,000枚のレコードの内、何枚のレコード聴く事が出来るだろうか。特に最近は聴くレコードが限られつつある。遅ればせながらも選択と集中の年代に入ってきたのだろう。同じお気に入りのレコードなり演奏を聴くのであれば、よりコアな時間の使い方をしないともったいない。レコードも「引き算」の世界に入ってきたようだ。今年はオリジナル盤元年になりそうだ。
(中途半端な書き込みになってしまった。実はこれからGOLFに行くので、カートリッジのインプレなど続きは今夜また)
1月3日

(葉の深緑がもっと欲しい 露出アンダーか)
昨日の晴天から一転して、東京は一時雪になった。庭の寒椿に雪が降り注ぎ
何ともいえない風情だ。東京では滅多に雪が降らない。こんな日はお酒が飲
める人なら、熱燗で雪見酒と洒落込むのだろう。おせち料理も残っているし、
つまみには事欠かない。寝正月にはもってこいのスチエーションになった。
私はというと午前中、友人の引越しの手伝いで一汗かいて来た。今まで勝手にハンドルネームを浜田山のゴンさんと名付けていたが、そのゴンさんが調布の方へ引っ越した。今度からは調布のゴンさんと呼ぶことにしよう。
昼間はあちらこちらへ出かけ、夜になってから1枚のレコードを聴いた。相互刺激によるプラスの相乗効果として引き合いに出されるインタープレーの歴史的決定盤、ビル・エバンスの「アンダーカレント」。
ビル・エバンスとジム・ホールの二人の息詰まる緊張感とエキサイティングなまでのスリルが何処まで伝わってくるか、インタープレイの極地とまで言われているこの時の演奏を我が家のシステムはリアルに再現できるか。
程度の悪い装置で聴いたり、或いは聴き流してしまえばなんて事のない演奏に聴こえるかもしれない。またその歴史的な背景や価値を知らなければ二人の凄みなどは伝わってこないのかもしれない。
思うにどんな優れた演奏でも、聴き手の好み、思い入れ、予備知識そして何より聴く姿勢によって名盤も駄盤に変わってしまう。
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前ふりが長くなってしまった。残念ながら、今夜の我がシステムからは録音当時のその場の空気感は今ひとつ伝わってこなかった。音が少し薄っぺらい。所々音もかぶってしまう。本来二人の気迫はもう少し音の塊となってこちら側に伝わってきていいはずだ。カートリッジの性かも知れない。やはりMC型の方がいいのか、いやもっと大局的にスピーカーの鳴らし込み不足か....思いが交錯する。
しかしながら、ここで「私的な意味での完璧な音」が出てしまったら、もう他にすることはなくなってしまう。恐らくもうあと一歩の所までは来ているのかも知れないが、その一歩はまだ見えない。
「演奏家の魂に触れる」聴き方。一見ストイックで疲れそうだが、集中して聴く30分の充実感と満足感は他では得がたい。今日は100%満足はできなかったが、それでも聴き終わったあと心は熱くなっていた。少なくても、昨今のくだらないTV番組を30分見るのとでは雲泥の差だ。まアTV番組を引き合いに出すのはレベルが低すぎる、初めから見る気もないが。
どこかで厚木さんがくしゃみをしている姿が目に浮かぶ。
1月2日
電後10日以上経過したPAM2をじっくりと聴き込んでみた。ここまで温めれば本領を発揮してくれるはずだ。思いのほか音が柔らかい。切れ込みの鋭い高解像度の音というより、どちらかというとふっくらしたまろやかな音の印象を持った。まろやかといっても決して焦点の合わないボケた音という意味ではない。熟成された芳醇で豊かな音と言う意味である。情報量は非常に多く、しかし耳障りな尖がった音は出さない。
ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」を聴いてみた。ビレッジ・バンガードはおろかニュー・ヨークさえ行った事はないが、私の部屋がジャズ・スポットのライブ会場と思うほどに変身した。モチアンやラファロの一つ一つの音がリアルで、それがエバンスと絡み合い、クラブのざわめきの中に溶け込んでいく。部屋全体をライブの空気が包み込み、その雰囲気たるや俗に言う鳥肌物だ。一言でいうと空間再現に長けた情報量の多い音だ。 |
