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12月31日
この半年間、拙い私のHPに訪れて頂いた多くの皆様、ありがとうございます。皆様に後押しされてここまでHPも更新する事が出来ました。わずか半年の間に数多くの素敵な方々とお知り合いになることが出来ました。多くのメールも頂き、また直接お会いしてお話したり、音を聴いて頂いたり、更には訪問して音を聴かせて頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。心から、ありがとうございます。
私の部屋も当初から比べるとガラッと様変わりしました。HP立上げ時に部屋が何処まで整理できるかを一つの目標に掲げてみましたが、発展途上とはいえ、ある程度満足のいく結果になりました。JBL4348とSDサウンドのアイワン以外には機器の大幅な入れ替えはありませんでしたが、それなりに整理統合出来たのではないかと思っています。
来年はいよいよ機器の鳴らし込み、使いこなしで自分なりの音を創り上げていこうと思っています。WebSpaceも増える予定ですので、ホームページもリニューアルして、またオーディオその他の趣味について飽くなき挑戦を続けていきたいと思っております。来年も宜しくお願い申し上げます。

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2002年6月 2002年12月31日
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今年の仕事も昨日で終わり、おなかの調子も戻って来たので、「おでんOFF」会の誘いに釣られてOTさんの所へ遊びに行ってきた。OGさんも加わり、和風のおでんを食べながらアメリカのカントリーミュージックを英国のAE2で聴くという少し風変わりなOFF会だった。SheffieldLabから出た重量盤 AMANDA
McBROOM 「DREAMING」はどこかなつかしさを覚えるいいソフトだった。オルトフォンのSPU(Aタイプ)をボディから取り外し、AクラフトのAC4400のアームに取り付けて聴かせて頂いたが、これがなかなかいい音だった。SPUはシェルと一体で評価されるが、裸にしてみると音の抜けがよく解像度も上がったような気がする。
おでんを腹一杯食べた後、駄目押しでOTさん.の奥様お手製の肉まんとプリンをご馳走になり、なんだか音楽を聴いているより食べている方が忙しい,、しかしながらとても楽しいOFF会だった。年越しソバはもう入らないかもしれない。
12月28日
今日から30日まで、会社の最後の事務処理(年末調整)に追われて、会社に缶詰めになってしまう。少しの間音楽やオーディオと離れてしまう。こういう時こそ事務所で音楽を聴きながら仕事が出来ると、能率もはかどるのではないかと思う。自分ひとりであれば間違いなくやっているのだが、他のスタッフやまして税理士さんが居るとなると思うようにはいかない。皆がJAZZを好きとは限らない。でもこの時期を乗り越えて正月を迎えると、また思う存分楽しめるので、しばらくの間我慢だ。
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東京は冷たい北風が一日中吹き荒れて、耳がちぎれるほど寒い一日だった。マンションの廊下から富士山を見ると、強風で空気が澄み、くっきりとシルエットが現れていた。ここは杉並の高円寺だが、富士山がこんなにくっきりと見える日は一年にそう何度もない。思わずカメラのシャッターを押していた。 おなかの具合は相変わらず良くないので、病院へ行って検査をしてもらったが、いわゆる細菌性の食中毒ではなく、過労から来る消化不良と診断された。今日は会社の忘年会だったが、食事はおろかお酒も飲めず、一人惨めにウーロン茶ばかり飲んでいた。お酌に来るスタッフもなんだか張り合いがなく、差し出したビールの処理に困っていた。 |
忘年会が終わり、深夜独りでモノラルレコードを静かに聴いた。興が乗り出しオルトフォンのSPU
MonoとCG25Dで聴き比べてみた。トランスは同じくオルフォンのSPU-T1を使ったが、Monoの出力電圧が高すぎる(3mV)のとインピーダンス(100Ω)が合わないせいか、この組み合わせは良くなかった。私的には高音部が歪っぽく聴こえる。かといってトランスレスでMM入力に入れるとやはり音に躍動感がない。音量も低めで力強さに欠ける。SPU
Monoはトランス受けにしてもヘッドアンプ受けにしても最適環境を見つけるのに少し苦労する。
CG25DをウエストレックスのCG-25D専用 トランストランスに替えて聴いてみた。受売りだが「ウエストレックスは、1954年(頃)にウエスタンエレクトリック社からオーディオ機器部門として独立した会社で、民生用トランスとは比較にならない良質の音を聴かせる」とのことだ。果たして評判どおりか?
ところが、評判通りで出てきた音には大満足であった。CG25Dの出力電圧は1.5mVなので、昇圧比10倍前後の100オーム受けトランスが合う。S/N比的にも有利で、これくらいの昇圧比だとパワーアンプが相対的に一番美味しい部分の力を発揮する。入力が高すぎても低すぎてもいけない。CG25Dの力強く芯のある音を再現するには、MM受けやヘッドアンプ受けではなく、適合したトランスを見つけて聴くのがいいと思った。深夜だったので音量は控えめだったが、それでも芯があって張りのあるぶ厚い音を聴く事ができた。昼間大音量で聴くのが楽しみである。


クレルのプリアンプPAM2をアイワンの前に入れたことで、音質的な有利さもさることながら、様々な機器を聴き比べできる事が出来るようになってシステム環境が広がった。フォノイコとして最短距離でオラクルからのアナログ入力を聴くのがメインだが、tape入力にマッキンのC42の出力を繋ぐ事によって、マッキンに入力されている全ての機器をアイワン&JBL4348で聞くことが出来るようになった。
今回の聴き比べも各トランスからの入力を一旦マッキンに入れ、それをPAM2へ繋いだ。ゲインの調整を合わせれば、試聴位置からリモコンで音量調整や切り替えがワンタッチで出来るので、便利この上ない。しかも音質的な劣化はほとんど聴き取れないので、こういう使い方ができる事は誠に重宝する。
12月26日
昨日の昼間に食べたお鮨がどうもいけなかったようだ。今朝からひどい下痢で未だに止まらない。軽い食中毒かもしれない。一緒に食べたお客さんも腹が痛いと連絡があった。年末のク○忙しいここに来て体調など崩していられないのだが参ってしまった。おとなしく横になっているわけにもいかず、ビオフェルミンを飲んで様子をみている。
レンタルサーバーのフューチャーリズムワークスから連絡があった。うまくすれば年明け早々にサーバーの稼動が可能になるかもしれない。正月休みはHPの更新に追われることになる。これを機会にHP全体を見直す予定だ。
昨日ステージであれだけのパフォーマンスを見せてくれたキクちゃん、今日事務所で会ったら何事もなかったかのように粛々といや淡々と自分の仕事をしていた。本当に出来るヤツとはこういう男のことを言うのだろう。男の美学を感じる。
12月25日
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ヴィジュアル系?J-POPのバンドに「L'Arc〜en〜Ciel」というグループがいる。「ラルクアンシエル」と読む。十代二十代の若い女性に圧倒的な人気があるらしい。そういえば我が家の娘や息子もファンで騒いでいたので、何度かその奇妙な名前は聞いたことがあった。そのラルクのメンバーの一人ににtetsuというベーシスト兼ボーカリストがいる。今夜はそのTETSU69の初ソロライブを赤坂BLTZまで娘と一緒に観に行ってきた。クリスマスプレゼントといったところだ。 赤坂BLIZは日本最大級のキャパシティ2000人を誇るStanding Live空間で、今夜はいわゆるコギャル&ギャルで立錐の余地もなく超満員であった。勿論私のような「変なオジサン」は一人もいない。 |
12月24日
PAM2の通電が丸一日以上たった。もっともPAM2には初めから電源SWは付いておらず、常時通電が前提になっている。それで音の変化の方はどうかというと、これが微妙なところである。というのも仕事が終わって部屋にたどり着いたのが0時を回っていおり、それからアイワンのSWを入れたのでアイワンの方が温まっていない。しかも音量はごく控えめに鳴らしているので、昨日からの音の変化はよく聴き取れない。平日はほとんど聴くのが夜中になってしまうので、比較試聴をするにはかなり厳しい。正月休みまでストレスがたまってしまいそうだ。レビューなどを抜きにして、MJQなどを小音量で聴く分にはリラックスして心地良いのだが。

