白馬のルンナ導入記

audio physic ACTIVE SUBWOOFER LUNAとBRIRON1.0のセッティング

2003/3/2〜

事の発端は昨年の夏以降Sutudiok'sの山本さんの所でサーロジックのサブウーファーD.Cubeを聴かせて頂いた事による。D.CubeのON OFFで音楽の雰囲気がガラッと変わったのを何度も経験させて頂いた。ビジュアル系サブウーハーのこれ見よがし?の重低音、時には吐き気をもよおすような不快な空気の振動とは似て非なる本物の低音を感じることができた。中でもバイオリンのソロを聴かせてもらった時、このD.Cubeの真価を感じることができた。これは是非ブリロンとのコンビで聴いてみたい、その時から私の頭の中ではD.Cube導入の筋書きができていた。

http://www.salogic.com/home.files/dcub.files/dcub01.htm

ご多分にもれず私もかなり早い時期にサブウーファーYAMAHAのYST-SW500を導入して随分と格闘してきた。購入当初はJBL3100との組合せでビジュアル系も楽しんだりしていた。SW500は数あるサブウーハの中でも優秀なサブウーハーだと思う。カットオフ周波数も連続可変で細かく調整でき、メモリーポジションやリモコンもあり使い勝手が良くてとても重宝した。低音の質も自然で、使い方如何によって音楽の表情がとても豊かになった。教科書通り本当に鳴っているのかいないのか分からないくらいに絞って使うのがサブウーファーの使い方のコツだということを経験させてもらった。

このSW500、何度となくブリロンとの組み合わせでも試してみた。うまくいく時もあった。しかし、どうもブリロンとは本質的に相性が悪いのではないかと感じるようになってきた。低音にも「質」というものがあるとしたら、両者は低音の質が違うのではないか、低音発生方式のメカニカルな部分からくる違いかもしれない。もっとも超低域はもはや音としては聴こえない。空気の振動である。振動のタイミングなのだろうか。いずれにしてもブリロンとSW500の組合せは言葉で言い表せない違和感を感じてしまった。

ブリロン単体での低音は今まで私が聴いてきた小型ブックシェルフタイプの低音とは異なる。ブリロンは後方の壁コーナーから1m以上離し、しかもフェイスは極端に内振りにセットし、空中に浮いたようなセッティングでしかもスラントバックさせている。10cm足らずのユニットでどうしてあれだけの豊かな低音が出てくるのか本当に不思議なスピーカーだ。低域と高域のバランスが良く、単体使用でも十分音楽を楽しめる秀作スピーカーの一つである。これに下手にサブウーファーを追加すると、せっかくのいいバランスが崩れてしまうように感じてきた。SW500を持ってしてもである。


SW500はいろいろ試してきて最終的にはバックロードホーンD-55との組合せで落ち着いていた。カットオフ周波数を35Hz近辺にして、出力もごくごく控えめに、ラーメンに一振りの胡椒を振り掛けるがごとく、隠れた調味料的な使い方をしていた。それでも今の部屋ではセッティングの問題もあると思うが、ソフトによっては不要共振が発生したり、音楽が重苦しくなったりで、使わなくなることが多くなってきた。

そんな折、D.Cubeと出合った。今までのサブウーファーとは一線を画す鳴り方だった。デジタル信号処理DSPで補正したピークの無い超低音とタイムアライメント調整のなせる技か、とにかく一度聴いたら癖になってしまう麻薬的なサウンドだった。重低音が加わるだけではない。中高音が冴え渡るのである。「よーしD.Cubeを導入してもう一度ブリロンと組み合わせてみよう」 

そんな矢先、OGさんから朗報が届いた。audio fhysic 純正SUBUEOOFER LUNA を使ってみませんか?とのお誘いだった。D.Cubeの導入を決意していた私には少し複雑な心境だった。しかしLUNAは正にブリロンの為に開発されたといってもいいほどの純正サブウーファーである。ブリロンと繋がりが悪い訳が無いと思うのが自然である。  3/15


LUNAを導入する為にはある一大決心をしなければならない。D-55ESの処遇だ。同居のままでは負の相乗効果が起きるに違いない。悩んだ。