続いてボーカル、古い録音のクリス・コナーやサラ・ボーンに続いて、デジタル録音の綾戸智絵の「LIFE」や「LOVE」も聴いてみた。最新の録音技術に基づいてカッティングされたハイS/N比、ワイドダイナミックレンジ盤であるが、これがCDの音とは明らかに違い、PAM2を通すとエグさを残したままで、よりぬくもりのある温かい音に変身する。どうもPAM2はワイドレンジというよりも中域に厚い樽型の音域再生が得意のようで、それが音の厚み繋がって聴こえるのかもしれない。
聴く人によっては好みが分かれるところだと思う。いわゆる往年の「アナログらしさ」を醸し出す。パルシブな音というより、少し角が取れたまろやかなそして懐の深い音に聴こえる。もっともこれは使用するカートリッジによっても異なってくると思う。今回はMMの代表格 SHUREのV15TYPEVで聴いたが、これが現代のライラやベンツマイクロでは又違った表情を表すことは間違いない。また使うトランスによっても音は変わると思う。こういう変化を楽しむというか、遊びができる、そして自分の好みの音に近づけることができる、そこがまた泥沼のアナログ再生の醍醐味だ。
そこに音の好みは別にして、PAM2のようなハイエンドの製品があると音楽を聴くのがより楽しくなる。PAM2のように作り手が当時の最高の音を求めて渾身の力と技術と情熱を注ぎ込んだ製品には、無機質的な冷たさではなく、人の心のような温かさ伝わってきて、こいつとともに大事な時間を過ごしていきたいと思えてくる何かがある。
最近よく思う。「いい音」とはなんだろうと。これは極めて個人的な感情で、その当人にとっても時の精神状態や置かれた状況によって変わってしまう。私さえも変わってしまうのだから、全ての人にとって「いい音」などというものは在りえない。人生の中で立ち止まったり、過去を振り返ったりした時、心の琴線に触れる音、それこそがその人にとっての「いい音」なのだと思う。今日のオラクル&V15TYPEV&PAM2&アイワン&4348で聴いたビル・エバンスは2003年最初の「いい音」だった。
今年1年、いやこれから10年、わずかな時間を割き、大事な時間をかけて音楽を聴く私にとって、今の自分の立場でやれるだけの事はやってみたい。PAM2を聴きながら思った。音の変化を楽しむのもいい。しかしもうそろそろ卒業をして、演奏家の魂に触れられるような聴き方をしてみたい。年頭にあたりそんなことを思ったりした2003年の始まりである。
2003年1月1日
2003年元旦
1年の計を立てる。
この1年に限った事ではないが、一つはJBL4348の使いこなし、鳴らし込みが、私のAudioLifeのテーマといえる。
4348は勿論ビンテージ物でもなければ、銘機の誉れ高き歴史ある音でもない。モニターの冠がついているが、実際にモニターとして使われているわけでもない。同じJBLのKシリーズとも製品コンセプトが異なる。4343の発展形ではあるが、今の時代多くの人に拍手を持って迎え入れられるような代物でもない。
しかし私は4348を選んだ。経緯は別にしても、これに決めた以上、このスピーカーから私好みの音が出るように使いこなしていきたい。相当の難物である事には間違いなく、1年や2年で好みの音になるとは考えてはいない。
逆にそれだけに情熱も湧いてくるし力も出てくる。アンプとの相性やコード、ケーブルの選択、そして何より部屋との関係などで課題には事欠かない。それだけに挑戦しがいがある。 |
そしてもう一つのテーマが、SDサウンドのOTLアンプ アイワンの使いこなしである。
長年マッキンを聴き続けていた耳には、このアンプの音はとても新鮮に聴こえた。理論的には私は今までマッキンのトランスの音を聴いていた事になる。しかしこのアイワンは出力トランスから100%開放されたロスのない素子そのもの、いや裸の音そのものを聴く事が出来る。
出逢いの新鮮さを単なる一過性に終わらせくない。私には少しばかりセンセーショナルだっただけに、時間をかけて聴き込んでいきたい。
現代の工業製品にはない作り手のぬくもりがアイワンからは伝わってくる。事実石上社長の手による完全手配線、しかもマニアによる自作物ではなく、コンシュマー向けに10年もの歳月をかけて回路を煮詰め、改良を重ねたOTLアンプの頂点である。同じ時間をかけて音楽を聴くのなら、こういう製作者の顔が見えるようなで製品で聴きたいと思うようになってきた。
ということでこの1年、JBL4348とアイワンの組み合わせを主軸に、自分なりの「いい音」を追求していきたいと思っている。すこしばかり肩の力を抜いて。
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