昨日の状態 仮セッティングの状態から機器を整理してシンプル化した オラクルの下にPAM2を置く事ですっきりした
クリスマスイブということもあってエンヤとサイモン&ガーファンクルの「聖しこの夜」を独りで聴いて家路に向かった。ここ何年か24日は年末で仕事が立て込んでいたり、たまたま会社の会議にぶつかったりして、家族と一緒にクリスマスイブのケーキを食べた事がない。ちょっと子ども達が不憫に思えてきた。
ところでうちの小学校2年生の坊主はまだサンタクロースが実在していると信じ込んでいる。いつまでも夢を与えてあげたいが、上の子たちが茶々をいれるので、現実を知るのも時間の問題だろう。「本当はパパサンタなんだぜ」と言うと、末っ子は口をとんがらして「ちがうもん 本当にいるもん」とべそをかき始める。来年当たりはもう世俗の波に飲み込まれて夢を一つ失ってしまことになるだろう。子どもも大人も夢を持つことは大切なことなのに。
12月23日
ワクワクする事があると朝の目覚めが早くなる。まるで小学校の遠足の当日のような気持で朝を迎えた。今日はSDサウンドのアイワンの聴き込みと、フォノイコの試聴がテーマだった。まあオーディオに関心のない人からみれば、たかだか音を聴くだけでそんなに興奮するものかと不思議がられるかもしれない。
フォノイコの試聴といっても、今日はウエスギ&SATRIプリの組み合わせではなく、一昨日Fさんからお借りしたクレルの試聴なのである。どうしてクレルなのか。実はオラクルの台としてOGさんから譲って頂いたガラス製ラック「ミュージック・ツール」はスチール部分の足が短く、本来その下には機器等を置く設計になっていない。しかし私は何とかその狭いクリアランスを有効に使い、薄手のプリアンプかフォノイコを下に置いてオラクルと最短距離で繋ぎたかった。
SATRIのプリアンプだけなら十分置けるが、ウエスギのフォノイコは置けない。薄い(高さの低い)プリアンプならYAMAHAのC2aがあったが、引き算の実践で処分してしまった。一昨日何気なくFさんに「薄手のフォノイコ兼プリアンプ、特にクレルのような薄いプリを探しているんです」と話をしたら、「僕が持っているのでよかったら使ってみます?」 Fさんが余りにもあっさりおっしゃるので、二つ返事でお願いした。
現物を良く見る間もなく、Fさんが無造作に紙袋に入れられたので製品名はその時点で分からなかった。ただ「電源は何処かいな。あったあった」と部屋の隅から電源BOXを二つほど取り出し紙袋に入れた時、これは只者ではないぞと思った。Fさんは「このグリーンパネルのクレルはなかなか見つからないんだよね」 この一言で決まった。何とクレルの黎明期の超高級ハイエンド機 PAM2であった。ステサンや他のオーディオ雑誌に華々しくデビューした当時は、こんなアンプ何処の大金持ちが買うのだろうかと、ただただ指をしゃぶって眺めていたものだ。

このクレルのプリアンプ PAM2、アナログが最も華やかで活気に溢れた1970年代後半に作られた秀作機で、造りがとても凝っている。筐体は一つだが、その一つの箱に完全に分離された二つの回路がデュアルモノ構成で納められている。極力単純化したシグナルパスを導くためボリュームやセレクターそして電源部までもが完全分離で徹底している。要は別々のモノラルのアンプを一つの箱に入れた格好になっている。細かい仕様は今調べているが、完全A級アンプである。従って電源投入後1週間から10日はまともな音は出そうにない。

そんな訳で今日は目覚めが早かった。とりあえず今日は音出し確認のみ行い、音質チェックは敢えて行なわなかった。それでもいろいろセッティングを変えながら、朝から晩までクレル→アイワン→JBL4348でレコード聴いていたので、知らず知らず耳がレビューモードになっていた。レビューを書きたいところだが、ぐっと我慢している。もったいぶる訳ではない。石が温まらないうちに下手に音質評価はしたくないと思っている。しかし なんとぶ厚い音なのだろう・・・。
SDサウンドのアイワンは1週間経過して音が大分こなれてきた。恐らく我が家に来る前にある程度エージングされていたのではないかと思うが、アイドリングの電流はほとんど一定で変化しない。両チャンネルともバランスよく120mAずつ流れている。1週間前とは極端に音の変化は感じられないが、それでも先日のSATRIのプリ、そして今日のクレルのプリを最短距離で繋いで聴いてみると、音の厚さが違って聴こえる。フォノイコ直結の何となく頼りない音から、ぎゅっと引き締まったぶ厚い音に変化したのは決して錯覚ではない。音の解像度も上がっている。O.ピーターソンのプリーズ・リクエストB面1曲目、レイ.ブラウンの弓弾きで有名なYou Look
Good To Me でレイ.ブラウンがベースを弾きながら独り唸っている声がとてもリアルに聴こえ出してきた。エンディングの弓で擦られたベースのギュ〜ンというザックリ感が良く出ている。
12月22日
昨夜は帰宅が遅く、HPの更新も半分居眠り状態で行なっていたので、画像の転送に失敗していたようだ。明け方Kさんからのメールで分かったが、メール転送の時間が無く、結局今の時間になってしまった。恐らく今後も画像処理については同じようなミスが起きるのではないかと思う。暫くはこういったKさんとの連携プレーの形で更新に努めることとなる。
明け方、関東地方はまだ冷たい雨が降っていた。私は昨日の段階で半ば諦めかけていたが、Mさんの強気な発言で今日のゴルフの決行となった。関越自動車道の東松山インターを降りた頃には、なるほど雨も上がり、気温も思ったほど寒くはなかった。今年最後のゴルフだ。ゴルフの神様が好き者の為に特別サービスをしてくれたに違いない。同乗の3人の声も明るくなり、コース戦略なり今日の目標なりの話題で既に臨戦態勢が整い始めていた。
![]() 朝6時半 一面の銀世界のアドニス小川 |
目的地はアドニス小川。東松山インターから20分くらい秩父方面に向かうが、都心から小一時間で行けるので、ロケーションはなかなかいい。雨は完全に止んだが、山の中を登り始めるとだんだん様子が変わってきた。 所どころ白いものが目に付くようになった。4人の会話も途切れ途切れになってくる。クラブハウスに着いた。山の中腹でせいぜい標高500mくらいだと思うが、な!ナント一面の銀世界であった。朝6時半、クラブハウスはまだ閉まっている。 オイオイどうしよう。Bさんが人気のないクラブハウスに電話をかけてみた。「本日は雪のためクローズです」 冷たい返事がかえってきた。ゴルフの神様に見放されてしまったのか・・・ |
![]() 麓の武蔵松山カントリークラブ 雨も上がり無風 |
駄目はもともとわかってはいたものの、言ってはみるものだ。ぶっつけ本番、予約なしでゴルフができるとは正直思っていなかった。しかもツウ好みの隠れたる名門ゴルフ場。我々の熱意が通じたのか、哀れみを誘ったのか、それは分からない。しかし武蔵松山カントリークラブ、実にいいゴルフ場だ。メンバーさんに配慮しながらもビジターの切なる思いも受け入れてくれる。 いざプレーの段になってみると、ゴルフ場の配慮により乗用カートにキャディさんまで付けて下さった。ゴルフの神様は我々を見捨てはしなかった。 もちろん何度も行ってはいない。今回で3回目だ。Mさんは2回しか行ってはいないものの、本気で何度も行った気になっていた。確信犯である。 |

12月21日
![]() 調整が終わり、側板を外した スケルトン ザクシーズ |
英国のアナログプレーやROKSANの輸入代理店ハイファイ・ルネッサンスの徳野社長の手によるザクシーズのメンテナンス現場に立ち合わせて頂いた。セッティングと調整の難しさでは有名なプレーヤーであるが、ひとたび調整が決まれば他では得がたい美音を引き出すプレーヤーだ。つい先日亡くなられた故朝沼さんも最後まで使い続けた銘機である。 今回、ボードに切り込んである独特のスリットの関係でボードが沈み、プラッターの回転がおかしくなったので、オーナーのFさんがメンテナンスの依頼をした。午後1時半からメンテナンスが始まり、終了したのは6時半、実に5時間にも及ぶ調整だった。調整内容はスペース増量後、雑記帳に記載する予定だが、正に職人技としか言いようのない調整過程をこの目でしっかりと見ることができたのは貴重な体験だった。 |
メンテナンス終了後、立合いに集まった皆でFさんの新居にお邪魔した。およそ12帖位の地下室のオーディオルームにはタンノイのウエストミンスターとATCがデ〜ンと置かれていた。これを鳴らすアンプはマークレビンソンだが、これもまたモノラル2台が煙突のようにそびえ立っていた。入力系はベンツマイクロのルビー2+SAEC407/23を乗せたトーレンスのプレステージ。これをライラのフォノイコ アンフィオンで受け、コニサー4.0のプリでレビンソンまで送っている。涎もののシステムだ。ATCが気持ちよく鳴っていた。
ATCはもともとクラッシクの再生には定評があるがJAZZもいける。私的にはアート・ペッパーがとても良かった。スコーカーの実力だろうか。甘いアルトの音が空中にぽっかりと浮かび、奥行き感のあるバックのリズムとのコントラストが絶妙だった。
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を聴かせて頂いた時には、モニタースピーカーでありながらも音楽性を失わず、躍動感に溢れた音にさすがに驚いた。OTさんの言葉でいえば、「オケがつぶれておらず、音が団子状になっていない」、正に同感だ。
もっともこれはATCだけで出てくる音ではなく、ルビー2やアンフィオン、コニサー等との相乗効果だとは思う。いつまでも聴いていたくなる素晴らしい音だった。

超ド級トーレンスのアナログプレーヤー プレステージ


SAEC407/23にBMのルービー2 コニサー4.0 セレクターとボリュームが一体式となっている 今回はアナログ中心に聴かせて頂いたが、次回はチェロのDACでCDを聴かせて頂く予定
ATCとタンノイとマークレビンソン
地下室と厚さ100mmにも及ぶ防音ドアで遮音性はすこぶる良い。中で大音量で鳴らしても、一歩部屋の外に出るとほとんど聴こえない。住宅街の真ん中にFさんのお宅はあるが、近隣には一切迷惑がかからない。憧れの地下専用オーディオルームだった。
同席したOTさんから、Fさん宛に当日のレビューが届いたので、お二人の同意を得て以下に掲載します。
ご自宅の方は聞き込まれているだけあって、ATCは快調でした。最初横で聴くと、スピーカーもっと広げたくなりましたが、最後に聴かせて頂いた、センターの椅子の位置だと、ピンスポットでいい定位ですね。 あの時無理言ってかけて貰った、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」は、ロンドンのレコードの中でも最も音のいい録音だと思います。この曲はクラシック通は見向きもしないいわゆる「表面的な曲」とよく言われますが、僕はこういうブラフもあっていいと思う方なので、特にスコアーが複雑なピアノの浮かび方とオケのバランスが良く、オーディオ的にも面白いので気に入ってる一枚です。 最後のコーダというか、いわゆる「ジャン!」が決まった時には、鳥肌が立ちました。ああいう音が崩れないのは、プレステージとルビー2のせいなのか別世界だなあと思いました。普通もっとお団子になってしまいます。 |
12月20日
HPの仮更新から一夜明け、今気持がゆったりとしている。先々のスペースの心配がどれほど気持を圧迫していたか自分でも良く分かる。将来不安があると気持や行動にゆとりが生まれない。何だか今の世相と似ている。不景気の元凶は将来不安も大きな要因といわれている。閉塞感を打破するには自ら希望を見つけ出す事が大事かなと思ったりもする。
因みに昨日私が申し込んだレンタルサーバー業者は「フューチャーリズムワークス」といい、年額6,600円で100MBのHDDが使える。容量が足りなくなったら更に追加で100MB単位で借りられる。どこかのプロバイダーとは雲泥の差だ。これくらいのサービスは今後どこのプロバイダーでも行なって欲しいと思う。
ところで今夜はWebSpaceの問題が解決したので、早速部屋でJAZZを聴き、またオーディオをいじくり回してしまった。目下の私の課題並びに関心事は
@アイワンの聴き込み Aオラクル対YAMAHA&マイクロの聴き比べ BGT2000XステンレスTTの聴き込み
C各種カートリッジの聴き比べと選別 DMCトランスの聴き比べと選別 EJBL4348の調整と再セッティング
FSAEC407/23のセッティング Gロクサンのセッティングとシラズの取り付け HMOREL68のセッティング
ISATRIアンプのセッティング・・・・・。
と挙げ出したらきりがない。優先順位と期限を決めて対応していかないと、次から次へと産まれる新しい刺激に飲み込まれ、いつまでたっても落ち着かない。今年の正月休みは課題リストを整理してスケジュールを決める事にしよう。
とりあえず今日はレコードを聴くために、先日セッティングしたばかりのオラクルを使ってみた。オラクルのセッティングはフォノケーブルの長さの関係でフォノイコをそばに置かなければならない。そこでウエスギのフォノイコをオラクルのそばに置き、そこから直接アイワンに入力していた。
暫らくこの状態で聴き込んでいるうちにどうも気になるところが出てきた。わずかながらマッキン→SDアイワンに比べ高域の甘さと、低域の制動力の無さが気になった。低域がふらつきぎみで、どうも芯がはっきりしない。しっかりしたプリアンプを通したいと思った。プリアンプ プリアンプ と周りを見渡した。そこで目に止まったのがSATRIである。
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フォノイコとアイワンの間にSATRIのプリアンプPRE-7610を入れてみた。もともとこのプリはバイアンプ仕様で電流出力も電圧出力も両方出来るばかりか、音にも力感と静寂感が同居し、とても気に入っている。夏までFousaudioのMOREL68専用に使っていた。ところが部屋の整理の関係で今はMOREL68を置く場所が見つけられず、このプリも暫らく出番がなかった。 今日久しぶりに聴いてみたが、これがアイワンによく合う。音全体に力強さが増してきて好結果だった。音の芯がしっかりとする。おまけに音場感、繊細さ、厚み、奥行き、高さも出たきたようでプリアンプの存在価値を再認識させられた。ウエスギの出力がどれくらいあるのか分からないが、パワーアンプに直結するよりSATRIのような高品位でよく出来たプリアンプを通した方が音に躍動感が出てくる。暫くこのプリを通してアイワンを鳴らしてみることにした。また一つ課題が増えてしまった。 |

また機器たちが前にせり出してきた。但しこれは仮の姿 厚木さんからの温かいメッセージで、ミンガスを聴き
方向が決まれば、きちんと整理してセッティングを行なう たくなった。ミンガスは決して聴き流せる音楽ではない。
12月19日
狼少年になった訳ではない。確かにHPのスペースはなくなってしまった。
昨日、スペースがなくなったことを知ったKさんがHPの運営方法についてのレクチャーのため、わざわざ拙宅までいらして下さった。その道のプロの方なので、いろいろとアドバイスをして頂いた。レンタルサーバーの件はもとより、新サーバーが稼動するまでの間、Kさんのスペースを一時お借りすることまで話が進み、嬉しくて内心小躍りしていた。本当に感謝に耐えない。という訳で、この更新はKさんのご好意に甘えて、KさんのWebSpaceを一時お借りしてテストUPしてみた。画像をKさんのWebに保管して頂き、テキストだけ私のWebから飛ばしている。サイトマップ等を削除して、テキストが打ち込めるだけのスペースを確保した。
HPの本格的な更新はレンタルサーバーを借りることで解決した。もっとも、年末を控え、ドメインの取得やサーバー稼動に少し時間がかかる。新サーバーでの運営は年明け16日以降になる見込みだ。それまでの間、重い画像はKさんのWebを経由して表示できるようにして頂いた。ただ、今まではホームページビルダーを使いワープロ感覚で打ち込んでいたが、HTMLソースで画像等のタグを書き換えなければならないので少し面倒である。しかし手間はかかるものの、繋ぎの期間としては画像保管は大変ありがたかった。これで従来通り絵日記ならぬ画像日記が打ち込めるようになった。持つべきものは友なり、Kさんありがとうございます。
掲示板にも書いたが、更新中断について、多くの方から情報提供や励ましのお言葉を頂きとても嬉しかった。この半年間でつくづくネットワークの広がりと、口幅ったい言い方だが「生かされている自分」を発見して、嬉しくもありまた責任も感じた。歳の性でもないとは思うが、最近何だか涙もろくなっていけない。すぐに反応して感情が高ぶってしまう。
中断宣言したばかりで、仮の更新とはいえすぐに復活とは、なんだか引退宣言をした歌手が出戻りしたようで、ばつが悪く気恥ずかしい。が、また更新が再開できてとても嬉しい。今の私の生活にHPの更新はしっかりと根を張って、もはや習慣化してしまった。更新中毒症とでも言おうか、一日の締めくくりとしてPCの前に座り打ち込みを行なわないとなんだか落ち着かない。
ただ、これを契機に少し肩の力を抜いて、もう少しラフな気持ちで更新を楽しめるのではないかと思っている。燃え尽き症候群に陥らないよう気持ちを整理しながら、のんびり構えてみたい。何せ年額6,600円で100MB使いたい放題なのだから、当分スペースを気にする必要はなくなった。スペースが無くなったらまた追加で容量を増やすことができる。精神的にものすごく楽になった。
更新中断の日は、先の展開が見えず、かなり追い込まれて浪花節が出てしまった。今冷静になってみると一昨日は勢い余って感情が入りすぎてしまった。人にはいろいろ事情もあり、また誰にも別れはあるもので、ことさらHPに書くべきことではなかった。勇み足に少し自己嫌悪に陥っている。
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ところでKさんは辛口オーディオ評論で有名である。拙宅にお越し頂いたついでに、私の音を聴いて頂いた。アイワンとJBLの組み合わせで、綾戸智絵の「LOVE」を私の普段の試聴レベルで鳴らすと、「う〜ん このベースの音は偽物だ」とおっしゃる。「本物のウッドベースはこんな音は出ない。これは典型的な創られた音で、ONマイクもいいところだ、第一音量が大きすぎる」と早速辛口評価が下された。 |
12月17日
HPを立ち上げてほぼ半年経つ。呼応するかのようにWebSpaceが完全になくなってしまった。契約先のJコムにWebSpaceの容量増加を何度となくお願いした。事務的に冷たく断られた。インターネットがこれほど普及し、個人の情報発信も飛躍的に増えた今、容量が10MBしかないというのは如何なものか。苦肉の策でもう一回線増やしたいといっても、個人の回線使用(ホームターミナル)は1回線に限定されており、例外は認めないという。システムがそうなっているので、カスタマイズできないのだろうが、利害関係者のニーズを的確に反映していかないと、いずれ企業は滅びてしまうことを上層部は分かっているのだろうか。
極めて個人的な事だが、丁度半年前の6月17日がHの50歳の誕生日だった。Hは大学2年の時から30年間親交を深めた仲だ。三十歳まで志を同じくしてある目的のために共に歩んでいた。その後それぞれの道を選び、会う機会も少しずつ減ってきた。ところが今から7年前、縁あってHは私の会社に勤めることになった。青春の志は形を変えて、こんどは会社のビジョンに向けてまた二人で夢を共有し始めた。
今年の3月31日、Hは突然に急性骨髄性白血病の宣告を受けた。抗癌剤治療でずたずたになりながらも、このHPを立ち上げた頃には、病状も体力もだいぶ回復してきた。ドナーも見つかり造血幹細胞移植の道が開けた。これで治癒率は70%以上に上がり一安心した。Hへのエールを送るつもりでこのHPを立ち上げた。病床で戦っている彼に、「お〜い 俺も新しい挑戦で50歳を迎えるぞ」と。勿論HP立上げには山本さんや柳瀬さんそしてよっしーさんからの後押しや刺激もあった。根っからJAZZやオーディオが好きだということもある。
しかしこじつけではなく、HにこのHPを読んで欲しかった。彼はちょうどインターネットの2回目の挑戦で、ブロードバンドを自宅に導入したばかりだった。好き勝手をやっている私のHPがいい刺激になればと思った。
6月26日 造血幹細胞移植が行なわれた。無菌室に運ばれ、それからはガラス越しに電話を通しての会話となった。毎日のように見舞いに通った。しかし移植自体は終わったのになかなか体力が回復しない。免疫力が全くないので、白血球が根付く前に感染症を起こした。潰瘍が喉にできて、話をするのが苦しそうになってきた。その彼の口から「これさよ 俺もうだめかもしれない。」ともらし始めた。
7月6日が最後の面会になった。ふらふらしながらもベッドに座っていた。横になれよといっても言うことを聞かない。寝てしまったらそのまま逝ってしまいそうだといい、必至に目を開けていた。看護婦さんから、昨夜からずっと座り続けていると聞かされた。言葉では表せない生きる事への執念と迫力そして壮絶な闘いを目の当たりにして涙が止まらなかった。
呼吸困難に陥りかけながらも、電話口で「おれ まだ逝きたくない やりたいことが一杯あるんだ。やり残したことも沢山ある。」 弱りきった声でつぶやいた。それが最後のメッセージとなった。それから昏睡状態が続き、7月14日朝 Hは逝ってしまった。発病してわずか3ヶ月半、余りにも早すぎそして若すぎる。
今生きている私は、人から見れば少し走りすぎでは?と思われるかもしれない。このHPの更新にしても、もう少しセーブしたら、と言われるかもしれない。しかし私はHの最後の言葉が耳から離れない。無念の内に逝ってしまった彼は、もっと生きて、いろいろなことをして、人生を楽しみたかったに違いない。俺が代わりにやってやるよ。奴の為にも人生を思いっきり楽しんでやろうと決めた。そう決めたのだ。毎日120%で仕事も遊びも。つまらないこだわりや我慢は止めた。やりたいことは何でもやってみる。手に入れたいものは可能な範囲でとりあえず手に入れてみる。寝るときは充実感に溢れ、もう今日やり残したことはないぞと満足してベッドにもぐりこみたい。そんな思いでこの半年間、HPの更新も趣味のオーディオもそして勿論仕事も焦っているかのように突っ走ってきた。
そしてとうとうWebSpaceがなくなってしまった。打ち込みが先行して対策が遅れた。これからどうしようかと考えている。今までのようにだましだまし更新を続けることはできなくなってしまった。抜本的に古い書き込みや画像を整理・処分してSpaceを増やすか。新たにWebSpace容量の大きいプロバイダーに乗り換えて、HPを移行させるか。何らかの手を打たなければならない。いずれにしてもHP再開までに少し時間がかかりそうだ。併せてここらで少し一休みし、エネルギーを蓄えて今後の長期戦に望むつもりでいる。
12月16日
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興奮から一夜明け、事務所での仕事が緩衝材となり、夜部屋に戻った際にはかなり冷静になっていた。それでもアイワンのSWをONにして、ほのかに真空管の光が輝き始めるのを見ると、また血が騒ぎ始める。 音量は低めだが、今日もアナログを何枚か聴く。先日手に入れた綾戸智絵の高音質盤「LOVE」のB面3曲目「Day Tripper」、ボーカルとベースだけのデュオだが、T.Sugimotoのベースの音が量感たっぷりと録音されている。下手をすると低域がかぶってブーミーになりがちだが、アイワン&JBLの音は鮮明にそして思いのほかタイトに引き締まった低域を出していた。これはなかなかいい。もっとも今夜は小音量だったから、粗も聴こえなかったのかもしれない。 |
今日はマッキンからリンの3mのRCAケーブルで繋いでみたが、試聴の範囲ではハムや雑音は拾っていない。プリ側のVRを最大にしてもいわゆる残留ノイズは試聴上確認できない。アイワンのS/Nは極めて優秀だ。オラクルを聴く時はフォノイコ(UTY6)からのピンケーブルを差し替えて聴くことになる。余り頻繁に抜き差しするとピンジャック自体を痛める危険があるので、ここをどうしようか考えている。SPケーブルについても同じ悩みを抱えている。切り替え器を使ってもいいが、接点増加による音の純度の低下が若干気になる。電源コードは壁から直接引っ張っているので問題はない。ケーブル廻りのセッティングで暫らくは試行錯誤が続きそうだ。早く踏ん切りをつけてシステムを固定したい。
ピンケーブルは交互に抜き差しする 壁コンから直接電流を供給させる
12月15日
待ちに待った日曜日。これからアイワンの音出し、調整を行なう。ワクワク・ドキドキしている。朝8時。
丸一日部屋に閉じ篭りSDサウンドのアイワンを試聴した。試聴の始めにマッキンの音を聴いて頭の中に叩き込む。ケーブル類を差し替え、いよいよi-1のSWをONする。

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この真空管のOTLアンプ、音出しの前に本来はちょっとした儀式を行なう。バイアス調整用VRのツマミ位置を確認し、メーターを見ながらアイドリング電流の量を確認する。SW投入後20分位は電流が増えてくるので、SEPPバランスを±0に保ちながら左右のバイアスツマミを回しながら総電流アイドリング電流120mAに設定する必要がある。出荷時の調整が完璧だったので、無調整で120mAに達していた。 |
試聴は全てアナログレコードで行なった。厚木さんに敬意を表してカウント・ベイシーのレコードを中心に聴き始めた。

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ベイシー・イン・ロンドン A面4曲目傑作「ネイルズ」 1956年の録音とは思えない優秀な音。エディ・ジョーンズのベースがぶ厚く図太く響いてきた。ベイシーとの掛け合いの後のブラス・セッションが見事である。アイワンは、ともすれば薄っぺらになりがちなこのブラス・セッションを実に重厚に導き出している。高音の伸びも非常に綺麗だ。前回一聴しただけでこのアイワンの導入を決めてしまったが、あのときの判断に間違いはなかった。勿論ケーブルやコード、まして本体のエージングも終わっていない。しかし現段階でもこの音だ。この先どう化けるか楽しみである。 |
試聴レベルはマッキンのプリC42で100/65% -23.5デシベル。MC352と同じレベルで聴いてみた。マッキンは350W、方やアイワンは出力50Wだが余裕綽々、JBL4348を破綻なく制動する。日曜日の昼間、両隣り下階とのコミュニケーションはとってあるので大音量でも問題ないが、音量というよりも音圧が凄い。OTL真空管の50Wはとてつもないパワーだ。両隣りの了解済みとはいえ、苦情が心配で思わずVRを下げてしまった。
こうなると案の定もう後には引けない。この日まで我慢してよかった。次から次へと聴きまくり。さらに欲望が膨らむ。OTさんによるパーフェクト調整済のオラクルで聴いてみたくなる。早速セッティング。針はエラックD455E。そしてフォノイコはWESUGI MODEL/UTY-6をプリアンプなしでアイワンに直結。音の重心がぐっと下がりどっしりとした重厚な音にしばし涎が垂れる。暫く聴き込む。プリアンプを通していない性か若干高域のキレが気になる。少し柔らかい。高解像度な音ではなく、しかしボケた音でもない。昔聴いたJAZZ喫茶の音を髣髴とさせる。

オラクル デルフィUをセッティング カートリッジはMM型 軽針圧のエラックD455
フォノケーブルを最短にするためフォノイコ(管球式のウエスギ)をそばに置く 出力VRがあるのでプリなしで直結 ゲインのミスマッチもない
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JAZZ喫茶の音といったら定番はやはりシュアーだ。カートッジをパイプごとMV-30HEに交換して聴いてみる。実にウエルバランスだ。A・ペッパー のリズムセッション F・J・ジョーンズのタイコもパチパチとはじけシンバルもシャキーン カンカンと鳴る。音が全体にタイトでやはりエラックよりこちらの方がJAZZには向いている。 |
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他の人より一足先に上がり6時過ぎに虎ノ門のザ・ワンの事務所に行く。4日前に発刊された本「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」の打ち上げパーティに顔を出す。ほぼ1ヶ月半ぶりにスタッフの皆さんと会った。それほど時間が経っている訳ではないが、旧友に会ったかのようで何だかとても懐かしく思えた。
打ち上げには本で取り上げた訪問先のNさんやKさんもいらしており、趣味を同じくする仲間で大いに盛り上がった。食べ物は全てタカイさんの手づくりで、これがまたプロ顔負けの腕前で出される料理全てが美味しかった。事務所には前回訪問した時よりオーディオ機器が増えており、さながらオーディオ喫茶の様子を呈していた。
ここでも師匠ことWさんが持ち前の腕を発揮し、皆の見ている前でものの30分足らずでDENONのCDプレーヤーDCD1630を改造し、皆をアッといわせてしまった。コンデンサーをほとんど取り替え、おまじないと称して銅箔のマイカコンデンサーを追加していた。音の抜けが格段に上がるという。このプレーヤーに使われている20ビットのチップはWさんの会社の製品で、回路も全て頭の中に入っているそうだ。道理で何処に何を使えばどういう音になるかを知り尽くしている訳だ。夜1時を過ぎていたこともあってか、私はその美音に包まれてついうたた寝をしてしまった。

宴会はエンドレスに続いていた。皆凄いエネルギーだ。 私は途中で引き上げた。 参加者で記念撮影
今日は朝一番に友人に逢い、日中は7時間ばかりモノクロームプリント講習会 夜は7時間以上もの打ち上げパーティで、帰宅したのは午前3時前。1日で2日分のイベントに参加したことになる。さすがに疲れた、もう目を開けていられない.....。
12月13日
私は東京生まれの東京育ち。しかし本籍は広島である。両親とも広島出身で、親戚の多くは今でも広島にいる。幼い頃から何度も往来している。小学生の頃の夏休みはほとんど広島で過ごした。その広島の名物はもみじ饅頭や牡蠣を始めいろいろあるが、お好み焼きも名物の一つである。薬研堀に八昌という有名店があり、東京の世田谷 経堂にその支店がある。広島出身のお客さんに連れられ、ミニ忘年会をここで行なった。本場広島の本当のお好み焼きが食べられる。ひろしま風とかの偽物とは違う。大将の坂本さんは本店で7年修行してこっちへやって来た。
この八昌のお好み焼きを食べたら、ほかの店ではもう食べられない。とても美味しかった。うちのMさんが自信満々豪語していた訳が分かった。具の中の焼きそばは生麺からゆでてそれを鉄板で焼いて盛り合わせる。キャベツの量も半端ではない。優に15cm以上は積み上げられている。それが時間と共にしなって3cm位まで薄くなる。卵は必ず二卵生の物を使う。天かすも広島から直送されてくる。全てにおいて本物の広島の味である。ソースはもちろんおたふくだ。最近食べた食べ物の中で間違いなくベストワンである。値段も安い。これは本当にお薦めである。経堂に行かれたら是非立寄ってみて欲しい。

茹でた生めんを鉄板で焼く ボリュームたっぷりのカリっと焼けた焼きそば でも中はとてもジューシーだ。 大将の坂本さん
お好み焼き 八昌 世田谷区経堂1-21-18 原田ビル2F 小田急線「経堂」駅南口商店街徒歩1分 03-3428-8437
遅くまで飲み食いして、高円寺に戻ったのが11時半頃だった。明日も早いのでこのまま寝てしまおうかと思ったが、ちょっといたずらをしてしまった。
昨日はダンボール箱を開けて電源コードだけ取り出して、すぐ蓋を閉めてしまった。しかし今日になって別に音を出して聴くわけではないから、セッティングだけは済ませておこうと、本体を取り出してみた。なんともみみっちことをセコくやっていると自分でも思うが、自制しないととことんいってしまう性格なのでセーブしている。
音を出し始めたら間違いなく朝まで聴いてしまうだろう。仕事とのバランス上それは「やってはいけないこと」とぐっと我慢してる。厚木さんが「週1日木曜日だけ自分の時間と決め、その日だけは徹底的に音楽を聴いている だからいい音で聴きたい」と話されていたが、その心境は痛いほどよく分かる。というよりもスチエーションとしては私も全く同じだ。平日はボリュームを上げてじっくりとJAZZを聴く事は難しい。まして年の瀬、本業も超多忙だ。
とりあえずマッキンの上に置いてみた。一聴しただけでOTLアンプの音に魅力を感じてしまったが、当分マッキンとの聴き比べはやってみるつもりだ。自分なりに納得がいくまで両者を聴き込んでみたい。
12月12日
「ノウトロックを観に来てよ」 え!のうとろっく 新しいパソコンか? 「絶対に素晴らしいから見聞を広める為にも是非来て 感動すること間違いなしよ」 言葉だけでは何の意味か分からず、パンフレットを見せてもらってようやく合点がいった。しかし意味は分かっても内容はさっぱり分からない「ノウトジャズ」ならまだ観てみようという気になる。ロックはさっぱり分からない。いつもは控えめなSさんが今回に限り強引とも思える程の誘いがあったので、気迫に押されて「ティアラこうとう」まで観に行ってきた。Sさんはこのイベントの美術担当責任者かつ○○生命の嘱託社員かつ我社のスタッフというマルチバイタリティ女性だ。
「能とロック」 能楽の五人囃子とロックドラマー真矢との競演である。私は恥ずかしながら能はもとより、真矢というロックのドラマーも知らない。どういう経歴でどんな演奏をしているのかも知らない。しかし会場には恐らく真矢見たさであろう、若いコが大勢いた。演奏中「シンヤ〜」「シンヤ〜」と叫ぶ。ロックの世界では有名人なのだろう。能楽鑑賞会で黄色い声援を聞くとは思わなかった。
能もロックも何も知らない私でも、一幕目の囃子(小鼓と太鼓)とドラムのセッションはインプロの緊張感と間の融合が見事だった。また能の囃子があれほどまでに激しくかつエネルギーに溢れているとは思わなかった。あれならロックのドラムと対等に、いや場面では勝るほど力強く渡り合える。落語の呼び出しに流れてくる「テケテンテン」という、あのお囃子がだ。少なくてもこれだけで観に行った甲斐はあった。
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二幕目、本番の能の演目は「船弁慶」。源義経、武蔵坊弁慶、静御前を題材とした能の代表的な演目で、ストーリー自体はわりと単純である。静御前の舞、弁慶と平家の怨霊との死闘、弁慶の勇壮な舞、そのバックで演奏される囃子方とロックドラムとの激しいセッションは音的には圧巻だった。確かに始めは幽玄的な空間とロックのドラムは違和感があったが、時間の経過と共に融合して独特の世界を作り上げていた。「気」や「間」で作り上げる能の世界と「リズム」と「フィーリング」で創られる異種音楽が相乗効果を発揮して、それぞれの世界とは別世界を創り上げていた。それは確かに見ごたえがあった。 しかしながら能自体は予備知識がないと全く分からない。600年の歴史と伝統があるとはいえ、残念ながら私には今回はその形式美のよさは発見できなかった。そもそも演者が何を言っているのかさっぱり分からない。いや能は言葉の意味を理解する必要はないのかもしれない。動きや静、囃子や声楽をトータルで楽しむものなのだろうが、もう少し勉強して、何回か通わなければ理解出来そうもない。能楽の初体験は手強かった。 |
10時過ぎに部屋に戻り、耳直し?に同じドラムでもJAZZのドラムを2時間ばかり聴く。エルビン・ジョーンズとマッコイ・タイナーの「ラブ&ピース」他を小音量ながら聴いた。アー 素直に体に音が染み込んでいく。やっぱりJAZZの方が私の体には合っている。
エルビンを聴きながら、禁断のダンボール箱を少しだけ開けてしまった。中からAETの電源コード「タイタン」が出てきた。電源コードは今までS/A
Labのハイエンド・ホース3.5を良く使っていた。今回初めてAETを使うことになる。タイタンはかなり硬いコードだ。これから暫くの間エージングをして慣らしていく。15日 日曜日に本格的にダンボールの中身をセッティングして、いよいよ音を出してみようと思う。

12月11日
プリとパワーを繋ぐ3.0mのRCAケーブルが欲しかった。XLRケーブルはトランスペアレントが既にある。RCAでも1.5mまでの物なら自作物も含めてごろごろしている。しかしさすがに3.0mのRCAケーブルは今までほとんど使ったことが無い。線材や皮膜に余り拘りはないが(?)、プラグだけはぐらつきの無いしっかりした物が欲しかった。私の経験上、電源コードでもピンケーブルでも、接点がしっかりしていないと音がぼける。市販品が少ないので余程自分で作ろうかとも思った。

画像のこのケーブルは先日厚木さんが持ってきてくれたLINNのピンケーブルだ。LINN
SondekCD12に付属のケーブルと同等品だから決して悪い物ではない。厚木さんにお願いして3.0m物を特注で作って頂いた。プラグは肉厚の削り出しで実にガッチリとしている。方向性を持ったこのコード自体は柔らかく取り回しが楽だ。距離があると硬いケーブルでは使いづらい。
これをどこに使うかというと下のダンボール箱と関係がある。すぐにでも箱を開けてセッティングしたいところだが、はやる気持ちを抑えぐっと我慢している。私のことだ、今開けたら徹夜になることは必至。やりだしたら止まらない。翌日の仕事に差し支える。平日の私のオーディオ&ミュージックタイムはせいぜい2時間くらいだ。楽しみはもう少し先に延ばしておこう。焦る事はない、少なくてもこれから何年もの長いお付き合いになるだろうから。
12月10日
黙祷
10月26日 朝沼氏と直接話ができたことは、私の中でいつまでも忘れる事はないだろう。「JBL4348はミッドバスの使いこなしが鍵だと思いますよ」とぼそっと話してくれた。朝沼氏は私と同世代だった。JAZZ専門誌の編集を経てオーディオ評論家になられた。だからかもしれない、この人の評論・評価は抵抗感なく聞くことができた。JBL4348の使いこなしのアドバイスを受け、これから個人的にお付き合いをさせて頂こうと思っていた矢先だった。謹んでご冥福をお祈り致します。
12月9日
関東地方は突然の雪となった。雪で喜ぶのは犬と子供くらいだろう。子供といっても小学生3〜4年生くらいまでだろうか。うちでは一番下の小学校2年生の坊主が興奮しまくっていた。上3人はシラケている。私がまだベッドにもぐっているのに、真っ赤なほっぺをして息を弾ませながら報告に来た。どうやら既に家の周りをひと探検してきたようだ。冷たい手を私の顔に押し付け「雪だよ 雪だよ」と得意げに叫んでいた。
大雪は困る。仕事がお手上げになる。車も動かなければ、現場に人もいけなくなる。おまけに凍結すると後処理が大変だ。今夜は何とか雨に変わって欲しいと願っている。
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たかだか2〜3分でさらっと読み終えてしまう。ページ数にして8ページ、しかも文庫本。しかしこの数枚の紙の裏に、どれだけの時間とエネルギーとパワーと情熱とドラマが詰め込まれているか、知る人は少ない。私は改めて出版業界の方々のもの凄さを知った。対談企画、インタビュー記事、これを本にすることは、厚木さん流に言えば「部屋一杯のりんごからコップ一杯のジュースをギュ〜と搾り出す」ほど密度が濃い事かを思い知らされた。本の読み方が少し変わった。
7〜8ページの対談記事でさえそうだ。ましてや多くの執筆者の原稿やインタービュー記事、そして様々なデーターや情報をまとめて一冊の本に凝縮させることはなんと大変な事だろう。大変?少し陳腐だ。偉大な事だろう。執筆された人は産みの苦しみを味わったかもしれない。編集する人は神経をすり減らしたに違いない。出版までのいきさつのほんのごく一部の裏を見ただけだが、人々の想いを形にすることは、身を切るほどの自己犠牲、強靭な精神力と体力、そして何より熱き情熱の塊の産物だ。まさに創造とは力であり、産み出す事は苦しみの向こうにある快楽ではないだろうか。
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仕事が終わって夜9時過ぎ、新中野の文教堂まで駄目もとで出向いた。西田さんが飯田橋ではもう売っていたと情報をくれた。明日発刊の「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」がもしかしたら置いてあるかもしれない。店内を探した。どこかで見たような写真が目に止まった。 思わず、ザ・ワンのBAKUさんタカイさん、カメラマンの大関さんそして編集長の小林さんの顔が頭の中によぎった。あの人たちの熱い想いが形となって世の中に生まれ出た。嬉しかった。持つ手がかすかに震えた。 木世(エイ)文庫 015 「あの時代、オーディオへの憧れを今再び」 憧れ探求隊編 ¥650 (敬称略) 編 集 :憧れ探求隊編集部 ザ・ワン 執筆協力 : 渡邉伸一 山本耕司 発行所 :株式会社エイ出版社 http://www.ei-publishing.co.jp/frameset.html 文教堂がモニター店になっているとの事。http://www.bunkyodo.co.jp/ |
12月8日
朝からカミサンは障子の張替えをやっている。私はそれを横目で見つめ、何とか口実を作って抜け出そうと機会を狙っている。このままでいると間違いなく手伝わされる。一計を案じた。しばらく90センチ水槽のメンテナンスをやっていない。「今日は水槽を綺麗にするから、それが終わったらMyTimeにするよ」 家でゴロゴロしているとカミサンは決まってこの水槽をきれいにしろと言う。「あ そう。それなら別にいいけど」 お許しが出た。こもってレコードを聴いて過ごした。
夜サウンドハウスの厚木さんがいらした。濃密な時が流れた。今日一日で最もコアな3時間だった。真剣にJAZZとオーディオの話をした。JAZZ、音との対峙の仕方について、こんなに深く話をしたのは初めてのことだった。厚木さんが帰られた後、充実感と緊張感でぐったりと疲れた。しばらく放心状態が続いた。話だけでこんなに燃焼してしまうのだから、厚木サウンドは当分聴きにいけそうもない。耳から血が出る前に脳みそがスポンジになってしまいそうだ。浮ついた興味本位で厚木サウンドを聴くことはできない、そう思わされた。
厚木さんは本当に熱い人だ。パラゴンの話になると、目の輝きが変わる。声にも力が入ってくる。いろいろと話しをしていて、私が一番感心したのは、厚木さんの口から出た「責任」という言葉とその意味合いである。普通他人のシステムを聴いていて、たまたまいい音に遭遇すると、大抵の人は「う〜んいい音だ」「すばらしい!」と思い、時に感動し満足して帰って行く。ところが、厚木さんはうなだれて「責任を感じてしまう」そうだ。他人のいい音を聴くたびに、自分にはパラゴンで最高の音を出す責任と義務を感じてしまう。一ノ関ベイシーからの帰り道は落ち込んで仕方なかったと話しておられた。
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厚木さんは23年間、自分のシステムを変更していない。頑固というより筋金入りの極道だ。オーディオ店勤務だから世界中のハイエンドを聴ける。しかし一度たりとも浮気はしていない。Marantz #9pとJBL SG520そしてParagon は生涯使い続けるに違いない。今のシステムは高校3年生の時に明確にイメージしていたそうだ。ノートにSG520やパラゴンの絵を書き、システム図を描き、いつか必ずこのシステムでJAZZを聴くんだと自分に誓った。夢を抱き、それをヴィジュアル化して鮮明にイメージし諦めることなく想い続けてきた。何処まで自分の夢に真剣になれるかで結果が出る。そうやって夢を実現した。しかもその後がすごい。それを徹底的に自分のものしている。だから一筋の極道なのだ。自分の指針、真北をさすコンパスは既に18歳の時に確立してしまった。こんな人は滅多にいない。 |
想いのレベルも対象も違うが、私も同じように空想・イメージの世界から一歩踏み出し、想いをビジュアル化して、紙に絵を書きいつか必ずオーディオルームをと念じ続けた。想いのレベルが高まれば高まるほど夢が少しずつ現実化してくる。そして決して諦めない。パトスとエネルギーを注ぎ込みセルフモチベーションを燃やし続けていけば、そこに道はできる。なんだか厚木さんと話をしていてもの凄い触発を受けながら、いつの間にか自分の姿をそこに投影していた。
そんな厚木さんのパラゴン、今久しぶりにいい音が出ているらしい。ここ半年間075のレベルをMAXにしていじめ抜き、つい最近MIDの位置に戻したとのこと。するとベースの音が天井から地面にしかも50センチ下まで突き刺すようにドーンと出てくるようになった、と目を細めながら話していた。厚木さんはパラゴンに音色を、美音を求めていない。演奏者の魂を引き出す事を目的に聴き込んでいるという。そこには確固とした自分の座標軸を持っている。エルビンはこういう音でなければならないと、'58年のカウント・ベイシーはこの音でなければならない、そういう信念のものとに音を追求している。音の出方のタイミング、重なり合い、音の裏側といったらいいのか、常人にはわからない音ではない音を求めている。まるで中世の騎士、日本の侍、道を求めて彷徨う求道者を連想してしまう。あのへの字のような優しい目からは想像に難しい。今日伺った盛り沢山の厚木語録を時間をかけて整理してみたい。未だにジーンとして胸の中に熱いものが流れている。音への対峙の仕方を深く考えさせられた夜だった。

12月7日

シュアーのV15 TYPEVが不調で、オラクル(SME3009V)に取り付けられる軽量&軽針圧のカートリッジに苦慮していたところ、OTさんが2つのカートリッジを推薦してくれた。一つはシュアーのMV-30HE。’82年デビューでHE針が使えるので中身はV15
TYPEVと同じだと思われる。オルトフォンのコンコルドとそっくりな形をしているが、これはシュアー(バルコム)が初めからSME3009V用にパイプ&シェル一体型で作った特別バージョン品でとても珍しい。音もV15TYPEVとそっくり(否エンジンは同じだから当然か?)で中音域が厚く、樽型の音域構成でJAZZに良く合う。実は私の本日の一番のお気に入りであった。
もう一つがエラックSTS-455E。シュアーに対抗するドイツが産んだ名品中の名品で、ヨーロッパを代表するカートリッジ。未だにファンが多いとか。新しい針のボディーESG794E(針圧1.0g)もあり、エンジン一つで異なる音色が楽しめ、とても美味しい。今日は時間が無くて試聴出来なかったが、アメリカVSドイツの軽針圧対決、明日以降が楽しみである。

更にDENON DL305とSTIN M-18BXを聴く。OTさんからインプレを頂いた。
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そしてもう一つのカートリッジ(今日のDENON305は、アームが合わないと生気がない見本でした)、京都のSATIN M-18BXは、我が家(これは通常クラフトの3300)よりもマイクロのアームの方が遙かにいい音に聞こえました。帯域が密なのに、音がスムースで、何よりも音が生き生きしていました。3300だと時折神経質に感じる傾向もなく、ベストカップルかもしれませんね。お逢いしたとき話したように、こういう製品に、あのころ合えなかったのが、本当に残念でなりません。’76夏のSSNo.39の総テストに登場していますが、このときの価格¥42.000-はやはり高嶺の花で、僕はグレースのF-8EとオルトフォンのMC-20が精一杯で、高いカートリッジは夢でした。 う〜ん、サテンとJBL良かったなあ。 |
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諸々カートリッジを聴かせて頂き、とりあえずオラクルにはSME3009V用特別バージョンのシュアーMV-30HEを常用で使うこととし、OTさんに最終調整をお願いした。また、錘を載せるだけで、簡単にエラックSTS-455Eも聴けるようにもして頂いた。暫く二つを聴きこみ、いよいよ重量級GT2000XやMICRO5000との本格的な比較試聴を行なう。 |
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夜9時過ぎ、今週に入り5〜6回誘いの電話があったので、義理堅い(笑)私は地元の茶房のJAZZライブに顔を出した。今週はどうやら「生」が私のテーマのようなので、洒落方々「生」で今週を締めくくった。 実は朝からずーっとレコードを聴いていたので、本物のウッドベースの音をかぶりつきで聴きたくなったと言うのが本音。至近距離で目を瞑りウッドベースを聴いていると、自室の音と余り変わらない。少し嬉しくなった。JBL4348もここ暫くの間に随分とこなれてきて、低域の出方も締まって来た。「生」音を座標軸に持つと耳(脳)が方向性を示して軌道修正してくれる。近場で気楽に寄れるライブスポットがあることはありがたい。 |
12月6日
夜8時過ぎ、OGさんが大和市から遠路はるばるガラス製ラックを持って我が家にいらして下さった。このラック、イタリー製のミュージック・ツールというラックで、造りがもの凄くいい。私は今までメインでこのラックの廉価版を使っていた。高さも何種類かあり、積み上げ式なのでシステムの増減に応じて構成を変える事が出来てとても重宝する。このたび私のSME3012Rとのバーター取り引きが成立し、M.Tの最上級バージョンが我が家に来た。3012Rは中古、かたやこちらは新品、運搬の手間なども考えるとバーターとはいえOGさんの負担の方が遥かに重い。何だか申し訳ない気がしてならない。
伊BCD社のラックと同じ合わせガラス製で、15mmを超える厚ガラスは3枚の板を接着させる技術で作られている。ガラスラックのなかでは、最もいい音が聞けるといわれている。鳴きの少ない鋼鉄製アングルの上に3点支持のピンポイントでこの超重量級の厚板ガラスを支える。形も良く、また日本製にはない物としての美しさが漂っている。海外製品、特にイタリアの物は機能性の追及だけにとどまらず、インテリア性とか居住空間との調和をとても意識して作られていると感じる。見ているだけでも美しい。
これを何に使うか、アンプ用ではない。オラクルの台として使うつもりでいる。オラクルはフローティング系の軽量プレーヤーだが、足元だけはリジットに固めておきたい。足元がフラフラではせっかくのフローティングタイプの良さが発揮されないばかりか、負の相乗効果で音がボケボケになってしまう。これでようやく重量級のGT2000XやMICROの5000と同じ土俵で戦うことができる。明日OTさんがオラクルの最後の調整にいらしてくれるので、比較試聴は準備万端である。



明日は早朝から箱根まで泊り込みで出かけるというOGさん。早く帰らなければいけないところを引きとめ、夜遅くまでまた話し込んでしまった。OGさんは教育関係の仕事をされているが、話をしていて人間的な温かみを感じるのはやはり職業柄か。時間がゆ〜ったりと流れとてもリラックスできる。
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イタリアのラックの話のついでに |
12月5日
生ジダン、生ロベカルを見た興奮がまだ尾を引いている。思い返してみると、凄い試合を見たものだと、感激がじわじわ湧き上がってくる。二晩明けた今のほうが、興奮してくるのは何故だろう。目を瞑ると光景が浮かんでくる。TVでは決して味わえない臨場感。全体を見ながら目はボールにフォーカスされる。でも瞬間にディフェンスの動きにも目がやれる。ゴール前の攻防を見ながら、後方の選手の動きを同時に見ることはTVでは不可能だ。また距離のあるside
to sideの一瞬のパスはTVではお目にかかれない。何度も超速横パスのやりとりが正確に行なわれ、ボールが左右へと移動するシーンが今でも鮮明に蘇って来る。ああいう超一流の試合を観てしまうと、生サッカー観戦にはまりそうだ。
生づいているわけではないが、今日も生を観て聴いてしまった。渋谷東急文化村 オーチャードホールでデューク・エリントン・オーケストラを聴いてきた。2階席なので初めは少し物足りなさを感じていたが、だんだん体が乗り出して行き、2ステージ目ではもう十分ホールの音に満足してしまった。かぶりつきとは異なるホール独特のエコーの乗ったふくよかな音に魅了された。
恥ずかしながら、現在のエリントン楽団のメンバーは誰一人として知らない。予備知識無しでコンサートに臨んだが、さすがに歴史のある楽団だ、スピリッツは確実に伝承されていると感じた。デュークの孫がしっかりと伝統を受け継いでいる。
それにしても、なんであんなに音が柔らかいのだろうか。刺激的な音は全くない。トランペットのハイトーンも少しもうるささを感じないばかりか、ブラスの音全体がとてもまろやかだ。まろやかといっても決してとろ〜んとした寝ぼけた音ではなく、キラキラ輝いて聴こえるのだが刺すような痛い音ではない。角が取れたダイヤモンドのように透明さを残したまま光輝いているといった感じか、うまく表現できない。デジタルではなくアナログの音と同じ印象だ。
オーディオでこのようなホール感を残したまま、各楽器一つ一つの鮮明さを描き出させるのは難しい。下手をすれば音の洪水の中に各楽器の音色が埋もれてしまう。生と再生音楽との違いはこういうところにあるのかもしれない。
名前は分からないが、テナーとアルトサックスの二人の演奏が見事だった。久しぶりに本物のビッグバンドジャズを音響環境の整った素晴らしいホールで聴く事が出来た。

会場内は勿論撮影禁止。ラストのラストで周りに迷惑をかけず、鑑賞の妨げにならないようにこっそりと撮影
ここは何処のホールか もう忘れてしまった(^_^;ゞ
12月3日
今日は音楽&オーディオはちょっとお休み。幸運にもトヨタカップのチケットが手に入ったので、息子と二人で観に行って来た。最高級の試合が生で観れるので、行く前からかなり興奮していた。もっとも、実際に観に行く前に、ちょっとした波乱があった。私はスポーツ観戦は全般的に好きだが、サッカーについてはにわかサッカーファンである。ワールドカップのような余程のイベントでないとTVすら観ない。そこで息子に
「オヤジにはこのトヨタカップが如何に凄い試合か分かっていない。第一レアル・マドリードにどんな選手がいるのか知ってるの?言えたら行ってもいいよ」
「え〜と、ジダン、ロナウド、ロベルトカルロス、フィーゴだろ......」
「ほらみたことか。出場選手の名前も知らないのに、行く権利はないね。友達かカーちゃんのように、この試合の本当の価値が分かる人に譲るべきだよ」
「何を言うか。このチケットを貰ったオレに優先権がある。」
そこにカミサンが割り込み
「たまには親子のコミュニケーションを図ってらっしゃい。最近おとーさんは翔と二人で出かけることないからいい機会かもね。」
この一言で決まった。
息子は小学校の時からサッカー一筋、高校2年の今もお勉強そっちのけでクラブチームにどっぷりつかり、カミサンはその息子の世話をする関係でサッカーにはまり、二人のサッカーにかける意気込みは尋常ではない。私はことサッカーに関しては、二人の前では小さくなっている。ということでカミサンの後押しがあり、この日の観戦にこぎつけた。
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6万6千人で埋め尽くされた横浜国際競技場の熱気は凄かった。もっとも熱しやすく冷めやすい国民性か、私のようなにわかサッカーファンが結構多くいたような気もする。私の周りの席、恐らくトヨタさんから招待を受けた人のエリアだと思うが、極めて冷静に観戦している。声援すら発せずまんじりと見ている光景が目だった。それでもロナウドがシュートを決めた瞬間は総立ちとなり、声援のタイミングが分からない群衆はここぞとばかり狂喜乱舞していた。少し滑稽.....。 試合はレアル・マドリードのうまさが圧倒的に光った。にわかサッカーファンでも、ため息が出るほどそのボールさばきとチームプレーに感心した。レベルの極めて高い試合を十分堪能し、併せて息子とも久しぶりによく話ができた。 |



席はゴールの真裏 この位置から試合を見るのは初めて ゴール前の攻防が手に取るようにわかり、いい席だった ワールドカップ22試合観戦記録をもつサッカーおじさんとスリーショット 自前の電飾帽子が一際目立つ
12月2日
ステンレス製ターンテーブルの試聴を行なった。仕事が終わってからの、ごく限られた時間での試聴なので、少しフラストレーションがたまる。夜なので音も大きくは出せない。平日は実験や比較試聴など止めてひたすら音楽だけ聴いている方がいい。普段はそうしているが、今回は両極端に位置するアナログプレーヤーが手元にあるので、私の好奇心にブレーキがかからない。
今日はステンレス製ターンテーブルの方の試聴の集中した。残念ながらオラクルには現在気軽に取り付られるカートリッジがないのである。事故があったばかりだ。ベンツマイクロやオーテクをわざわざシェルから取り外してSMEのパイプシェルに取り付ける気にはなれない。
ステンレス製ターンテーブルの始動と停止時間を計ってみた。始動12秒、停止15秒。アルミの10倍以上のの時間がかかる。オプションの外部強化電源を取り付けてもこの時間だ。制動力2.5倍増の外部電源がないとかなり苦しいと思う。苦しいといえば、以前ゴンさんからお借りした砲金ターンテーブルの時にも感じたが、このクラスの重量を支えるには、ノーマルのシャフトではいささか厳しいのではないかと思う。軸受けの負荷も相当なものだ。
驚いたことに、ハウリングマージンが格段に上がった。私の今のシステムではボリュームMAX近くでも破綻しなかった。また外部の振動からの遮断特性も向上が著しい。ラックをドンドン叩いても針飛びしないばかりか、本体を拳でかなり力を入れて叩いてもびくともせずトレースする。総重量が15kg以上重くなったことが、ここに明らかな差となって現れた。リジット系の真骨頂を垣間見た。
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慣性質量の増加が音質にどのように影響するか、深夜近くで音量が出せなかったため、今日は音質チェックまでは出来なかった。しかしこの重量付加は対振動以上に回転性能の滑らかさに貢献しているので、試聴レベルでも音質向上は間違いないと容易に想像できる。小音量でも音がどっしり聴こえてきたのは、思い込みや錯覚ではない気がする。 重量盤(180g)で復刻新リリースされた「Bags meet Wes!」を聴いてみたが、いつもとは雰囲気が違う。ウエスのギターがカリッと乾き、M.ジャクソンのバイブが伸びきっている。ワウフラッターのない正確な回転が倍音を忠実に再現しているからかもしれない。 週末に思う存分音出しして聴き込んでみるつもりだ。 |
クラフトのGT2000仕様の問い合わせが何人かの方からあった。先日お伺いしたSさんから、まだ許可を頂けないので、詳細は公開できないが、一部ならOKということで画像をUPしてみた。アーム本体の下から出ているケーブルの取り回しは、ベースに穴を開けて上に出している。
ご存知のように、AC4400はロングアームなので、GT2000からはみ出ししまう。収納は回転表示筒の上にシェルを持ってくると、ぴったりとカバーを掛けられる。・・・・細かいインプレができないのがもどかしい・・・・・

12月1日
女々しいかな、クラビスの音が忘れらない。おとといOTさんと二人で聴いたE.コスタが最後となってしまった。オラクルとSMEとクラビスは、コスタが襲い掛かって来るような恐ろしいほど凄みのある音だった。あのままアームパイプを付けておけば良かったと、何度も悔やまれる。YさんOTさんや種さんMaywind
さんKさんほか沢山の方からからお悔やみと励ましのお言葉を頂いた。嬉しくて涙した。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
OTさんから頂いたメールに「・・・そして、この記憶こそが、オーディオをしている実感なんです。」と、書かれていたが、確かにオーディオは「あの時のあの音良かったなア」を求めて、彷徨うものなのかもしれない。種さんから「でも、きっとその分新しいカートリッジとの出会いが待っているでしょう。」と励まされ、その気になって性懲りもなく今日もまたオーディオで遊んでしまった。と、現金を装ってはいるが、想い出すと今でも胸がキュンとなってしまう。
12月7日の「Studiok'sで音に戯れる会」は、こちらがスケジュール調整をしている間に定員オーバーで締め出しを食らってしまった。先日悔しいから種さんと「二人で黒子にでもなって珈琲を出す役ででも顔を出そうか」と言ったら、山本さん苦笑し「まあ二人はいつでも聴く機会があるから、他の人に譲ったら?」とたしなめられた。
それならばと今日ちょっとした用事もあったので、朝から山本さんのStudioに押しかけ、独り特等席で今絶好賞のZYXの音を堪能して来た。昨日自室で聴いた「ザ・ダイアローグ」が別物のように鳴っていた。奥行感と高さがまるで違う。三次元的にカッチリと音が定位する。確かにZYX、というか山本さんの音は今絶好調だった。
今日は一日(ついたち)。映画の日である。新作ロードショウが何でも¥1,000で観られる。しかも日曜日。カミサンと子供孝行をしておかないと、やりたい放題の私のオーディオライフも先が危うい。朝、山本さんの所で音のシャワーで耳を肥やした後、昼からカミサンたちを映画に連れて行き、目を肥やした。
最近はどういう訳か観る映画が「親子もの」づいている。まだ8歳のハナタレ坊主や切れまくり症候群の13歳のガキを抱えて、子育て真っ最中だからかもしれない。この半年でも「アイ・アム・サム」、「海辺の家」、「ロード・トゥ・パーディション」そして今日の「ジョンQ」と。この「ジョンQ」、客席のあちこちでこらえ泣きの声を聞いたが、私的にはもう一ひねり、二ひねり欲しかった。せっかく我が愛すべきD・ワシントンが出演しているのだから...と思った。
YAMAHAのGT2000にはいろいろなオプション物がある。中でもYSA-1や2のようなアームは有名なところだ。デスコンになって久しくなるが、今でもマニアにとっては人気の的だ。そのオプション物でなかなか手に入らないものの一つに砲金のターンテーブルがある。限定販売の上、価格も高かった(12万円)。以前ゴンさんからお借りして暫く試聴する機会があった。ターンテーブルの材質の違いによる音の差は、私の駄耳には正直なところそれほど聴き取れなかった。
いや純正品のアルミのターンテーブルでさえ重量5.8kgもあり、慣性モーメントも1.2t-cm2もある、極めて優れものの一流品だから、それだけでいわば完結している。両者の音質的な差というのは初めからほとんどないのかもしれない。ただ砲金はアルミの3倍以上も重い。慣性質量の増加に伴う回転精度の向上を狙ったものだと考えられるが、こういう付加価値的製品は音質以前に、希少品を所有しているという満足感の方が遥かに大きいのではないかと思う。もう立派な宝物である。
ガンメタル(砲金)製以外にステンレス製のターンテーブルもある、と以前から耳にしていた。YAMAHA製の純正のオプションではないと思う。カタログや資料を調べてもそれらしき情報はなかった。しかしこうも考えられる。YAMAHAの当時の開発者が砲金以外に材質を変えて試作品を作らせた可能性もある。試作品なので正規の販売ルートには乗らなかったが、どこかでそれが外に流出したのかも知れないと。
ガンメタル('砲金)は銅と錫の混合具合によって、使用状況や経年により腐食或いは変色が起こる可能性がある。製品によるバラつきもあるとは思うが、確かに私の使っているマイクロの砲金ターンテーブルは部分的に色がくすみ変色が始まっている。その変色を見越してか耐食性の極めて高いクロム・ニッケル系ステンレスSUS304
18-8材を無垢から削り出して試作品を作らせたとも考えられる。アルミよりは数倍重く、砲金よりも耐食性がある。しかしそれを製品化しようとしたらコストがかかり過ぎる。
むしろこう考える方が理にかなっている。マニアの人が精密加工が出来る金属加工工場に依頼して、純正品と全く同じ寸法・形のSUS304製のターンテーブルを酔狂で作らせたと。現にターンテーブルシートやアームベースの加工をやってのけるY31さんやVCYOYOさんがいらっしゃるのだから、可能性としてはこちらの方が高い。4mm厚の単純なシートでさえ¥21,000もするのだから、まあ製作コストは測り知れないが。
しかし一方YAMAHAはステンレスのシートPNEUMATIC DISC STABILIZER YDS-1をオプションで作って売っているのだから、ステンレスターンテーブルも密かに作っていたのかもしれない。
と、まあいろいろな憶測や推測が出来るが、現実にSUS304製のターンテーブルが存在するのだから、その製作過程は余り問題ではない。いやらしくも長々書いてしまったが、この目で幻のステンレス製ターンテブルを見てしまった。今自室にある。それがいいたくてここまで引っ張るか? 性格悪すぎ? でものっけから、ステンレス製ターンテーブルがありました、使ってみましたじゃ少し面白みに欠ける。数奇な運命?のターンテーブルの登場にしては、あっさりし過ぎてドラマチックではない。
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これが、幻のステンレス製ターンテブル。画像ではそれほどでもないが、実物は目が潰れてしまうほどの妖艶な輝きを見せている。傷もなければ、勿論錆びや変色もない。外観はアルミ製と寸分違わず同じだ。 YAMAHAの裏純正品ではないとすると、設計図が流出したか、その道のプロが現物のアルミ製から測定して設計図を起こし、それをベテランの金属加工職人の手に渡したとも考えられる。そうだとすると出来栄えは正に職人ワザだ。 重量はハカリがないので分からない。感触的にはアルミの3倍近くはある重さだ。近々体重計で測ってみることにしよう。外観的な特徴は輝きと重さ以外には純正アルミ製ターンテーブルと全く変わらない。色も若干?似ているので、初めて見る人は説明を聞かなければ、色を付けたアルミ製と思ってしまうかもしれない。 |

勿論左がステンレス製のターンテブル 輝きも違うが、重さも半端じゃなく重い。 砲金製といい勝負だ。裏面も純正アルミ製と全く同じ形である。

とりあえず着装だけしてみた。 上に載っているのがアルミ製。 ステンレス製ターンテーブルに同じくステンレス製のYAMAHA純正シートを乗せてみる。これでGT2000Xはその重量にさらに磨きをかけた。さらにこのシートの着用で、それまでの叩くとキーンという金属音がピタリと止まり、ステンレスの固有音が消えてゴンゴンと鈍い音を立てるだけになってしまう。
明日以降オラクルとの対決が楽しみだ。ただ余り有頂天になっていると、何か又良からぬアクシデントが起きそうで怖い。得てして「物にも心」体験が幾度となくあるので、アルミ製ターンテブルがヒステリーを起こさないように、大事に愛でてあげようと思う。